リュウちゃんの懐メロ人生

奈良のハス寺３寺行脚、
薬師寺のハスも見応え充分だ！

（薬師寺境内のハスの花）

大和三山登山の翌日、まだ前日の熱中症寸前の余韻冷め遣らぬ中、奈良のハスの名所とされる喜光寺・唐招提寺に行って見ることにしました。
（関西の蓮・睡蓮の名所の再掲です）
http://hananomeisyo.sakura.ne.jp/hasu-kansai.htm

ハスの花は早朝に開花し、昼頃に閉じてしまいますので、朝７時に法隆寺出発、喜光寺の最寄り駅・近鉄京都線・尼ケ辻駅に朝８時到着、ここから喜光寺までは徒歩約10分です。

喜光寺のハスは昨年７月末に観に行き、８月２日に以下の「奈良・喜光寺のハスの花」というブログをUPしました。
http://plaza.rakuten.co.jp/0511katutyan/diary/201408020000/

昨年の喜光寺はハスの「見頃」だったが、
今年はどうかな？

朝８時過ぎ、喜光寺到着、

ハスの開花は少ない、残念！

以下、まだ「見頃」とは云えない喜光寺のハスの花です。

昨年は喜光寺だけの訪問だったのですが、今回は、喜光寺～唐招提寺、それと上掲の「奈良の蓮・睡蓮の名所」には掲載されていない薬師寺まで行って見ることにしました。

喜光寺から唐招提寺までは徒歩約20分、唐招提寺から薬師寺までは徒歩約10分、直線的に歩くだけであれば喜光寺から薬師寺までは約30分の手頃な散歩コースなのです。

下の写真は喜光寺と唐招提寺の中間点にあります「第11代・垂仁天皇陵」です。
記紀の記述によれば、垂仁天皇の第４皇女が、伊勢の地にアマテラスオオミカミを祀ったとされる「倭姫命（やまとひめのみこと）」なのです。

朝９時頃、唐招提寺到着、
唐招提寺は中国（唐）からの渡来僧・鑑真が天平宝字３年（759年）に建立した奈良屈指の古刹です。

有名な金堂の周りにハスの花は無い！
唐招提寺のハス、何処に咲いているのだろう？

と思い、更に散策しましたところ、以下の２か所にハスの花を見つけました。
（１） 講堂の奥にある「本坊」の庭の鉢植えのハス、

（２） 金堂の右側の「戒壇」の前の溝に地植えされているハス、

今回の「ハス行脚」で、地植えされていたのは、上の「戒壇」の前のハスだけだったのですが、やはり「地植えのハス」はいいですね！

唐招提寺を後にして、午前10時前、薬師寺到着、
薬師寺は前回のブログで紹介した藤原宮跡にあった「本薬師寺」を平城遷都の際に、ここ（西の京）に移転したとされる、やはり奈良屈指の古刹です。喜光寺・唐招提寺のように「ハスの名所」には認定されておらず、ハスの花があるのかどうかも入場した時点では不明でした。

薬師寺にハスの花は咲いているのかな？

入場して金堂の見える鐘楼の前に出た途端、眼前に（冒頭の写真のような）喜光寺と同じ規模の鉢植えのハスの花が飛び込んで来ました！

金堂や五重塔とハスの花のコラボ、
西の京３寺の中では、薬師寺のハスが一番見応えがあるぞ！

下の写真は「薬師寺西塔」です。この塔は1981年に再建された築34年の「新築の塔」なのです。

国宝の「東塔」は2009年より解体修理開始、2018年に修理終了の予定です。

よし、今度は修復された「東塔」とハスの花のコラボを観に行くぞ！

と固く誓い、「３寺ハス行脚」を終えたリュウちゃんなのでした。