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リュウちゃんの懐メロ人生

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2014年11月09日
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カテゴリ:国内旅行



正倉院展に出品された4扇の「鳥毛立女屏風」
描かれた「天平美人」、華麗!

B07imBQCUAA8zd9.jpg

先日、奈良国立博物館で開催されています「第66回正倉院展」に朝から行ってきました。
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2014toku/shosoin/2014shosoin_index.html

IMG_0522.JPG



毎年の「正倉院展」では、その年に出品(出陳)される一番話題になる出品物がポスターのアイキャッチに使われますが、今年は冒頭の写真にある「鳥毛立女屏風(とりげりつじょのびょうぶ)」、全6面(扇)の内、4面が出品されました(あとの2面は同時期に東京国立博物館で開催されています「日本国宝展」に出品されています)


「鳥毛立女屏風」は長い間、中国の「唐」で製作されたものだと考えられていましたが、使われた紙の研究により、日本で製作された可能性が濃厚になって来たようです。この作品が製作された時期は、唐では「絶世の美女」と云われた「楊貴妃」が生きていた時代、この屏風に描かれた女性は、「楊貴妃」をモデルにしているのかも知れませんね。



今回の「正倉院展」に出品されている名品をあと2点紹介致します。
(1) 桑木阮咸 (わのきのげんかん)→桑の木で作られた円形の胴を持つ4弦の楽器です。「阮咸」は3世紀中国の「魏」の時代、「竹林の七賢」の一人で、琵琶の名手と云われた「阮咸」が、楽器の名称に転用されたようです。

20141029_3.jpg


(2) 衲御礼履 (のうのごらいり)→聖武天皇が752年の「大仏開眼会」に履いたとされる牛の革を赤く染めた礼装用の靴(履)です。

treasure_photo03.jpg

「正倉院展」を出たのが午前10時、実はこの日は、未だに行ったことの無かった「秋篠寺」を起点に、1972年に制定された奈良市を一周する全長27kmのハイキングコース「歴史の道」の内「秋篠寺~ウワナベ古墳コース」全9キロを歩いて見ようと思っていたのです。

その為、朝から背中のリュックに、
「おにぎり弁当と缶ビール2缶」持参なのだ(笑)

「歴史の道」に行く前に、東大寺大仏殿の裏手にある「正倉院」に行って見ました。下の写真は、100年ぶりの大修復が終わり、現在一般公開されている正倉院の外観です。

IMG_0531.JPG

下の写真は、正倉院の近くから撮った大仏殿です。まだ紅葉は色づいていませんでした.

IMG_0527_2.JPG

正倉院から歩いて近鉄奈良駅に行き、西大寺下車、そこから秋篠寺に向かいました。下の写真は秋篠寺の「苔むす庭」です。
IMG_0547.JPG


秋篠寺を出ると、すぐに下記の写真のような石製の「道しるべ」がありました。
この「道しるべ」を頼りに、ゴールの「ウワナベ古墳」まで歩いて見ようというのが、本日の歴史の道の「散歩道」です。

IMG_0548.JPG

「秋篠寺~ウワナベ古墳コース」の途上には、多くの天皇陵・古墳があります。
持参した「てくてくマップ」には、秋篠寺から順番に、

「仲哀天皇(第14代)・神功皇后陵」~「成務天皇(第15代)陵」~「垂仁天皇(第11代)皇后陵」~「孝謙天皇(第46代)陵」~(平城宮跡、大極殿経由)~平城天皇(第51代)陵」~「仁徳天皇(第16代)皇后・磐之媛命陵」~「コナベ古墳」~「ウワナベ古墳」

と、何と8基もの巨大古墳があるとい記されています。

このコースは「古墳銀座散策コース」なのだ!

下の写真は「神功皇后陵」です。神功皇后は第14代・仲哀天皇の皇后で、第15代・応神天皇の母とされ、戦前は「三韓征伐」を指揮した「勇猛の皇后」とされていましたが、現在ではその実在性が疑問視され、教科書の記述からは完全に消えてしまいました。

IMG_0549_2.JPG

神功皇后陵を後にしたのが正午過ぎ、そろそろお腹が空いてきました。

どこで朝食を摂ろうか?

途中、少し迷いましたが、やっと午後1時に平城宮跡に到着、大極殿を見上げる広場のベンチで昼食、

プファ~、缶ビールが腹に沁みる、旨い!

下の写真は、大極殿の裏手にある「平城(なら)山の道」の入口から大極殿を撮ったものです。

IMG_0557.JPG

いにしえも 夫(つま)に恋いつつ 越えしとう 

平城山の路に 涙おとしぬ


上の短歌は、歌人・北見志保子が、下の写真の陵の「磐之媛命(いわのひめのみこと)」の往時を偲んで詠んだ歌で、歌曲「平城山」の2番の歌詞になっています。


「平城山」
http://www.youtube.com/watch?v=QI6DDUyswQE

IMG_0566.JPG



下の写真はこのコースの終着点「ウワナベ古墳」です。全長205m、古墳の大きさランキング第13位の巨大前方後円墳で、仁徳天皇の皇后、八田皇女(やたのひめみこ)の参考墓地とされています。

IMG_0572.JPG

「ウワナベ古墳」から徒歩10分の所にある「海龍王寺」に着いたのが午後4時半、さすがに少し疲れましたので、ここでウォーキングはリタイア、バスで奈良駅まで移動し、本日の「歴史の道」散策を終えました。



よし、紅葉の季節には、清酒と紅葉の寺、

「正暦寺」に行ってみよう!








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最終更新日  2014年11月09日 22時49分50秒
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