春日大社初詣～孫達と奈良で遊ぶ

2013年01月09日

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テーマ：国内旅行どこに行く？(56316)

カテゴリ：国内旅行

1000年の春日の大杉

平成の浮世を静かに見守るか

元日は人っ子一人いない若草山に登り、静かな新年を迎えましたが、２日に群馬から孫ちゃん一家が来襲、俄かに賑やかな新年になりました。

で、初詣は何処に行こうかという話になり、鹿のいる奈良公園の中にある「春日大社」に行ってみることにしました。初詣というより、奈良の鹿と戯れに行こうというのが春日大社に決めた主な理由です。無信心者のリュウちゃんならではの発想ですね（笑）

１月３日の午後から、リュウちゃん夫妻、娘夫婦と２人の孫ちゃんの計６人で法隆寺からJRの電車、奈良駅から市内循環バスを使って春日大社に行きました。

バス停を下車して、春日大社の参道に入りまと直ぐに鹿の群れがあちこちに見えてきました。早速、二人の孫ちゃんに鹿せんべいを一束づつ買いました。

鹿せんべいは、どんな材料で作られているのだろう？

人間も食べることが出来るのかな？

「鹿せんべい」は、奈良の鹿愛護会が商標登録し、製造販売しているもので、売り上げは愛護会の活動資金として使われているそうです。材料は「米糠」と「メリケン粉」だそうですが、人間様の食べるせんべいと違って、砂糖などの調味料や添加物は一切使用していないので人間様には無味ですが、食べても問題は無いそうです。

上の孫ちゃんは、しっかりと鹿さんにせんべいをやることが出来ましたが、下の孫ちゃんは、まだ幼くて、鹿が近づいてきますと腰が引けてしまいます。鹿さんと仲良しになるには、あと１年くらい掛りそうです。

下の写真は参道の燈篭の間から顔を出した小鹿と孫ちゃんのスリーショットです。

この参道周辺には小鹿ばかりいたのですが、すぐ近くに鹿を保護・収容する「鹿苑（ろくえん）」があり、ここでは病気や怪我をした鹿が現在、約300頭、収容されているそうです。

奈良公園の鹿は夜、何処で寝るのだろう？

リュウちゃん、これまで、奈良公園の鹿は夜になると「鹿苑」に集まって来て、ここで一夜を明かすものとばかり思っていましたが、「鹿苑」はあくまでも病気や怪我をした鹿を一時的に収容する施設で、健康な鹿が一夜を明かす場所は、奈良公園内の別の場所に点在しているようです。夜、「鹿苑」に収容されるのであれば、とても「野生の鹿」とは云えませんからね。

冒頭の写真は「春日大社の神木」、樹齢1000年と云われる「大杉」です。

幹の周囲8,7m、樹高25m、もっとも、この神木の上部は雷に打たれた為か、相当な部分が欠損しています。1000年の時代の波に洗われた神木は、平成の世をどんな風に見ているのでしょうか？

上の孫は今年小学校に入学します。

娘に聞きましたところ、小学校への通学は、片道徒歩で40分も掛るそうです。

幼稚園一のおチビさんなので、大きなランドセルを背負って片道40分もの徒歩通学が果たして出来るのか、爺ちゃんといたしましては、はなはだ心配なのですが、「可愛い子（孫）には旅をさせよ」という格言にもありますように、リュウちゃんの心配が杞憂になることを祈るばかりなのです。

今回、初めてリュウちゃん夫妻の写真（イラスト）を公開します！