リュウちゃんの懐メロ人生

徒然なるままに、、、、

雪の高野を一人歩む

２月19日、突然思い立って、高野山に出かけてみました。

突然といいましても、ちょっとした伏線がありました。

その一つは、以前から一度、南海高野線を使って高野山に行ってみたいと思っていたことです。リュウちゃん、これまで３度高野山に行ったことがありましたが、３度共、奥方の運転する車の助手席に乗っての高野山行き、

一度、一人で電車で行って見たい！

二つ目の伏線は、敬愛するブログ友さんの「Ｈｕちゃん」が２月19日から,

「冬の高野山」というフォトブログの更新を始めたことです。

（Ｈｕちゃん写真日記は以下です）

http://plaza.rakuten.co.jp/husan/diary/201402230000/

早速、19日更新のＨｕちゃんのブログに

「高野山へ行ってみます」とコメントし、そのコメント通りに高野山行きを実行したという次第です。

朝８時、ＪＲ法隆寺駅出発、ＡＭ９時、南海難波駅発の特急電車に乗り、ＡＭ10時30分、標高867mの高野山駅に到着、事前にバスの時刻表は調べていなかったのですが、昼の時間帯は、だいたい１時間に３本くらい「奥の院」行きのバスが出ていることが判りました。

早速、バスに乗って、ＡＭ11時に「奥の院前」バス停下車、

冒頭の写真は、バス停から奥の院の入り口を撮ったものです。ここから「奥の院」までは1,3キロの道程です。

先日の全国の大雪の日には、高野町も70センチ位積雪があったそうですが、あれから一週間ほど経った今は、上の写真のように、奥の院に続く参道の周囲の雪は残っていましたが、参道の雪は歩けるように片付けられていました。

しかし、路面はアイスバーンの状態になっていましたので、滑らないように注意しながら奥の院に向いました。

「奥の院」の参道の左右には、下の写真のように無数の墓があります。その数20万基以上とも云われ、豊臣家、徳川家などの大名の墓が並んでいるのは、まるで戦国絵巻を観るような感じが致します。

下記の写真は、「肥前島原・松平家の墓」です。

奥の院参道の周辺には、巨大な杉の木が林立しています。その数、約1300本、

この参道は、左右の墓と共に、この杉林が散策の見所なのです。

下の写真は、手前にある御廟橋から撮った「奥の院御廟」です。御廟は、空海の入定留身の聖陵であり、大師信仰の中心地なのだそうです。

御廟橋から奥は撮影禁止なのですが、それとは知らずに御廟でバンバン写真を撮ってしまったリュウちゃん、信徒さんに咎められ、写真を全て削除されてしまいました。

幾つになっても、罰当たりな人間ですね（反省！）

雪を被った石仏を見ながら、次の目的地である「金剛峯寺」に向いました。

高野山から帰って数日後、カトリックの伝導師の知人から面白い話を聞きました。彼の話によると、空海が唐から伝えた真言密教は、釈迦の仏教よりも、キリスト教の教えに近いのだそうです。

空海は実際はキリスト教徒だった？？？

このことに関しましては、次回のブログでやや詳しく書いてみようと思っています。

（以下、「雪の高野山日帰り紀行（２）～金剛峯寺・壇上伽藍散策」に続きます）