リュウちゃんの懐メロ人生

奈良・藤原宮跡に咲き誇る300万本のコスモス、
持統天皇の化身か？

コスモスの季節がやって来ました。リュウちゃんの近所の法隆寺周辺も今、コスモスが満開です。

可憐なコスモス、
秋を象徴する花だ！

奈良一番のコスモスの名所といえば、やはり橿原市にある藤原宮跡のコスモスです。今年も藤原宮跡のコスモスに逢いたくなり、10月上旬の晴天の或る日、藤原宮跡に出掛けてみました。

絵に描いたような晴天の日だ！
昨年同様、藤原宮跡から「山の辺の道」を１日かけてハイキングしよう。

ということで、今回、事前に立てたスケジュールは以下です。

（スタート）JR畝傍駅～藤原宮跡～安倍文殊院～大神（おおみわ）神社～箸墓～景行天皇陵～数仁天皇陵～竜王山登山～黒塚古墳～JR柳本駅（ゴール）

全長20キロを超えるタフなハイキングコース、
無事踏破出来るかな？

例によりまして、奥方お手製のおにぎり弁当とリュウちゃんお手製（？）の缶ビール（２缶）をリュックに背負い、午前８時過ぎに法隆寺を出発、午前９時30分、JR畝傍駅到着、

下の写真は藤原宮跡への途上にある奈良県３大バラの寺の一つ、「おふさ観音」のバラの様子です。

「おふさ観音」の秋のバラはかなり淋しいな。

「おふさ観音」から歩くこと約20分で藤原宮跡到着、

下の写真の「赤い柱列」は、内裏を発掘して埋め戻した跡地に建てられたものだそうです。

平城宮跡のように、
大極殿を再建しないのが奥ゆかしいな。

藤原宮跡のコスモスは「赤い柱列」の南側に広がっています。
このコスモスエリアの面積は甲子園球場のグランド面積の約２倍、３万平方メートル、植えられているコスモスは約300万本、

ここのコスモスは、藤原宮跡の荒廃を防ぐため、地元の皆さまが10年ほど前から植え始めたのだそうです。

ここに植えられているコスモスは８種類、大輪の「センセーション」、黄色い「サンセットイエロー」、希少種の「シーシェル」などが植えられていますが、花音痴のリュウちゃん、見た目だけでは種類までは判りません。

興味のある方は下記の「こすもす」のサイトをご覧下さいね。
http://ofuro.jp/flower/cosmos/cosmos.html

藤原宮跡は大和三山（畝傍山、耳成（みみなし）山、天の香久山）のトライアングルの中心点にあります。コスモスエリアから大和三山を見上げるアングルが、藤原宮跡のコスモス鑑賞の醍醐味なのです。

（１） 畝傍山とコスモス

（２） 耳成山とコスモス

（３） 天の香久山とコスモス

藤原宮跡には2か所、「ススキの丘」があります。
何故、「ススキの丘」を２か所だけ残したのか、事情はよく判りませんが、平面的な藤原宮跡の「ススキの丘」の存在は風景にアクセントと立体感を与え、素敵なのです。

約30分の藤原宮跡のコスモス鑑賞を終え、次の目的地である「安倍文殊院」に向かいました。

藤原宮跡から安倍文殊院までは、旧跡の前の道路をひたすら東へ直進すればいい、方向音痴のリュウちゃんにとっても、絶対迷う心配のない道なのだ（苦笑）

歩くこと約30分で、安倍文殊院のある「桜井市」に入りました。

ここから約10分で安倍文殊院に到着だ！

（以下、「藤原宮跡から龍王山（２）～安倍文殊院のコスモスと龍王山登山？」に続きます）