リュウちゃんの懐メロ人生

咲き誇る150本の藤の花
「和気の藤」、今爛漫

５月１日、岡山県和気郡和気町藤野にある「和気の藤公園」に日帰りバスツアーで行って来ました。
昨年は５月に「倉敷美観地区」と「吹屋ベンガラの里」の２箇所の岡山バスツアーを女房と２人で楽しんだのですが、その時に、

来年は「和気の藤」を見に行こう

と、固く心に誓ったのです。今回のツアーは昨年からの念願を実現したという次第です。今回も昨年と同様、女房と２人でツアー参加しました。

午前８時、ＪＲ奈良駅バスターミナル出発、
「藤公園」の前に、たつの市新宮町にある「ちづちゃんの花園」に立ち寄りました。

「ちづちゃんの花園」、はて？？？

聞けば、松浦ちづ子さんという、今年83歳になる女性が自宅の休耕田を「花園」にして、オープンガーデンとして一般の人に公開しているのだそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=OGEuhegPTcg

素敵なオープンガーデンだ！

暫し「ちづちゃんの花園」を楽しみ、近隣のレストランで昼食、今回のツアーの参加者は、男性がリュウちゃんを含め、たったの２人だけだったので、少し遠慮したのですが、やはり恒例の「瓶ビール２本」を楽しみました。

う～ん、ビールが旨い、心は藤色だ、

午後１時過ぎ、「和気の藤公園」に到着。
以下のYou-Tubeはリュウちゃんが行った前日の４月30日に撮影されたようです（この日は、まだ［４分咲き］とのことです）
http://www.youtube.com/watch?v=eicz2WFWGV0

和気町の「藤公園」は、昭和60年（1985年）開園、この地で誕生した和気清麻呂の生誕1250年を記念して造られました。藤棚の総延長500m、沖縄を除く全国46都道府県及び中国、韓国から100種類150本の藤の銘木を集めた「日本一の藤公園」なのだそうです。

http://www2a.biglobe.ne.jp/marusan/phwakefujikouenpark1.html

上記サイトの下段に具体的な藤の原産地が書かれていますが、リュウちゃん馴染みの藤が２つあります。一つは三重県伊勢市二見町の「大江寺（たいこういじ）の藤」、もう一つは、リュウちゃんのブログでも紹介したことのある奈良・春日大社の「砂づりの藤」です。

和気町の「藤公園」は藤の種類で日本一といわれています。では、樹齢や木の大きさ、藤棚の長さなどで日本一は何処の藤なのでしょうか？

以下に、「日本の藤の名所一覧」のサイトを貼り付けます。
http://hananomeisyo.sakura.ne.jp/huzinohana.html

上記サイトによれば、

「日本一幹の太い藤」→岩手県・仁昌寺の「藤島の藤」、単独の藤の木では、唯一、国の特別天然記念物に指定されています。
「樹齢日本一の藤」→京都府福知山市大江町の「才の神の藤」、樹齢2000年！春日大社の「砂づりの藤」が樹齢800年といわれていますから、それの２倍以上の樹齢、正に「藤の縄文杉」ですね。
「一本の木で一番多くの花を付ける藤」→埼玉県春日部市の「牛島の藤」、この木だけで１万以上の花を付けるのだそうです。
「日本一長い藤棚」→和歌山県日高川町の「みやまの里 藤棚ロード」、全長1646mは「和気の藤公園」の３倍強、凄い！

日本には、まだまだリュウちゃんの知らない藤の銘木がいっぱいあるのでしょうね、

日本の花文化の奥深さを改めて感じた次第です。

下の写真は、「藤公園」の横にある「和気神社」です。

通常、神社の「守護獣」は狛犬なのですが，和気神社は全て「狛猪」なのだそうです。この由来に関しましては、下記の和気神社のＨＰをご覧下さい。
http://ww36.tiki.ne.jp/~wakeasomi/

リュウちゃんが行った５月１日は、まだ「和気の藤」は５分咲きでした。
今年の「満開」は５月５日頃だったようです。

今度は満開の時に行ってみたいと

強く思ったリュウちゃんなのでありました。