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リュウちゃんの懐メロ人生

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2019年03月06日
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日本最大の温室「咲くやこの花館」
館内は正に真冬のオアシスだ!



2月下旬のある日、女房殿と2人で「咲くやこの花館」に行って来ました。
 
​​​「咲くやこの花館」は平成2年に開催された「国際花と緑の博覧会」(通称<花博>)の、大阪市のパビリオンとして設立され、現在は京都府立植物園の「観覧温室」と並ぶ「日本最大級の温室」として多くのファンを集めています。​​​

京都の「観覧温室」の延べ床床面積は4700平方メートル、
「咲くやこの花館」の延べ床面積は6900平方メートル

延べ床面積だけの比較では、
「咲くやこの花館」が日本一の温室なのだ!

下の写真は「咲くやこの花館」の外観です。

京都の「観覧温室」とよく似ている!


 
​下の写真は館内に掲示されていた「案内マップ」です。​



​​​上の写真、ちょっと見にくいので、以下に「咲くやこの花館公式ホームページ」をリンクしておきます。このホームページの中に「植物MAP」というコーナーがあり、このコーナーには、順に「熱帯雨林植物室」、「熱帯花木室」、「乾燥植物室」、「高山植物室」、「外部庭園」の5つのコーナーが図示されていまして、コーナーの代表的な植物の写真が掲載されています。​​​
 
​​​時間が許せば、以下のリンクも覗いてみて下さいね。

​​「咲くやこの花館」HP​←ここをクリック
​​​
 
​館内の中央には広大な「フラワーホール」があり、観覧の順路は、このフラワーホールの周囲を一周するように作られています。


(フラワーホール)
 
それでは京都の「観覧温室」のブログと同じように、観た花や草木を順に紹介していきます。

​<デンドロキルム・コッビァヌム(別名ライスキッド)>​
「熱帯雨林植物室」の入り口で料亭の「縄のれん」のように出迎えてくれる花です。一見、「藤の花」のように見えますが「ラン(欄)」の一種なのです。



​​<フィロデンドロン・ギガンテウム>​​
​写真左側の大きな葉の植物です。原産地は西インド諸島、サトイモ科の常緑多年草です。宮崎アニメ「となりのトトロ」に出て来た植物なのだそうです。



​<バンダ(別名:翡翠花)>​​
大きな紫色の花を付けるランの一種です。原産地は熱帯アジア、着生種(土壌に根を下ろさず、他の木の上や岩盤にを張る植物)です。約25000種ある「ラン」の内、70%が着生種なのだそうです。

​​このラン、花菖蒲に似ている!
いずれアヤメかカキツバタかバンダか???​​



​<シンビディウム・インシグネ>​​
​原産地は東南アジアの高地、シンビディウムの「交配親」として重要なランの原種のようです。​



​<シンビディウム・インシグネ・セイデンファデニー「ロザ」>​
上記「シンビディウム・インシグネ」の交配種の一つのようです。



​​<コブラオーキッド>​​
​​南アフリカ原産、コブラの頭部のように見える細長い茶色の部分は花ではなく、
「花茎」なのだそうです。「花」はこの「花茎」の中央部を縦に走る「ボツボツの突起部分」なのだそうです。

​これは奇妙なランだ!​​



以下に名前の確認出来なかったランの写真を2つ貼り付けます。

「ラン」の花にお詳しい方、名前が判りましたらコメントして下さいね。お待ちしています。





 
​<水生植物室(ロータス・ガーデン)>​​
「熱帯雨林室」の一角に独立した「ロータス・ガーデン」がありました。
このコーナーは非常に充実していて、多数の水生植物(殆どスイレン)を見ることが出来ました。以下に名前を確認出来た水生植物を紹介致します。

(紹介する前に、以下に出てきます用語を整理します)

★ロータス→「ハス」の英語名、ギリシャ語由来の言葉で、元はエジプトに自生するスイレンの一種「ヨザキスイレン」を指す言葉だったようです。「ハス」はヤマモガシ目、ハス科、ハス属、ハス種の水生植物だそうです。
★ニンファエア→スイレン属の学名です、「スイレン」はスイレン目、スイレン科、スイレン属の水生植物です。​
 
★ハスとスイレンの違い→ハスは水面の上にう花を咲かせますが、スイレンは水面に花を咲かせます。見た目はよく似ていますが、分類上は全く系統の違う植物のようです。​

​​<ニンファエア・レッドフレア>​​
「赤い炎」のスイレンです。夜咲く花のようですが午後にも咲いていました。



​<ニンファエア・アンタレス>​​やはり赤いスイレンです。



​<ニンファエア・ミ久ランタ(アルバ)>​​
原産は中央アフリカ諸国、日本唯一のスイレンの原種「ヒツジグサ」によく似ていますね。
 


​<ニンファエア・ブルズアイ>​​



​<ニンファエア・イミュタビリス(ディープブルー)>​
原産地はオーストラリア、白い花びらの先端が淡いブルーの美しいスイレンですね。





​<ニンファエア・マリアンストロウン>​​



​<ニンファエア・ジャックウッド>​​



<ニンファエア・ブルーアスター>



<ニンファエア・ヨックアイサム>
タイで作出された園芸種、花弁の先端が淡いブルーの繊細なスイレンですね。
 


​<ニンファエア・トロピックサンセット>​​
淡いピンクの花びらが熱帯のサンセット(日没)のように美しいですね。
 


​<ニンファエア・紫式部>​​
やはり花びらの先端が淡いブルーの美しいスイレンですね。「紫式部」というう名前なので、日本で作出されたスイレンなのかな?



​​<オオオニバス>​​



​​やっと有名な水生植物が出て来ました!​​
 
​オオニバスはアマゾン川原産、水生植物中、最大の「浮葉」を持っていて、その浮葉の上で人間が乗れることで非常に有名になりました。「浮葉」の最大のものは直径3mにもなるのだそうです。​



​「オオオニバス」という名前から「ハス科」の植物だと思ってしまいますが、れっきとした「スイレン科」の植物なのです!​
 
皆様、
「オオオニバスの花」を
見たことがありますか?​​

かく言うリュウちゃんも、これまで「オオオニバスの花」は見たことがありません。といいますか、このブログを書き始める直前まで、「オオニバスの花」があることを全然知りませんでした。

「オオニバス」もスイレンの一種だから、
当然、「花」はある筈だ!
どんな花なのだろう?

浮葉の内側に咲くのだろうか?、
それとも外側か?
何時咲くのだろうか?

という疑問が一気に沸いてきました。
それで「オオニバス」のウィキペディアを調べましたところ、以下のようなことが判りました。
(1)「オオニバスの花」は直径20~40cm​(花も巨大なのだ!)
(2)夕方に開花、朝になると花を閉じる​(まるで月下美人だ!)​
(3)「オオニバスの花」の寿命は僅か2日、1日目は香りのある白い花を咲かせ、2日目は香りの殆どないピンクの花に変身する​(正に「花の命は短くて」なのだ!)​
(4)花は浮葉の横の水面に咲く​(葉の上に咲くのではないのだ!あたりまえか)
以下、ネットからお借りしました「オオニバスの花」のイラスト及び写真を何枚か貼り付けます。











<イギリスの植物画家Walter Hood Fitchによる1851年のイラスト>





アマゾン河の月明りの下で咲く
オオオニバスの幻想的な光景を夢想する
リュウちゃんなのでした。

​(以下、「真冬のトロピカル(4)~「咲くやこの花館」に咲く花(2)」に続きます)​​

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最終更新日  2019年03月08日 18時44分53秒
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