伊勢・内宮の八重の桜と松阪・朝田ﾃ寺の牡丹

2013年04月25日

(20)

宇治橋の下を流れる五十鈴川

八重の桜に彩られ、、、

先日、久しぶりに伊勢・内宮の傍にある女房の実家に夫婦で里帰りしました。

二人で里帰りする時は、いつも女房が運転する車で、リュウちゃんは助手席に座って行くのです。

本来なら、夫のリュウちゃんが運転し、女房が助手席というのが世間一般の常識なのですが、リュウちゃんは９年前に糖尿病性網膜症を発症して、現在視力障害５級の障害者手帳を交付されている身の上、普通免許はおろか、原付き二輪車の免許も持たない身の上なのです。

母ちゃん、ゴメンな、

今年の伊勢神宮は、20年毎に行われる式年遷宮の年に当たります。伊勢神宮の式年遷宮は、持統天皇の治世の西暦690年（持統４年）に第１回が行われ、以後戦国時代などに中断はあったものの、1300年に渡って連綿と受け継がれ、今回が62回目の式年遷宮ということになります。

式年遷宮の本番は、内宮が10月２日、外宮が10月５日で、まだ半年先なので、今回の里帰りは、式年遷宮とは関係なく、今年95歳になる女房のお袋さんの顔を見に行ったという次第です。リュウちゃんは、伊勢神宮の八重の桜の写真を撮るという目的がありました。

冒頭及び下記の写真は、内宮の入口に当たる宇治橋の下に咲いていた八重の桜です。このアングルで撮影するために、参道から少し外れた場所に入りました。

下の写真は、宇治橋から五十鈴川を少し下った地点から撮った写真です。遠方に霞んでいる山は、伊勢志摩地方を代表する霊山、朝熊山（あさまやま）です。

この山の山頂付近には、空海が真言密教の道場として開いた金剛證寺と、伊勢界隈の人々が葬儀の後にこの山に登り、故人の塔婆を立てて供養する金剛證寺奥の院があります。

この塔婆供養は全国的にも知られていて、かっては美空ひばりや石原裕次郎の塔婆もありました。

女房の実家に行く途中、一度行きたいと思っていた松阪市の名刹・朝田寺（ちょうでんじ）に初めて立寄りました。

（以下は朝田寺のHPです）

この寺は牡丹の寺として有名で、50種600株の牡丹が４月末に見頃になります。

http://www.youtube.com/watch?v=RcsR8L2DKFk

リュウちゃんが朝田寺を訪れた日は、残念ながらまだ牡丹は「咲き始め」で、下記の写真の牡丹のみが満開でした。

下の写真は本堂の裏庭の流水池に泳ぐ鯉です。

いずれも見事に大きい鯉でした！

リュウちゃんがこの寺を訪れたいと思ったのは、この寺の住職の榎本君が、高校の合唱部の２年後輩だったからです。上記HPは、榎本君が管理者として書かれているようです。

このHPの中のブログに「朝田寺の娘はソプラノ歌手」という記事があります。

実はリュウちゃん，先日、このブログに実名でコメントしました。

残念ながら、今年は牡丹の満開の時期には行けそうもありませんが、来年は絶対、朝田寺の満開の牡丹を堪能したいと思っています。

「五人会」の皆様、

来年は朝田寺に牡丹を観に行きましょうね。

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小出裕章『原発と憲法９条』は、奈良・大和郡山市にある小さな出版社・遊絲社（ゆうししゃ）より発売されています。皆様、是非この本を最寄の公共図書館にリクエストして下さい。そのことで、この本が全国の原発に関心のある人々に広く読む機会が与えられることを期待致します。

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最終更新日 2013年04月25日 18時02分20秒
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