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リュウちゃんの懐メロ人生

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2017年03月05日
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カテゴリ:奈良散策


横幅3メートルを超える巨大な御殿雛飾り、
幕末から明治~大正~昭和と受け継がれた文化遺産だ!

DSCF1898.JPG

3月始め、リュウちゃんの家から車で10分のところにある「大和民俗博物館」に行って来ました。


<大和民俗公園のHP>
http://www.pref.nara.jp/item/162499.htm#moduleid39775



<大和民俗公園の地図>

kiseinikki2007-9_42_500.jpg



「大和民俗博物館」の正式名称は、
「奈良県立民俗博物館」、昭和49年開館、奈良の伝統的生活用具と資料を多数所蔵しています。郷土の旧家から寄贈された「古典雛人形」も多数所蔵していまして、毎年、この時期に「ひなまつり~人形たちの宴」という展覧会が開かれるのです。


「大和民俗博物館」は、266000平方メートルもの広大な敷地を持つ「大和民俗公園」の中に建てられています。この公園は、里山の自然の中に近隣から移築した15棟もの江戸時代の「古民家」の他、春には「みんぱく梅林」
、初夏には「みんぱくぢょうぶ園」があり、園内を散策する人の目を楽しませてくれるのです。

雛人形と梅の花が一挙に楽しめる、正に一挙両得(苦笑)

午後から女房殿の運転する車の助手席に乗り込み、午後1時ジャスト、公園の入り口に到着、下の写真は入り口にある「しだれ梅」です。

入り口のしだれ梅、ほぼ満開だ!

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午後1時10分、
「民俗博物館」に入場、一直線でふなまつりの特設会場に向かいました。

今日は学芸員の雛人形の説明会が午後1時30分からある、
ラッキー!


下の写真は特設会場の入り口に展示されていた明治時代の「嫁入り駕籠」です。
明治時代の裕福な家では、花嫁はこの駕籠に乗って婚家に嫁いだのだそうです。

DSCF1894.JPG

さて、お目当ての巨大な「御殿飾り雛人形」です。


何度も観たが、やはり凄い雛人形だ!
ひょっとすると、日本一の「御殿飾り」なのかな?

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昨年までは、この「御殿飾り雛人形」には、何の説明もされていませんでしたが、今回は以下のような「説明プレート」が付けられていました。
以下、そのプレートの文言を貼り付けます。

<御殿飾り雛人形>
宮中の容子を表した屋形(御殿)を組み立てて、その中に内裏雛や三人官女などを納め、これを中心に随身、衛士などを配した御殿作りの雛人形は、上方では既に江戸時代よりみられました。


この雛飾りは、御所町で薬種商を営んだ中嶋太郎家に伝えられたもので、幕末~明治初期に独立分家した頃に誂えたものと伝えられています。
屋形がこれだけ大きなものは少なく、当時の御所商人の経済力、町の繁栄の様子を彷彿とさせます。


年代、作風の異なる三対の内裏雛の他、奈良一刀彫雛人形一式や芥子雛などが含まれ、明治~昭和にわたる間に、現在のようyに豊かな姿になったことがわかります。
昭和10年代、日本は暗い戦争の時代に突入し、雛人形を飾ることは許されない世情となりました。中嶋家には、その頃記念撮影されたと思われる写真がのこされています。

このプレートと学芸員さんの説明で、
この雛人形の由来が少し判ってきたぞ!


以下、この雛人形の部分的な写真を何枚かUPします。

全体も凄いが、細部も凄い!

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上記の「御殿飾り雛人形」の他にも、多数の由緒ある雛人形が展示されています。以下、それらの雛人形の写真を幾つかUPします。

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「民俗博物館」を出て、裏手にある「みんぱく梅林」に向かいました。

ここはまだ七分咲きだ!

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「みんぱく梅林」から、公園を一周する山道を散策しました。里山の自然がそのまま残されている全長2,1キロメートルの「里山散策コース」は、「素敵な大人の散歩道」なのです。

散歩道の地中に「菜の花畑」を発見、

ここは正に「春爛漫」なのだ!

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下の写真は、近隣から移築された江戸時代の農家の古民家です。

DSCF1958.JPG

一部の古民家に、「雛人形」が展示されていました。

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「雛人形」が飾られていた古民家の前でオジさんが「竹トンボ」を削っていて、来園した子供たちの人気を集めていました。

不器用なリュウちゃん、「竹トンボ」を作ったことが無い、
孫ちゃんたちに古い文化の伝承が出来ない、
情けなや~!

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最終更新日  2017年03月05日 08時42分58秒
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