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カテゴリ:日本映画(邦画)
「風立ちぬ」の宮崎駿監督、引退、 本当なのか? (宮崎駿監督)
9月2日の朝刊に「宮崎駿監督が引退」という記事が踊りました。その日の朝のTVのニュースショウにも、この話題が大きく採り上げられました。
新聞、TVの報道によれば、宮崎さんの引退は、第70回ベネチア映画祭の開催されているベネチアで、現地時間9月1日午後1時に開かれたスタジオジプリの星野康二社長による公式記者会見で明らかにされたようです。
下記は9月2日の朝日新聞デジタル版の記事です。 http://www.asahi.com/culture/update/0901/TKY201309010145.html
上記の記事によれば、ジプリの星野社長は宮崎監督から「くれぐれもよろしく」というメッセージを託されて、この引退発表を行ったようで、宮崎監督の引退の決意は固そうに思われます。宮崎監督本人は9月6日に東京で正式な記者会見をする予定だそうです。
宮崎監督の引退決意は本当なのかな?
通常、映画監督は生涯現役が普通で、昨年5月に100歳で亡くなった新藤兼人監督が遺作となった「一枚のハガキ」を発表したのが99歳の時、死の間際にも新作を構想していたようです。
世界的巨匠である黒澤明監督が最後の作品「まあだだよ」を発表したのは83歳の時ですが、彼はその後、自ら脚本を書いた「雨あがる」を監督しようと思っていましたが、脚本執筆中の旅館で転倒骨折、その後、療養生活に入り、5年後に脳卒中で死去、最後まで監督にこだわっていました(「雨あがる」は、2000年に黒澤組の助監督だった小泉 堯史監督によって見事に映画化されました)
今年1月に80歳で亡くなった大島渚監督は、63歳の時に脳出血を起し、右半身不随、言語障害になりましたが、約3年のリハビリを経て、67歳の時に最後の作品となった「御法度」を発表しました。
「男はつらいよ」の山田洋次監督はもうすぐ82歳になりますが、今春公開された「東京家族」は素晴らしい映画でした。現在、来春公開予定の新作の製作に入っています。
以上の日本映画の巨匠の例でも判るように、映画監督という職業は、ファン及び製作会社から相手にされなくなった以外の理由で引退するものではないものだと思います。宮崎監督の引退の理由は、多分「ファンタジーの枯渇」だと思われますが、リュウちゃんは、宮崎アニメを観て、「年を経て、益々彼のファンタジーは自由奔放、融通無碍になって来た」と思っています。
宮崎さん、 あなたのアニメは、まるで「ハウルの動く城」の主人公ソフィーのように、だんだん若くなっている !
ここで宮崎アニメファンの端くれの一人として、彼の長篇アニメ全11作品の予告編を貼り付けます。
「ルパン三世:カリオストロの城」(1979年) http://www.youtube.com/watch?v=JnSS_uOBjSc
「風の谷のナウシカ」(1984年) http://www.youtube.com/watch?v=8Ma65PO4kiA
「天空の城ラピュタ」(1986年) http://www.youtube.com/watch?v=rmxPV7xOOZU
「となりのトトロ」(1988年) http://www.youtube.com/watch?v=VCuULxET4Js
「魔女の宅急便」(1989年) http://www.youtube.com/watch?v=IzFfQBhVo7Q
「紅の豚」(1992年) http://www.youtube.com/watch?v=bYpEmPCNOpY
「もののけ姫」(1997年) http://www.youtube.com/watch?v=jaqEmuSgSWU
「千と千尋の神隠し」(2001年) http://www.youtube.com/watch?v=yvX0IIfX0GE
「ハウルの動く城」(2004年) http://www.youtube.com/watch?v=m8pa2AcNHXE
「崖の上のポニョ」(2008年) http://www.youtube.com/watch?v=bskgNOXbdiE
「風立ちぬ」(2013年) http://www.youtube.com/watch?v=-Q6pStcvr4U
宮崎アニメは、最近のディズニーアニメなどと違って、殆どCGを使っていず、殆ど全て途方も無い手間の掛かるセル画を一枚ずつ手書きで書いていくという手法で作られています。新作「風立ちぬ」では、300人のアニメーターを動員して、約16万枚のセル画により、2時間6分の本編が出来上がったのだそうです。
黒澤明監督のような、「実写映画」の監督と違って、アニメの監督は、「風立ちぬ」の堀越二郎のように、終日机に向って、精密な絵を描き。チェックしていく作業ですね。 ですから実写映画の監督と違って、目が悪くなったり、手が動かなくなったりすると、アニメ映画の監督は務まらないのかも知れませんね。
9月6日の記者会見で、宮崎さんがどういう発言をするのか、ファンの端くれとしましては、ただ見守る他はないのですが、出来る事なら、以下のように言って欲しいと期待しています。
9月1日の星野社長の記者会見は冗談でした。 次の新作は「紅の豚」の続編、「ポルコ・ロッソ 最後の出撃」」を予定しています。
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