リュウちゃんの懐メロ人生

太刀持ち葛城山、露払い二上山
横綱「藤の木古墳」、コスモスの観客を前に堂々の土俵入り

リュウちゃんの住んでいる斑鳩町には、奈良県４大コスモスの名所の一つ、「法起寺周辺のコスモス」があります。毎年コスモスの季節になりますと、法起寺にコスモスを観に行くのですが、法起寺一点スポットだけでは少し物足りなくなって来ました。

法隆寺とコスモスのコラボの場所はあるのかな？
斑鳩の里にもコスモス街道が成り立たないのかな？

と以前から考えていましたが、つい先日、上の２つの疑問を一挙に解決出来ることを発見しました。

「藤の木古墳」の周囲もコスモス畑がいっぱいある！
法隆寺の五重塔を仰ぐコスモスもある！

かくて、「斑鳩の里のコスモス街道」を見つけたという次第です。

写真に先立ち、リュウちゃんが見つけた「斑鳩の里のコスモス街道」を以下に書いてみます。

「藤の木古墳」（スタート）～斑鳩文化財センター横の「業平道」周辺～法隆寺i（アイ）センター～法隆寺参道横～斑鳩神社裏～斑鳩町墓地から法輪寺へ下る小道～「岡の原」（伝：山背大兄王墓陵）付近～法起寺周辺（ゴール）

スタートからゴールまで約３キロ、法隆寺南大門を起点にスタート地点からゴール地点まで歩き、起点の南大門まですべて徒歩で巡るとしますと、総歩行距離は約６キロになります。今回はスタートの「藤の木古墳」から「斑鳩神社」裏までのコスモス街道を紹介させて頂きます。

（１）「藤の木古墳」の周囲のコスモス

「藤の木古墳」は６世紀後半に築造されたと云われる直径50m以上、高さ９ｍの円墳です。1985年から発掘が始まり、出土した金銅鞍金具、馬具、刀剣、ガラス玉、金銅冠、金銅履、銅鏡などが国宝に指定されました。出土品は一括して橿原考古学研究所付属博物館に所蔵されています。また、出土品のレプリカは、「斑鳩文化財センター」で展示公開されていて、無料で見られますので、「藤の木古墳」に行かれた時には是非お立ち寄り下さいね。
http://www4.kcn.ne.jp/~ikaru-i/spot10/ikarugabunnkazaisennta.html

（２）「業平道」周辺のコスモス

下の写真は、「斑鳩文化財センター」の前に設置されている「業平道（なりひらみち）」の案内パネルです。

この道は、平安時代初期の貴公子・在原業平が河内国（現在の八尾市）に住んでいた河内姫に恋い焦がれて、現在の天理市から八尾市に通ったとされる古代の道です。

古代の業平道にも、コスモスは咲いていたのでしょうか？

下の写真は、業平道から見上げた「信貴山山頂」です。コスモスと信貴山を１枚の写真に収める「唯一のスポット」だとリュウちゃんは思いました。

業平道から東南部を写したショット、

この写真の家並の陰にリュウちゃんの家があるのだ！

（３）法隆寺i（アイ）センター～法隆寺参道横のコスモス、

業平道から法隆寺参道の松並木に入り、国道25号線に出た横手に斑鳩の里の観光案内所の「法隆寺i（アイ）センター」があります。ここにも（少しですが）コスモスが植えられています。

（４） 法隆寺参道横のコスモス

このささやかなコスモス畑から、法隆寺五重塔が見られることを最近発見しました！
恐らく、法隆寺五重塔とコスモスの唯一のコラボスポット、

これを発見したリュウちゃん、あんたは偉い（笑）

（５） 斑鳩神社裏のコスモス

ここも斑鳩の里屈指のコスモススポットなのですが、最近は少し耕作面積が減っているようです。

ここから、「斑鳩三塔巡り」の法輪寺、法起寺のコスモス巡りに向かいました。

果たして「斑鳩の里のコスモス街道」、無事に続きますことやら？

（以下、「奈良・斑鳩の里のコスモス街道（２）～法輪寺から法起寺へ」に続きます）