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カテゴリ:時事問題
新垣隆氏の記者会見も衝撃だったが 「週刊文春」の記事は、より衝撃的だ!
前回に続き、「週刊文春」のスクープ記事から、記者会見では明らかにならなかった部分を再構成してみます、
(3)出版された自伝の「からくり」 ★ 2007年、佐村河内は、自伝「交響曲第1番」を講談社から刊行、 ★ 自伝によれば、「4歳の時から母にピアノを教えられ、10歳の時は母から<もう私が教えてあげられることは何もない>と言われた。次の瞬間に、目標が交響曲を書くことに止揚した」とあるが、後にこの本を読んだ新垣隆は愕然とした。 ★ 「全体に嘘だらけのものですが、特に幼少時代のピアノレッスンの部分は、かって私が彼に聞かれるままに自分の幼少期のレッスン体験そのままでした(つまり、音楽のみならず、少年期の自伝も新垣氏の体験だったという訳です) ★ その余りの捏造ぶりに驚いた新垣は、(2013年7月)読了後すぐに佐村河内に(以下のようなメールを出した。 「この本が世間に流布し、その内容を全て事実と信じている多くの人々が存在している現在、これ以上今のことを続けるのは、非常に「危険」、~現在のオーケストラ及びピアノソナタのツアーまでを最後として、ここで一度活動を打ち切るのが賢明かと思います」 ★ 上記のメールをした後で佐村河内の自宅を訪ねた時には、彼は突然、土下座をして、「まだ作ってくれ」と言ってきました。そして明らかに奥さんの筆跡である手紙を出して来た。そこには、「もしこのことが明らかになると、私たち夫婦は死にます」という旨のことが書いてあった。奥さんも全てのからくりが判っていた筈です。
リュウちゃん、以上の「週刊文春」の記事を読んで、以下のように感じました。 ひょっとすると、音楽のみならず、 自伝本もゴーストライターがいたのではないのか?
(4)「NHKスペシャル制作直前のメール ★ 2008年、この「自伝」を読んだTVディレクターの古賀淳也は、取材に訪れ、「筑紫哲也NEWS23」で紹介した(この時から佐村河内と古賀の関係は局や番組を超えて5年にも及んでいる) ★ 古賀は友人として佐村河内のマンションを訪れ、その過程で佐村河内は被災地へ贈る鎮魂歌「ピアノのためのレクイエム」の作曲に取り掛かり、古賀はその模様を番組化することを企画した。
NHKスペシャル「魂の旋律~佐村河内守の音楽」のクライマックスは以下のようになっています(撮影:2013年2月19日) (1) 先ず、ナレーションで「曲を作り始めて2ヶ月、作曲は大詰を迎えていた。2日間全く寝ていない」、そして、まだ何も書かれていないサラの五線譜が映される。佐村河内がサラの五線譜を持って部屋に篭る。 (2) 部屋の外で曲の完成を待つこと12時間、2013年2月19日午後8時、佐村河内はスタッフが待機するリビングに姿を現し、「完成しました」と告げる。 (3) スタッフが部屋に入ると、机の上に完成した「レクイエム」の手書きの楽譜が置かれていた。
「週刊文春」には、このシーンを撮影するための裏事情が判る佐村河内から新垣氏へ送ったメールが詳細に書かれています。 このメールこそは、 正にペテン師佐村河内守の真骨頂です! ご熟読下さい。
★ (2月9日のメール):「被災地のためのピアノ・レクイエム」18日に新宿喫茶で納譜をお願いします。 ★ (2月12日のメール):全く同じサラの五線譜を持参願います。理由は、「さて、これから記譜を開始します。カメラは外に出て下さい!」という時に、これから私が記譜していくであろうサラの五線紙が映っていないと不自然だからです。 ★ (2月14日のメール):19日の夕方にNHKスペシャルが私宅に到着し、直筆えんぴつ書き完成スコアをカメラの前で披露せねばならないのです!18日に私の外出がバレ、新垣さんとスコアの受け渡しを見られたらすべてアウトです! ここで提案です。18日、クロネコヤマト便の翌日指定で確実に発送できますか??? ★ (同じく2月14日のメール):くどいようですが、本レクイエム(12分)はNHKスペシャルで、天才作曲家が被災死没者すべてに捧げる為に命懸けで作曲した番組のトリを飾る大変大切な曲となります! ★ (2月15日のメール):誰が書いたか全く判らない普遍的な文字や記号はもちろんですが、おたまじゃくしを「濃く大きく」「正確な位置に」丁寧に記して下さい。 ★ (2月18日のメール):明日午前中必着指定宅急便は偽名でお願いします。NHKスペシャルスタッフがマンション下で待機しています。念には念をいれて新垣さんのお名前の部分のみ偽名として下さい。■送り主「高橋一也」
以上の佐村河内氏のメール、 正にサスペンス小説そこのけの面白さだ!
リュウちゃん、このゴーストライター問題の全体から、高校生の時に観たアラン・ドロン主演の映画『太陽がいっぱい』を思い出しました。 http://www.youtube.com/watch?v=zGvNbP9iHpk リュウちゃんのような一般の人間は、権威あるとされるNHKスペシャル番組にすっかり騙されてしまったのです。ゴーストライター騒動が発覚した現在、改めて NHKスペシャルの罪は極めて大きいと思っています。
次回は、改めてNHKスペシャルの問題を取り上げて見たいと思います。
(以下、「佐村河内守のゴーストライター問題(4)~NHKスペシャル<魂の旋律~音を失った作曲家>の功罪」に続きます)
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