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リュウちゃんの懐メロ人生

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2014年06月25日
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カテゴリ:時事問題


小保方さんらの「STAP論文」は99%崩壊した。
STAP細胞の存在検証は99%無意味だ。

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(小保方晴子さんと若山照彦教授)


リュウちゃんが「小保方晴子氏は第2の佐村河内守か???(下)」のブログを書いてから、早や3か月が経とうとしています。あの時以来、小保方問題にはは様々な動きがありましたが、現在のところ、残念ながらリュウちゃんが最初に持った疑問「小保方晴子氏は第2の佐村河内守か?」は、益々確信に近いところまで固まって来ました。

このブログでは、先ず最初に、リュウちゃんがブログを公開した3月26日から今日までの小保方問題を回顧して見ます。その上で、この問題の本質を整理してみたいと思っています。かなり独断と偏見が入るかも知れませんが、最後までお付合い頂ければ幸いです。


★4月9日、小保方さんの記者会見
http://www.youtube.com/watch?v=Nbr6WrhJCW4

(*小保方さんの発言は「セルフコメント1」に書きます)



★4月16日、笹井芳樹・理研CDB副所長の記者会見
http://www.youtube.com/watch?v=zZ5l-ABjEyc


この記者会見の質疑応答の中で笹井氏は、

「私の考えは4月1日に発表したときと変わりません。STAP現象を前提にしないと容易に説明できないデータがあるが、論文全体の信頼性が過誤や不備により大きく損ねられた以上、STAP現象の真偽の判断には理研内外の予断のない再現検証が必要」などと述べました。

★6月4日、小保方さんがネイチャー論文の撤回に同意

ほぼ同時期にこれまで強硬に論文撤回に反対していた共著者のハーバード大学、チャールズ・バカンティ教授も、「ネイチャー」誌からの撤回勧告を受けて撤回に同意したようです。これで全共著者が撤回に同意したことになり、「STAP論文」は白紙に戻ることになりました。

★6月11日、理研統合生命医科学研究センターの遠藤高帆上級研究員らは、小保方さんらが公開しているSTAP細胞の複数の遺伝子データにSTAP論文に書かれた作成法ではありえない染色体異常があるという解析結果を公表しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140611-00000075-mai-sctc


上記の記事によれば、
「小保方論文では生後一週間のマウスから取り出したリンパ球を使い、STAP細胞を作成したというが、解析結果は8番染色体が通常の「2本一組」より1本多い「トリソミー」だった。「トリソミー」のマウスは胎児の段階で死んでしまうので、生きたマウスを使ったとする論文の記述は矛盾している。一方、長期培養するES細胞では、8番染色体のトリソミーが生じ易いので、今回の解析結果から判断すれば、STAP細胞は生きたマウスから作ったとは考え難く、

ES細胞をSTAP細胞として使った可能性が大きい

この解析結果は、STAP細胞にとって致命的なデータだ!

★6月12日、外部の有識者で構成される「研究不正防止のための改革委員会」の記者会見
http://www.youtube.com/watch?v=toR96dWoQ64


この記者会見で改革委員会の岸輝雄委員長は、
STAP問題に関わる個人及び組織の責任の明確化と、相応の厳しい処分」、
「早急なCDBの解体」、「正しい再現実験を行うこと」

など理研に対し8っつの提言をおこないました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140612-00001635-bengocom-soci


また、この記者会見で岸委員長は、
「ヨーロッパの友人から、『今回の不正』は、世界の3大不正の一つとして一認知された』というメールをもらった」という発言がありました。

やや煩雑になりますが、ここで先行する「2大不正事件」について書いてみます(*これにつきましては、セルフコメント2で書きます)



★6月16日、若山照彦・山梨大学教授教授の記者会見
http://www.youtube.com/watch?v=4kAGUdkH3pY


若山教授は、小保方さんが2011年4月、ハーバード大学から理研の客員研究員に転籍した時、理研の若山研究室に約2年間在籍しており、「STAP細胞」の共同研究者として「キメラマウス」作成実験を行っていました。

若山教授はこの記者会見の中で、
「私が保管していたSTAP幹細胞を第三者機関に依頼して解析した結果、小保方さんに渡したマウスとは全く別の細胞だったことが判明した」(下図)


AS20140616005060_comm.jpg

「解析結果では、STAP細胞の存在を示す証拠はなかった」
万能細胞のES細胞が混入しているとの疑いについても
「ES細胞だとうまく現象を説明できる」と語りましたが、

また、
全ての解析結果が存在を否定する方向だが、絶対にないと言い切ることも出来ない」とも語りました。


また、小保方さんを指導する立場として、彼女の「実験ノート」を見ていなかったのか?という質問には、
「小保方さんはハーバードのバカンティ教授の右腕と云われるくらい優秀な研究者だという触れ込みで紹介された。大学生を指導するように『実験ノートを見せなさい』とは言えなかった」
「STAP疑惑が発覚後、初めて実験ノートを見たが、信じられないほど杜撰なものだった」などとコメントしました。


★同じ6月16日、理研は
小保方研究室の冷凍庫から「ES」と書かれたラベルを貼った容器発見、中にマウス細胞の特徴が(一部)若山教授が保管する「STAP幹細胞」とされる細胞と同じだった」と公表しました。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/16/obokata-es_n_5501537.html



★6月18日、小保方さんは上記若山教授の記者会見に関し。
マウスも細胞も、所属した(若山)研究室以外からの入手はない」などと反論しました。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/18/obokata-wakayama_n_5505827.html



★(以上の経緯を鑑みてのリュウちゃんの感想)


(1) 以上の経緯を見る限りでは、小保方さんのSTAP細胞なるものは、従来のES細胞から捏造したという疑惑が99%以上固まった。


(2) そうであるとすれば、理研などによる再現実験は99%無意味だ。


(3) 笹井芳樹氏の「STAP現象を前提にしないと容易に説明できないデータがある」という発言は、従来のES細胞・iPS細胞からは絶対に作成されないとされる「胎盤が作成された」ということから来ているようであるが、これも下記サイトのように、その事実は確認されていない。「胎盤作成」もSTAP細胞捏造から派生したデマのようだ。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13121929028


(4) 我々日本人は、小保方さんが、ハーバード大学~理研のユニットリーダーであるという「権威」に騙されたのだと思う。


(5) 小保方さんと共に、最後まで論文撤回に抵抗したハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授について、何となく「ハーバード大学の教授」という肩書を盲目的に信用してしまったが、それで良かったのか?

ハーバード大学教授、チャールズ・バカンティ氏とは何者なのか?

次回のブログでは、この問題に迫ってみたいと思っています。


(以下、「小保方晴子氏は第2の佐村河内守か???(4)」に続きます)






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最終更新日  2014年06月25日 11時58分49秒
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