リュウちゃんの懐メロ人生

靄に煙る谷川の峰秋の色

９月22日（日）、リュウちゃん夫婦、二人の孫ちゃん、娘（孫ちゃんの母親）の５人で谷川岳に行ってきました。娘の旦那（孫ちゃんの父親）は、名古屋方面に仕事で出張の為、運動会と谷川岳行にも参加出来ませんでした。

谷川岳は群馬県みなかみ町と新潟県湯沢町の県境にある標高1977mの山で、日本百名山の一つに挙げられています。

標高2000ｍ弱と比較的低い山にも拘わらず、急峻な岸壁、複雑な地形、急激な気候の変化のある山で、昭和６年から平成17年までの74年間の遭難死者の数は781名と、日本の山の中では群を抜いた死者数を出しており、こうしたことから、別名「魔の山」、「人喰い山」、「死の山」などとも呼ばれています。

勿論、リュウちゃん一行は本格的な登山をする訳ではなく、小さい孫ちゃんを連れた高山ハイキングが目的ですので、いつもの軽装で、おにぎり弁当を用意して、娘の運転する車で出掛ました。

孫ちゃん達の家から谷川岳のロープウェイの駅（土合口駅）まで車で30分の距離です。

今回は車で行ったのですが、電車で行こうとすると、最寄の駅はJR上越線の土合（どあい）駅になります。

下の写真は、土合駅下りホームから、改札口方向を見上げた写真です。

この駅は下りホームと上りホームが大きく離れていることで有名で、「日本一のモグラ駅」として親しまれています。

下りホームは清水トンネルの中にあり、上りホームとの標高差は、何と81mもあります。下りホームから改札口に行くには、486段の階段と、約150ｍの通路を通って、普通に歩いて約10分も掛かるのです。

上越線の土合駅から谷川岳ロープウェイの土合口駅までは徒歩20分の距離です。

AM９時30分に出発、谷川岳ロープウェイの土合口駅に着いたのがAM10時ジャスト、

ロープウェイで天神平駅（標高1319m）まで上り、そこからリフトで天神峠（標高1502m）まで上りました。下の写真は、リフトで上る途中で撮影しました。

この辺り（天神平）は、５月はミズバショウ、カタクリ、７月にはニッコウキスゲなどが咲き乱れる「お花畑」になります。冬は上越地方屈指の「天神平スキー場」になります。

冒頭及び下の写真はリフトを上った「天神峠」から谷川岳の山頂を撮ったものです。

「天神峠」から谷川岳山頂までは標高差475m、歩行距離は約３km、肉眼で見ていますと、すぐに辿り着けそうに見えるのですが、勿論、この軽装では無謀なので、暫しこの界隈を散策し、昼前にリフトで天神平まで下り、駅横の展望所で（下の写真のように）おにぎり弁当の昼食を摂りました。写真の背景にある山は標高1945mの「朝日岳」です。

この日の天神平の最高気温は16℃、かなり寒い！

「お花畑」はシーズンオフだったので、早々に下山し、水上温泉に移動しました。温泉には浸かりませんでしたが、無料の「足湯」、「道の駅」、淡水魚の水族館「水紀行館」（下記ＵＲＬ）などがあり、半日は十分に楽しめる所です。

http://crx7601.com/archives/33366119.html

下の写真は、利根川源流での「水遊び」です。

今日の利根川の水量は大変少なかったのですが、普段は川底が見えない急流になります。ここは、ラフティング（激流川下り）、キャニオニング（渓流下りなど）、カヌー、バンジージャンプ、パラグライダーなどが楽しめる日本一のアウトドア・スポットなのだそうです。

夕方近くまで水上温泉で遊んで、ＰＭ５時頃帰宅、

リュウちゃん、すっかり疲れてしまい（歳ですかね）、夕食に缶ビール（ロングサイズ）２缶を飲んで、孫ちゃん達より先に就寝しました。

孫ちゃん達、本当に成長したね。

また一緒に遊ぼうね。

（以下、孫を訪ねて群馬行（３）に続きます）