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テーマ:最近観た映画(54)
カテゴリ:外国映画(洋画)
ああ無情! ジャン・バジャンの無償の愛に感動!
(「レ・ミゼラブル」予告編) http://www.youtube.com/watch?v=cl9gni_N_hk
先日、12月21日公開の映画「レ・ミゼラブル」を観てきました。 昭和21年うまれのリュウちゃんにとりましては、小学校4年生の時に読んで感動し、リュウちゃんの海外小説の原点となった物語だったのです。
リュウちゃんはこの物語を、「講談社・世界名作全集」の第1巻で読みました。この全集は、昭和20年代の初期から刊行され始め、下記サイトのように昭和25年頃には200巻近く刊行されていました。 http://homepage1.nifty.com/ta/0ka/kodan/mei_1950.htm
リュウちゃん、この「世界名作全集」で小学校時代に世界中の物語に魅了されたのです。上記サイトにリストアップされた世界の名作で、この全集で読んだ作品を出来るだけ挙げて見ます
(このリストは長くなりましたので、コメント欄に書き込みます) おお!、上記、昭和25年時点で発売されていた全180巻の「世界の名作」の内、何と50巻以上も小学校4年から中学校の低学年までに読んでいたことになる、
我ながら凄い!
フランスの文豪・ヴィクトル・ユーゴーが1862年に著した「レ・,ミゼラブル」は日本では明治時代に黒岩涙香の手により、「噫無情(ああむじょう)」として翻案され、戦前から戦後にかけて広く読まれるようになりました..
戦前の日本でも度々映画化されたようで、ウィキペディアには、9本の映画が挙げられています。
リュウちゃんが「レ・ミゼラブル」の映画を始めて観たのは、1957年制作のフランス映画で、ジャン・バルジャンを名優ジャン・ギャバンが演じた作品でしたが、観た時が小学校時代で、その後再見する機会も無かったので、印象はあまり残っていません。ジャン・ギャバンのジャン・バルジャンのみが印象に残っています。
今回観たミュージカル版の「レ・ミゼラブル」ですが、リュウちゃんは以下のような感想を持ちました。
(1) 少年時代に読んだ「ああ無情」が、そのまま映画になった。映画のストーリーは昔読んだ「ああ無情」そのままで、何の違和感も感じなかった。 (2) 今回の映画では、男性陣よりも女性陣が印象に残った。特にコゼットの母親ファンティーヌを演じたアン・ハサウェイの神々しい美しさは圧巻だった。 少女時代のコゼットを演じたイザベル・アレンも素晴らしい。黒澤明監督「赤ひげ」の二木てるみを彷彿した。
成長したコゼットを演じたアマンダ・サイフリッドの清楚な美貌にも大満足だった(彼女の写真は、冒頭の映画のスチル写真でご覧下さい) (3) 主役のジャン・バルジャンを演じたヒュー・ジャックマン、マリウスのエディ・レッドメインは共に不満だ残った。ジャベールを演じたラッセル・クロウは流石に素晴らしいと思った。 (4) このミュージカルは「サウンド・オブ・ミュージック」などと違い、全編歌いっぱなし、普通に語る部分も音楽が付いている。語りの部分は古典時代のオペラのレチタティーヴォであり、ミュージカルでは「シェルブールの雨傘」や「エビータ」のような形式である。
以下にYou-TubeにUPされているミュージカルナンバーを幾つか貼り付けてみます。映画で一度聴いただけではどの曲も印象が薄かったのですが、改めて聴いてみますと、いい歌が多いなと思いました。 (A) プロローグ「囚人の歌」 http://www.youtube.com/watch?v=IZdjz6lLngU
(B)「夢やぶれて」(ファンティーヌのアリア) http://www.youtube.com/watch?v=3Nu7A_nwiSQ
(C) 「雲の上の城(Castle on a Cloud)」(幼いコゼットのアリア) http://www.youtube.com/watch?v=glnoF9LKfKw (D)「星よ」(ジャベールのアリア) http://www.youtube.com/watch?v=fB1OgS0MuBs (D)「愛は心に溢れて(A Heart Full of Love)」(コゼット、マリウス、エポニーヌの三重唱) http://www.youtube.com/watch?v=25QIme76Rh8 (E)「彼を帰して」 http://www.youtube.com/watch?v=UaI9BPKhExk (F)「One Day More」 http://www.youtube.com/watch?v=fvF-6lRFqSA
悔い改めてからのジャン・バルジャンの無償の愛の行為、幼い頃に読んでリュウちゃんの心の中の古典となった「ああ無情」が、再び今回の映画で新しい心の古典になったような気がしました。 凡人のリュウちゃんはとてもジャン・バルジャンのような聖人にはなれそうもありませんが、いつも心に彼の無償の愛を刻んでいたいと思っています。
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