リュウちゃんの懐メロ人生

日本のエネルギー問題に原発は不要だ！

ガス・コンバインドサイクル発電と日本海側に眠るメタンハイドレートのベストミックスで

日本のエネルギー問題は解決する！

政府が行っている「エネルギー政策に関する意見聴取会」で、政府側は「仮に2030年に原発ゼロが選択されたとすると、

（１）   その時のエネルギー比率は、火力65％、自然エネルギー35％

（２）   国民葬生産は８～46兆円減少

（３）   電力料金は、1,4～2,1倍上昇、

（４）   使用済み核燃料は全部地下に埋める

という、「脅し」をかけました。

この「脅し」に対し、リュウちゃんは、

「青山繁春氏が探索した日本海側に無尽蔵に眠る結晶状のメタンハイドレートと、ガス・コンバインドサイクル発電を組み合わせれば、日本のエネルギー問題は一挙解決だ」と主張しました。

前回のブログでは、青山さんのメタンハイドレートを中心に書いてみましたが、今回のブログでは、「ガス・コンバインドサイクル発電」について、やや詳しく書いてみたいと思います。

先ず、以下の「ガス・コンバインド発電についての広瀬隆氏の講演」をお聞き下さい。
http://youtu.be/LrYXGx5trgs

以上の動画で広瀬隆氏が言っていることを簡単にまとめてみました。

（広瀬隆氏の講演の要旨）

（１）   世界のエネルギーの趨勢はガス・コンバインド発電に向っている。

（２）   その理由は、（A）エネルギー変換効率が55％と抜群に高い（原発は30パーセント、これまでの火力は最大43％、）（B）燃料はメタンガスなので、汚染物は殆どゼロ、（C）停止しても、スイッチを入れると１時間で起動する。（D）原発は出力の２倍の廃熱を海に捨てるが、「ガス・コン」の廃熱量は出力の1/2に抑えられる。

（３）   アメリカが原発ルネサンスと云っていたブッシュ政権下で米エネルギー省が策定した2007年～2030年のエエネルギー計画では、電力エネルギーの主体は完全に「天然ガス」になる。

（４）   天然ガスの埋蔵量→油田やガス田で採掘される従来型の天然ガスに加えて、「未来型」と云われる「コールベットメタン（CBM）」、「タイトサンドガス」、「シェールガス」、「メタンハイドレート」などの新たな天然ガスの存在がクローズアップされて来た。

（５）   従来型の天然ガスの埋蔵量は世界の使用量の60年分とされているが、「メタンハイドレート」などの「未来型天然ガス」の埋蔵量は、従来型の５倍ほど在ると試算されている。「未来型天然ガス」だけで、少なくとも世界の使用量の300年位埋蔵されていることになる！

（６）   アメリカはシェールガスの大量産出で、エネルギールネサンスを迎えている、日本も従来型天然ガスを途方も無い価格で輸入するよりも、アメリカの安価なシェールガスを輸入すれば、火力の燃料費が劇的に下がる。

（７）   原子力と経済成長は何ら関係がない。むしろ原発を持っていない国々のほうが高い経済成長を実現している。

（８）   原発の代替エネルギーとして、「自然エネルギー」を推進しようとしている人が多いが、これは原発村の思う壺、現在のところ、「自然エネルギー」では代替出来ない。

しかし、幾ら性能の高いガス・コンバインドサイクル発電であっても、燃料が従来型の輸入に頼るLPGなどでは、「仏作って魂入れず」となりますね。

広瀬隆氏が提唱する「ガス・コンバインドサイクル発電」と、それを動かす燃料として青山繁春氏が探索した「日本海側のメタンハイドレート」を使うことよって、日本は早期に原発をゼロに出来、、二酸化炭素の排出も1/2になり、電力料金も大幅に下がり、経済成長も達成可能であるとリュウちゃんは主張致します。

（反・原発者の皆様へのメッセージ）

毎週金曜日に首相官邸前で原発再稼働反対のデモをされている皆様、「さよなら原発1000万人アクション」の活動をされている皆様、「反原連」の皆様、原発に反対されている全ての皆様、僭越ながら、リュウちゃんは以下のメッセージを送らせて頂きます。

（メッセージ１）原発の代替物として、ガス・コンバインドサイクル発電の普及を政府、電力会社に要請しましょう。

これまで、反・原発の方々は、原発の代替エネルギーとして、太陽光や地熱・風力発電を持ち出すケースが多かったと思いますが、これは広瀬隆氏もいうように、「原発推進側の思う壺」です。

昨年８月に成立した「再生エネルギー買い取り法」では、太陽光発電の買い取り価格は１キロワット/時あたり42円（風力は57円）、と現行の電力料金の２倍以上の高値で強制的に電力会社が買い取ることになっています。しかも、この価格は電力料金に上乗せされます。

自然エネルギーは脱・原発のユートピアですが、残念ながら現在のところ「絵に書いたユートピア」です。政府を否が応でも脱・原発に向わせる為には、代替物として、ガス・コンバインドサイクル発電を提唱しましょう。

（メッセージ２）デモのプラカードに「日本海側のタンハイドレートで原発ゼロは今すぐ実現出来る！」と大きく書いてアピールして下さい。

政府・経産省は、太平洋側のメタンハイドレートの探索ばかりやっていますが、これは結果的に失敗しました。しかし政府は、この失敗を覆い隠し、青山繁春氏らが探索した日本海側の良質なメタンハイドレートの存在を認めようとしないばかりか、青山氏らの探索の邪魔をし、この大資源の存在を国民の目から覆い隠そうとしています。

デモのプラカードに上記のことを大書きし、シュプレヒコールの波を浴びせかけることが、政府がひた隠しにしている「日本海側のメタンハイドレート」の存在を広く国民に知らしめる一番有効な手段であり、政府に脱・原発に向わせる最強にしてほぼ唯一の手段だと思います。

最後にもう一度繰り返します。

日本のエネルギー問題に原発は要らない。

ガス・コンバインドサイクル発電と、その燃料としての日本海側に眠るメタンハイドレートのベストミックスで、

日本のエネルギー問題は解決する！

（注）コメント蘭に、（１）として「現在の電力会社のガス・コンバインドサイクル発電の稼働状況、（２）として「2011年３月10日以来の電力各社の株価の推移を書きます。何らかの参考になれば幸いです。

中島みゆき「世情」

http://youtu.be/e9PhYInaBOw