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リュウちゃんの懐メロ人生

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2016年04月22日
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奈良で一番有名な又兵衛桜、
見頃過ぎるも、その威容圧巻!

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孫ちゃんの住む沼田市から奈良に帰郷した翌日の4月10日(日)、以前からブログで取り上げたいと思っていた宇陀市の山間部にある「又兵衛桜(本郷の瀧桜)」を観に行って来ました。

「又兵衛桜」はブログを始める前に、女房の運転する車で2回行ったことがありますが、女房殿は沼田行きの疲れもあり、今回はリュウちゃん単独で公共交通を使って行ってみることにしました。

又兵衛桜、どうやって行けばいいのだろう?

と、ネットで調べましたところ、以下のような行程で行くことにしました。

JR法隆寺(AM7時31分発)~JR郡山(AM7時38分着)~近鉄郡山(8時1分発)~近鉄大和八木(8時16分着)~近鉄榛原(9時1分着)~奈良交通バス榛原駅(9時11分発)~奈良交通バス大宇陀高校前(9時26分着)~徒歩20分で又兵衛桜に到着。

午前7時過ぎ、女房殿お手製のおにぎり弁当とリュウちゃんお手製(?)の缶ビール(2缶)をリュックに背負い、法隆寺の自宅を出発、

宇陀の天気予報は「晴天」、
素晴らしい桜が観られるかな?


順調に上記の行程をこなし、又兵衛桜に着いたのがAM10時、

ありゃ~、天気予報では「晴天」だったのに、
現実は「曇天」だ!


でも、お花見客は写真のように、いっぱい来ていました。

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以下に又兵衛桜のデータを書きます。


推定樹齢:300年、樹種:シダレザクラ,
樹高:13メートル、幹回り:3,1メートル

(県保護指定樹木)

以下の写真は又兵衛桜の周囲を巡る小道から撮った「接近写真」です。
石垣の上には桃の花や桜の若木が植えられていて、古木を華やかに彩っているのです。

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又兵衛桜の本来の名称は、「本郷の瀧桜」

、でも、愛好家は皆、愛称の「又兵衛桜」と呼んでいます。



ここで「又兵衛桜」の愛称の由来を一席、

★慶長20年(1615年)の「大阪夏の陣」で、真田信繁(幸村)らと共に、豊臣方の「大阪城五人衆」の一人として活躍した猛将・後藤基次(又兵衛)
、定説では慶長20年5月6日の「道明寺の戦い」(この合戦には、同じ豊臣方の武将として、「真田丸」の真田幸村も参戦しています)で討ち死にしたとされていますが、宇陀市に伝わる伝説では、又兵衛は宇陀の地に落延び、現在の桜のある場所(後藤屋敷跡)で暮らしたとされています。

又兵衛桜自体は樹齢300年ということで、伝説の又兵衛より50~100年近く時代が新しいのですが、この辺りに後藤性が多いことから、この英雄流離伝説が生まれたのではないのでしょうか?


猛将・後藤又兵衛の名に相応しい豪快な又兵衛桜、
しかし、今日は花びらの色が薄いぞ、曇天のせいかな?

と思って、ボランティアのオジさんに聞きましたところ、
「今年はもう見頃は過ぎてしまった」との返事、

残念!
これじゃ文字通り、落ちぶれた後藤又兵衛だ!


それでも、久々に観た又兵衛桜に大満足、約2時間の散策を終え、又兵衛桜を後にしたのでした。

もうお昼だ、
どこで昼食を摂ろうか?


と考え、往路のバスの車窓から見た宇陀川沿いの桜並木の土手で昼食を摂ることにしました。4月10日には、奈良市付近の桜の大半は散ってしまっていたのですが、宇陀は標高が高いため、ちょうどソメイヨシノも満開になっていたという次第、

プファ~、ビールが旨い!
素晴らしい桜に出逢え、身も心も桜色だ!

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宇陀川土手での昼食を終えたのが午後1時過ぎ、

まだ時間はあるぞ、
よし、同じ宇陀市にある「佛隆寺の千年桜」を観に行こう!


と思ったのですが、何しろ事前に全然下調べをしていなかったので、「千年桜」がどこにあるのか、サッパリ判りません。
やむなく榛原(はいばら)駅前の観光案内所で、問い合わせしましたところ、

「千年桜のある<高井>行きのバスは午後4時頃までありません」というつれない返事、

アチャー、これじゃ「千年桜」見物は幻に終わるのか?

と思いましたが、何とか工夫して「千年桜」に辿りついたのでした。


「佛隆寺の千年桜」、

実に素晴らしい桜でした!

DSCF8491.JPG


(以下、「宇陀桜紀行(2)~仏隆寺の千年桜と高井の千年杉」に続きます)






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最終更新日  2016年04月23日 04時50分25秒
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