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リュウちゃんの懐メロ人生

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2018年07月23日
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薬師寺の食堂(じきどう)と大講堂、
間の参道に咲く数百鉢のハスの花、
ここは正に極楽浄土!



(前回のブログの続きです)
​​午前10時、
「双頭蓮」の咲く喜光寺を出発、次の目的地である「唐招提寺」に向かいました。​​
喜光寺から唐招提寺まではだいたい徒歩20分くらいです。

下の写真は唐招提寺に向かう道の脇に建つ道標、
​(左)垂仁天皇陵、(右)安康天皇陵​



垂仁天皇陵はお馴染みだが、
安康天皇陵がこの近くにあったことは知らなかった!

家に帰ってから、奈良市にある天皇陵について調べてみました。
​★開化天皇(第9代、油坂町)、★垂仁天皇(第13代、山稜町)★安康天皇(第20代、宝来4丁目)、★元明天皇(第43代、奈良坂町)、★元正天皇(第44代、奈良坂町)、★聖武天皇(第45代、法蓮町)、★称徳天皇(第48代、山稜町)、★光仁天皇(第49代、日笠町)、★平城天皇(第51代、佐紀町)、​

奈良市内には天皇陵が9つもある!
さすが「まほろばの地」

道標から徒歩数分で、垂仁天皇陵が見えてきます。



あれ?
陵の後方に白い鳥が群れている、
この鳥、「サギ」なのかな?





​垂仁天皇陵から徒歩10分弱で唐招提寺に至ります。
以下に唐招提寺の伽藍図を2種類アップします。
​<伽藍図1>​



​<伽藍図2>​



​唐招提寺は喜光寺や薬師寺と違い、<伽藍図1>のように非常に緑の樹木や花の多い寺で、平地に建立された古刹であるにも関わらず。山寺のように「緑の樹木に覆われた寺」なのです。​

唐招提寺のハスは以下の5か所に咲いています。
以下、その5か所で撮ったハスの写真をアップしてみます。

(1) 南大門右手の「休憩所」裏






(2) <伽藍図2>の中央上の「地蔵堂」の境内









(3) <伽藍図2>の左側の「戒壇」の前の地植えのハス→残念ながら、全く開花していませんでした(残念!)



(4) 「戒壇」下の空き地→ここのハスは品種名が記された鉢植えで、さながら「品種園」なのですが、残念ながら開花は数輪のみでした(またまた残念!)​







(5) 「金堂」前の鉢植えのハス

「唐招提寺金堂」とハスの花のコラボ、
なかなか素晴らしい!









​<伽藍図1>の右上に唐招提寺の開祖者である「鑑真和上御廟」があります。
リュウちゃん、唐招提寺にはよく行くのですが、今回、初めて「鑑真和上御廟」に立ち寄ってみました。

下の写真は「御廟」の門の外から撮ったものです。



​参道の右手には、見事な「苔の絨毯」が観られます。​



小さい橋を渡った前方に鑑真(がんじん)の墓所が築かれています。





墓所の横手に「天平の甍」の石碑が建てられていました。



「天平の甍(てんぴょうのいらか)」は、昭和32年に刊行された井上靖の小説で、昭和55年に熊井啓監督によって映画化されました(下は映画のポスターです)


リュウちゃん、この小説は学生時代に読んだのですが、当時、感激した記憶が残っています。

この小説の主人公は第9次遣唐使として唐に渡った奈良時代の日本の​​僧・普照(ふしょう)、普照は天平5年(733年)に入唐、唐に滞在10年目(天平15年、743年)に鑑真に巡り合い、、日本への渡来を要請、以後、4回に渡り日本渡航を試みるも悉く失敗します(第4回目の渡航を試みた際、鑑真は疲労のため、両眼を失明したのです)​​
​鑑真の来日が成功したのは、天平勝宝5年(754年)、普照が入唐してから21年目、、鑑真が日本渡来を初めて試みてから、何と、11年目のことでした。​
鑑真は来日してから5年目の天平宝字3年(759年)に唐招提寺を創建し開祖になりました。鑑真と共に帰国を果たした普照は東大寺に住し、その後、唐招提寺の近くにある西大寺の高僧として生涯を終えたようです。

井上靖の「天平の甍」によって鑑真は日本に渡来した大陸の高僧の中では、一番ポピュラーな存在となり、現在でもこの「御廟」を訪れる人は少なくないようです。
もう午前11時だ!
急がないと薬師寺のハスは閉じてしまう!

唐招提寺を午前11時に出発、今日の最終目的地である薬師寺に向かいました。唐招提寺から薬師寺までは徒歩約10分、午前11時10分に薬師寺の南側の境内に入りました。

<薬師寺南側伽藍図>



​​
薬師寺のハスは、今年は冒頭の写真のように、「食堂(じきどう)」「大講堂」の間の広い通路に200鉢位咲いていました。​​

​冒頭の写真の右側が食堂、左側が大講堂です。
​​​「薬師寺」は天武天皇9年(680年)、天武天皇の発願で飛鳥の「藤原京」に建立されましたが、都が平城京に遷都した後、8世紀の初頭に現在の「西の京」に移転しました。​​​
​その後、戦禍や火災で、創建当時の伽藍は、国宝の「東塔」のみとなってしまい、他の伽藍は殆ど近代になってから再建されたようです。​
ハスの花を挟む右側の食堂は、2017年再建、
左側の大講堂は2003年の再建、

21世紀に再建された両伽藍、
新しい朱塗りの建物とハスの花のコラボが美しい!













​下の写真は1981年に再建された
「薬師寺西塔」です。​



​奈良時代から唯一残っていて、明治時代に「凍れる音楽」と称された国宝の​「薬師寺東塔」は?​​



残念ながら大修理中で、完成は東京オリンピックの行われる一か月前になるようです。

早く東西の塔が観たい!

​​
​もう正午、お腹が空いた。​
近鉄「西の京」駅から奈良駅に行き、東向き商店街にある行きつけの割烹店で遅い昼食、

プファ~、ビールが旨い!
頭の中は極楽浄土だ(苦笑)

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最終更新日  2018年07月23日 16時37分01秒
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