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リュウちゃんの懐メロ人生

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2012年09月06日
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カテゴリ:原発問題

 

放射性廃棄物は、

人間の手では全く処理不可能な「悪魔の産物」だ!

500px-Rokkasho_2.jpg

(六ヶ所村再処理工場全景)

 

 

9月4日の朝日新聞夕刊一面トップに、以下のような見出しが躍りました。

「負担増・再稼動に影響・安全保障/原発ゼロの課題指摘」

 

記事によれば、野田政権は9月4日にエネルギー・環境会議(議長:古川国家戦略相)を開き、「原発ゼロ」にした場合の課題をまとめたのだそうです。以下に、その課題として挙げられた項目を挙げて見ます。

 

(野田政権がまとめた「原発ゼロ」の課題)

(A) 家庭や企業への影響

(1)  電力が不足する恐れ

(2)  自然エネルギーの開発強化

(3)  電気料金が上がる可能性、

(4)    原子力の技術や人材の喪失、

(B) 原発の立地自治体

(1) 使用済み核燃料の保管への影響、

(2)    原発再稼働への理解

(3)  原発中心の産業構造の転換、

(C) 海外諸国

(1) 原子力協定を結ぶ日米関係に影響

(2)   石油やガス調達時の価格交渉力の低下、

(D) 政府)

(1)  関係省庁で大幅な政策変更、

(2)   温暖化対策への対応、

 

リュウちゃん、この記事を読んで、呆れ返ってしまいました。

これは、従来の原発村の「脅し」そのものではないか!

 

この記事を一面トップで報じた9月4日の朝日新聞夕刊の11面には、以下のような記事が出ていました。

 

電力会社で作る業界団体「電気事業連合会(電事連)」は、「原発ゼロ」にした悪影響をまとめ、民主党議員に「根回し」をした。その内容は、政府がまとめた上記「原発ゼロの課題」にも反映されている。国民的議論を経て打ち出す新しいエネルギー政策に「原子力村」が影を落としている。

 

リュウちゃんに云わせれば、野田政権がまとめた「原発ゼロの課題」は、「原子力村が影を落としている」というような生やさしいものではなく、正に従来の「原発村」の主張そのものです。これまで薄々と判っていた野田政権の原発村の意向に対する全面服従が、この「課題」の発表によって完全に明確なものになりました。

 

野田政権の云っている「原発ゼロの課題」は。かなり判りにくいので、以下、リュウちゃんなりに「課題」を整理して、反論して見たいと思います。

 

(課題1)原発をゼロにすると、電力の安定供給が出来なくなり、電力が不足する恐れが生じる。当面、火力で不足分を補う場合、燃料が高騰しているので、電力料金は現在の2倍程度に上げざるを得ない。自然エネルギーの開発強化が急がれるが、まだエネルギーの主役に出来るかどうかは未知数である。

 

(課題1のリュウちゃんの反論)

この「課題1」は、これまでリュウちゃんのブログで散々論じて来た事柄です。リュウちゃんの前回のブログ(以下)をもう一度読んでみて下さい。

http://plaza.rakuten.co.jp/0511katutyan/diary/201209020000/#comment

 

(課題2)使用済み核燃料は、原発が稼働すれば、再処理をして稼働している原発の燃料として再利用出来るが、「原発ゼロ」の場合、再処理せずにそのまま地下に埋めざるを得ない。

 

(課題2のリュウちゃんの反論)

原発の最大の問題の一つは、「使用済み核燃料」の最終処分の方法が全く見つからないことです。

 

「使用済み核燃料」の処理のために、日本では青森県に「六ヶ所村再処理工場」が1993年に作られました。しかし、建設から19年が経った現在でも、未だに「試運転」の段階、本格的な再処理は一度も行われたことがありません。これまで「六ヶ所村再処理工場」の建設には、実に2兆2千億円もの巨費が投じられましたが、実際はこの始末、

フランスのラ・アーグ再処理工場では、再処理の過程で空中や海中に放出される放射物質の量は、僅か1年で、これまで世界中で行われた地上核実験の放射性物質の総量を上回るのだそうです。

六ヶ所村再処理工場が本格的に稼働したならば、やはりラ・アーグと同じような問題が起きるのは確実です。現に「六ヶ所村再処理工場」の建設に先立ち、事業者が国に提出した環境に放出される放射性物質の推定放出量は、(1)空中への放出量がクリプトン8533京ベクレルを始めとする計33京2千兆ベクレル、(2)海中への状出量がトリチウムを始めとする計18千兆ベクレル、

両方を合計すると、

何と、一年間に35京ベクレルもの放射性物質が「六ヶ所村再処理工場」一箇所から年々放出されることになる!

しかも、この膨大な放射性物質の空中・海中への放出は、「これらの多くは大気や海水によって希釈されるので人体に影響が出るレベルの線量にはならない」との理由で、政府から認定されているのだそうです。

 

昨年の福島第2原子力発電所の大事故で放出された放射性物質の総線量は、約90京ベクレルと推定されています。

若し「六ヶ所村再処理工場」が本格的に稼働するようになれば、毎年毎年、フクイチの総排出量の1/3強もの放射性物質がバラ撒かれることになる!

 

政府・原子力村は、処分に困った使用済み核燃料を、「核燃料サイクル」という口当たりのいい言葉によって処理しようと企みましたが、「核燃料サイクル」の中核をなす「「六ヶ所村再処理工場」自体が再処理の過程で野放図に放射性物質を放出するものだということが判って来ました。

 

「核燃料サイクル」という甘い言葉に騙されてはいけません。

放射性廃棄物は、最終処理はおろか、中間処理もまともに出来ない、「悪魔の産物」と云うべき代物なのです!

 

 

(以下、野田政権の「原発ゼロの課題」へのリュウちゃんの反論(2)」に続きます)

ーーー

 

リュウちゃん、6日の夕方から、群馬の孫達に会いに行きます。

帰宅は9日の夜になります(この間、PCとはお別れです)






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最終更新日  2012年09月06日 16時59分45秒
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