夏の名残りの赤目四十八滝（１）

2015年09月18日

(22)

テーマ：国内旅行どこに行く？(54598)

カテゴリ：国内旅行

夏の名残りの赤目四十八滝
長雨の後、水量溢れ眺め壮観。

（布曳滝）

長雨が続いた８月末、女房殿の運転する車の助手席に乗って、久しぶりに三重県名張市にある「赤目四十八滝」に行って来ました。

「赤目四十八滝」は、リュウちゃんが高校時代から愛してやまない滝と渓谷のスポットです。三重県伊勢市に住んでいた高校時代、コーラス部の夏季合宿に行った時のことが、まるで昨日のことのように脳裏に蘇ります。

あの時、滝壺で泳いだ美少女のTちゃん、人魚のようだった！

社会人になって、奈良に住んでから約30年、殆ど毎年のように赤目の滝に行っています。ブログを始めてからも、３回ほど、この滝をUPしました。

昨年末にデジカメを新調しましたので、リュウちゃんなりに「赤目の滝の決定版」ともいえるフォトブログを書いてみようと思い、今回の赤目行きを決行したという次第です。

午前８時半、法隆寺出発、午前10時、赤目四十八滝の入り口に到着。

「赤目四十八滝」は三重県名張市を流れる「滝川」上流の約４キロに渡る渓谷沿いにある滝の総称です。
以下に入り口から近い順に滝の名称を全て挙げてみます。

行者滝～霊蛇滝～不動滝～乙女滝～千手滝～布曳滝～竜ヶ壺～陰陽滝～姉妹滝～柿窪滝～笄（こうがい）滝～雨降滝～骸骨滝～荷担滝～夫婦滝～雛壇滝～琴滝～琵琶滝～岩窟滝。

以上、名前が付けられている19の滝の内、赤字で表示した滝を「赤目五瀑」と称します。この渓谷を代表する５つの滝という訳です。

今回のブログでは、、「赤目五瀑」を入り口から近い順に紹介してみます。

（１）「不動滝」（落差15m、幅７ｍ、滝壺の深さ10m）
滝の名前は「不動明王」に因んだものだそうです。この滝の傍に、役行者が修行中に赤目の牛に乗った不動明王に出逢ったとされる伝説に因んだ「赤目の牛の像」があります。

（２）「千手滝」（落差15m、幅４ｍ、滝壺の深さ20m）
複雑な凹凸の岩を伝って千手観音の手のように幾筋もの水の流れがあるところから命名されたようです。しかし、この日は水流が多く、千本の手が一本にくっついてしまったような瀑布になりました。
この滝の麓には、現在、赤目滝遊歩道で唯一となってしまった「千手茶屋」が出店しています。