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リュウちゃんの懐メロ人生

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2016年06月26日
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柳生新陰流の祖、石舟斎の白刃一閃!
巨岩真っ2つ、一刀石誕生!?

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6月上旬の晴天の日、奈良市の「柳生の里」に行って来ました。
第一の目的は奈良の花菖蒲の名所「柳生花しょうぶ園」
(下記URL)訪問ですが、時間があれば「柳生ロマンの里」を巡ってみようと思ったのです。
http://www.kasugano.com/kankou/spring/yagyuhanasyoubu.html



「柳生の里」は、以前、「月ヶ瀬梅渓」に行った帰り道に一度立ち寄ったことがありますが、本格的に巡ったことはありません。いわば「柳生の里初体験」


今回はリュウちゃん単独行ということで、バスで行ってみることにしました。
例によりまして、女房殿お手製の「おにぎり弁当」とリュウちゃんお手製(?)の缶ビール(2缶)をリュックに詰めて朝9時前に法隆寺を出発、9時33分、JR奈良駅発の柳生行きのバスに乗りました。

「柳生の里」、どんなロマンが待ち受けているのだろう?

午前10時30分、「柳生上バス停」到着、事前に入手した「柳生ロマンの里イラストMAP」によれば、花しょうぶ園までは徒歩15分とありますが、、、

MAPと実際の道は大違い、
全然方向が判らない!


農作業をされている地元の方に道順を聞き、午前11時、やっと「花しょうぶ園」に辿りつきました。

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「柳生花しょうぶ園」は上記サイトにありますように、1万平方メートルの敷地に、約80万株・460種の花菖蒲が植えられている奈良県屈指の菖蒲の名所です。元々、段々畑を菖蒲園に改良したもののようで、花菖蒲のほかにアジサイ、サツキ、ヤマボウシ、ユリ、水連などが咲いているのです。

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「バラ図鑑」と同じように、以下に少しだけ「菖蒲図鑑」を作って見ました。


{ミニ菖蒲図鑑}

(1)
 「中禅寺湖」

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(2)
 「雪千鳥」

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(3)
「愛知の輝」

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(4)
「海王星」

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(5) 「仙女の洞」

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(6) 「千早城」

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(7) 「信濃路」

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(8) 「八千女」

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(9) 「紅葉山」

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(10) 「追風」

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(11) 「湖の煙」

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花菖蒲の原産地は日本、別名「ジャパニーズ・アイリス」と呼ばれているようです。品種について知りたい人は下記の「花菖蒲図鑑」を参照して下さいね。

http://niiyairis.net/reference.html



正午少し前、しょうぶ園の中にある休憩所で昼食、

プファ~、ビールが旨い!
花菖蒲の饗宴が素敵だ!



昼食を終え、次の目的地である「一刀石」に向かいました。
「世牛ロマンの里イラストMAP」では全然判りませんでしたが、一刀石のある「天石立神社(あまのいわたてじんじゃ)」までは細い山道が続いているのです。

下の写真は、神社の入り口にある巨岩群、この辺りは「万年渓」と呼ばれる巨石・巨岩が累々としている景勝地で、「柳生十景」の一つに数えられています。

DSCF9421.JPG

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神社の入口から100m程山道を辿りましたところに、目的の「一刀石」が見えて来ました。

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「一刀石」は、幅7m、高さ2mの花崗岩、真ん中がまるで刀で斬ったように2つに割れています。
「一刀石」には、柳生新陰流の始祖、柳生石舟斎(宗厳・むねよし)が剣術修行の際、この地で天狗に出逢い、天狗を一刀のもとに切り捨てたと思った処、実際にはこの巨石を真っ二つに割ったという伝説があります。


何ぼ何でも、この伝説はマユツバだな、
しかし、この割れ目、どうやって出来たのだろう?

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「天石立神社」から15分ほど山道を下ったところに、柳生一族の菩提寺である

「芳徳寺」があります。

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本堂の裏手の山の中に「柳生家の墓所」があります。
この墓所には、石舟斎~宗矩~三厳(十兵衛)の「柳生三代」の墓もあるようですが、、どの墓標が誰のものなのかは判別出来ませんでした。

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下の写真は、
「旧柳生藩家老屋敷」の石垣です。この家老屋敷は、昭和39年、作家の山岡壮八氏の所有となり、その後山岡氏の遺族により、奈良市に寄贈されました。

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「十兵衛杉」


「柳生上」バス停から徒歩10分のところに、剣豪として有名な柳生藩第2代藩主:
柳生十兵衛三厳(みつよし)ゆかりの「十兵衛杉」があります。

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幹回り4mのこの大木は、十兵衛が諸国漫遊の際に、祖先の墓地がある山の中腹に植えたものとされ、推定樹齢は350年、残念ながら昭和48年の2度に渡る落雷により、立ち枯れてしまいました。

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立ち枯れてから40年、今でも奇跡的に往時の姿のままに佇立しているのです。

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柳生家は1万石の藩主なのに「城」が無い!
何故だ?

「柳生の里」には「城跡」はないのですが、それに代わり「陣屋跡」があります。
柳生藩が興ったのは江戸時代初期ですが、この頃の3万石以下の藩主の大半は「城」を持たず、それに代わり「陣屋」という簡略化された建物に藩庁を置いたようです。

柳生家は「無城大名」(陣屋大名)だったのだ!

午後1時45分発の奈良市行きのバスに乗り、奈良市に戻りました。

僅か3時間余の「柳生の里」探訪でしたので、まだまだ観たいところがイッパイありました。

今度柳生に行く機会があれば、
1日掛けて全名所を歩くぞ!







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最終更新日  2016年06月27日 04時01分36秒
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