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リュウちゃんの懐メロ人生

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2016年12月10日
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カテゴリ:国内旅行


黄金の落葉の絨毯敷き詰めて
「初瀬の大イチョウ」ここに立つ

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新聞の「紅葉便り」では、既に「終わりかけ」となってしまった奈良県桜井市の「長谷寺の紅葉狩り」に行って来ました。
「紅葉狩り」と言いましても「長谷寺の紅葉」は既に「終わりかけ」、リュウちゃんの今回の主目的は、

「初瀬の大イチョウを観る」

ことなのです。

今年の春、長谷寺に牡丹を観に行った時、長谷寺のある初瀬山の対面の「与喜山(よきやま)」の麓にある巨大なイチョウの木を遠望しまして、

よし、今年の秋には絶対この大イチョウを観に行くぞ!

と固く心に誓ったリュウちゃんでしたが、今回の長谷寺行きは、その「心の誓い」を果たすためだったのです。紅葉はあくまでも「オマケ」
(苦笑)、

今回は女房殿を誘い、女房殿の運転する車で行きました。

例によりまして、女房殿お手製の「おにぎり弁当」とリュウちゃんお手製(?)の缶ビール(2缶)を車に積み込み、午前9時50分に家を出発、午前10時半、長谷寺参道到着、

法隆寺から長谷寺まで40分で着いた、
案外近いな。


今回は先ず長谷寺の紅葉を観て、最後に主目的の「初瀬の大イチョウ」を観ようという計画です。なので「初瀬の大イチョウ」が正面に見下ろせる「二本杉(ふたもとすぎ)」の在る所から長谷寺に上りました。

下の写真はその「二本杉(ふたもとすぎ)」です。

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「二本杉」の下には、以下のような「碑」が立っていました。

<謡曲「玉鬘」と「二本杉」>
謡曲「玉鬘」は源氏物語玉鬘ノ巻に拠ったもので、初瀬詣の旅僧の前に現れた玉鬘の霊が、僧を長谷寺の「二本杉」の下へ案内し、この杉の下で亡母の待女「右近」とめぐりあった話を述べるという物語になっている。
玉鬘光源氏と契り、生霊にとりつかれて死んだ「夕顔」の娘で、故あって筑紫へ身を隠すが、母に会いたい一心で筑紫から舟で大和に至り、長谷へ祈願のために来たところ、右近と巡り合い、母の死を知るわけである。
長谷寺の観音信仰は、そのような願いを示現してくれるというので、王朝時代から盛んだったという
(謡曲史跡保存会)

ふ~ん、

ということは「二本杉」は少なくとも樹齢1000年なのかな?

下の写真は「二本杉」周辺の紅葉です。紅葉の向こう側に、お目当ての「初瀬の大イチョウ」が見え隠れしています。

新聞の「紅葉便り」では「終わりかけ」だったが、
まだまだ「見頃」なのだ!

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下の写真は長谷寺名物、399段の「登廊」の途中にある「天狗杉」

(樹高60m、幹周4m)です。

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以下の写真は「登廊」の途中で撮りました。ここからも「初瀬の大イチョウ」が見え隠れしています。

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399段の登廊を登ると、そこは京都の清水寺のような舞台のある「本堂」です。

本堂の舞台から見下ろす景色は正に絶佳!
紅葉も正に「見頃」なのだ!

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下の写真は、本堂から「弘法大師御影堂」を俯瞰したものです。

ここの紅葉も絶佳だ!

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「弘法大師御影堂」の横手にある休憩所で昼食、

プファ~、ビールが旨い!
紅葉が美しい!

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休憩所から五重塔に至る坂道の周辺も長谷寺の紅葉の名所です(春は「芍薬」の名所なのです)

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五重塔から本坊に降りてきました。
本坊の庭からは、「初瀬の大イチョウ」のある与喜山が正面に見えるのです。

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<初瀬の大イチョウ>


長谷寺本坊から道を下り、
「素盞雄(スサノオ)神社」に向かいました。この境内にお目当ての「初瀬の大イチョウ」があります。

この小さい神社の祭神は、記紀の日本神話に登場するスサノオノミコトです。
スサノオは、「国産み」の神である「イザナミ(男神)・イザナギ(女神)」の間に生まれた神で、伊勢神宮の祭神・アマテラスオオミカミ(天照大神)の弟です。「古事記」によれば、スサノオは母のイザナギの怒りを買って地上に追放されてしまいます。
出雲に降ったスサノオは、そこで出雲一帯を荒らしまわっていた怪物・「ヤマタノオロチ(八岐大蛇:八つの頭と八つの尾をもつ蛇)」の生贄にされようとしていたクシナダヒメ(櫛名田比売)」を助けるためにヤマタノオロチを退治します。

ヤマタノオロチ退治の後、スサノオとクシナダヒメは結ばれ、「須賀の地(現在の島根県雲南市須賀、ここにスサノオとクシナダヒメを祀る「須我神社」があります)に留まり、奈良の「大神(おおみわ)神社」の祭神である大物主大神(=大国主命=大黒様)を子孫として残すと共に、「日本最初の和歌」と云われる下記の短歌を詠んだとされています。

八雲立つ出雲八重垣妻籠に
八重垣作るその八重垣を


リュウちゃんの前回のブログで紹介した「高天彦(たかまひこ)神社」の祭神・「タカムスビノカミ」の外孫・「ニニギノミコト」は以下の簡略な「神々の系図」によれば、スサノオの「甥の子供」に当たるのかな?

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この小さな「素盞雄神社」の社伝によれば、
「天暦2年(西暦948年)、当時の神官が菅公(菅原道真)の霊を与喜天満宮に祀ったとき、与喜山は天照大御神降臨の山だから、その弟神、スサノオの霊を鎮めなければならないといい、ここへ社殿を構えた」
のだそうです。

閑話休題、
さて、今日のお目当ての「初瀬の大イチョウ」です。
この巨樹は下の写真にように「素盞雄(スサノオ)神社」の小さな鳥居のすぐ後ろの境内に佇立しています。

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リュウちゃんの持っている「奈良の巨樹たち」というフォトブックによれば、この巨樹は、


★推定樹齢:800年、
★樹高:37m、
★幹周:7,5m(幹の太さでは奈良県第1位のイチョウの木!)
★雄株(ギンナンの実は付かない)
★奈良県指定天然記念物、


です。

前回のブログで紹介した「一言主神社の乳イチョウ」
に勝るとも劣らないイチョウの巨樹、圧倒される!
この時期に観に来た甲斐があった!

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リュウちゃんの今年の紅葉狩りは、「巨樹巡り」だったのだ!

最後の写真は、「素盞雄神社」から見上げた長谷寺の本堂です。


初瀬の大イチョウ」に比べると、長谷寺が小さく見える(苦笑)

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最終更新日  2016年12月10日 18時25分12秒
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