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カテゴリ:花遍路・花のフォトブログ
日本最大の温室「咲くやこの花館」 館内は正に真冬のオアシスだ! 2月下旬のある日、女房殿と2人で「咲くやこの花館」に行って来ました。 「咲くやこの花館」は平成2年に開催された「国際花と緑の博覧会」(通称<花博>)の、大阪市のパビリオンとして設立され、現在は京都府立植物園の「観覧温室」と並ぶ「日本最大級の温室」として多くのファンを集めています。 京都の「観覧温室」の延べ床床面積は4700平方メートル、 「咲くやこの花館」の延べ床面積は6900平方メートル 延べ床面積だけの比較では、 「咲くやこの花館」が日本一の温室なのだ! 下の写真は「咲くやこの花館」の外観です。 京都の「観覧温室」とよく似ている! 下の写真は館内に掲示されていた「案内マップ」です。 上の写真、ちょっと見にくいので、以下に「咲くやこの花館公式ホームページ」をリンクしておきます。このホームページの中に「植物MAP」というコーナーがあり、このコーナーには、順に「熱帯雨林植物室」、「熱帯花木室」、「乾燥植物室」、「高山植物室」、「外部庭園」の5つのコーナーが図示されていまして、コーナーの代表的な植物の写真が掲載されています。 館内の中央には広大な「フラワーホール」があり、観覧の順路は、このフラワーホールの周囲を一周するように作られています。 (フラワーホール) それでは京都の「観覧温室」のブログと同じように、観た花や草木を順に紹介していきます。 <デンドロキルム・コッビァヌム(別名ライスキッド)> 「熱帯雨林植物室」の入り口で料亭の「縄のれん」のように出迎えてくれる花です。一見、「藤の花」のように見えますが「ラン(欄)」の一種なのです。 <フィロデンドロン・ギガンテウム> 写真左側の大きな葉の植物です。原産地は西インド諸島、サトイモ科の常緑多年草です。宮崎アニメ「となりのトトロ」に出て来た植物なのだそうです。 <バンダ(別名:翡翠花)> 大きな紫色の花を付けるランの一種です。原産地は熱帯アジア、着生種(土壌に根を下ろさず、他の木の上や岩盤にを張る植物)です。約25000種ある「ラン」の内、70%が着生種なのだそうです。 このラン、花菖蒲に似ている! いずれアヤメかカキツバタかバンダか??? <シンビディウム・インシグネ> 原産地は東南アジアの高地、シンビディウムの「交配親」として重要なランの原種のようです。 <シンビディウム・インシグネ・セイデンファデニー「ロザ」> 上記「シンビディウム・インシグネ」の交配種の一つのようです。 <コブラオーキッド> 南アフリカ原産、コブラの頭部のように見える細長い茶色の部分は花ではなく、 「花茎」なのだそうです。「花」はこの「花茎」の中央部を縦に走る「ボツボツの突起部分」なのだそうです。 これは奇妙なランだ! 以下に名前の確認出来なかったランの写真を2つ貼り付けます。 「ラン」の花にお詳しい方、名前が判りましたらコメントして下さいね。お待ちしています。 「熱帯雨林室」の一角に独立した「ロータス・ガーデン」がありました。 このコーナーは非常に充実していて、多数の水生植物(殆どスイレン)を見ることが出来ました。以下に名前を確認出来た水生植物を紹介致します。 (紹介する前に、以下に出てきます用語を整理します) ★ロータス→「ハス」の英語名、ギリシャ語由来の言葉で、元はエジプトに自生するスイレンの一種「ヨザキスイレン」を指す言葉だったようです。「ハス」はヤマモガシ目、ハス科、ハス属、ハス種の水生植物だそうです。 ★ニンファエア→スイレン属の学名です、「スイレン」はスイレン目、スイレン科、スイレン属の水生植物です。 ★ハスとスイレンの違い→ハスは水面の上にう花を咲かせますが、スイレンは水面に花を咲かせます。見た目はよく似ていますが、分類上は全く系統の違う植物のようです。 <ニンファエア・レッドフレア> 「赤い炎」のスイレンです。夜咲く花のようですが午後にも咲いていました。 <ニンファエア・アンタレス>やはり赤いスイレンです。 <ニンファエア・ミ久ランタ(アルバ)> 原産は中央アフリカ諸国、日本唯一のスイレンの原種「ヒツジグサ」によく似ていますね。 <ニンファエア・ブルズアイ> <ニンファエア・イミュタビリス(ディープブルー)> 原産地はオーストラリア、白い花びらの先端が淡いブルーの美しいスイレンですね。 <ニンファエア・マリアンストロウン> <ニンファエア・ジャックウッド> <ニンファエア・ブルーアスター> <ニンファエア・ヨックアイサム> タイで作出された園芸種、花弁の先端が淡いブルーの繊細なスイレンですね。 <ニンファエア・トロピックサンセット> 淡いピンクの花びらが熱帯のサンセット(日没)のように美しいですね。 <ニンファエア・紫式部> やはり花びらの先端が淡いブルーの美しいスイレンですね。「紫式部」というう名前なので、日本で作出されたスイレンなのかな? <オオオニバス> やっと有名な水生植物が出て来ました! オオニバスはアマゾン川原産、水生植物中、最大の「浮葉」を持っていて、その浮葉の上で人間が乗れることで非常に有名になりました。「浮葉」の最大のものは直径3mにもなるのだそうです。 「オオオニバス」という名前から「ハス科」の植物だと思ってしまいますが、れっきとした「スイレン科」の植物なのです! 皆様、 「オオオニバスの花」を 見たことがありますか? かく言うリュウちゃんも、これまで「オオオニバスの花」は見たことがありません。といいますか、このブログを書き始める直前まで、「オオニバスの花」があることを全然知りませんでした。 「オオニバス」もスイレンの一種だから、 当然、「花」はある筈だ! どんな花なのだろう? 浮葉の内側に咲くのだろうか?、 それとも外側か? 何時咲くのだろうか? という疑問が一気に沸いてきました。 それで「オオニバス」のウィキペディアを調べましたところ、以下のようなことが判りました。 (1)「オオニバスの花」は直径20~40cm(花も巨大なのだ!) (2)夕方に開花、朝になると花を閉じる(まるで月下美人だ!) (3)「オオニバスの花」の寿命は僅か2日、1日目は香りのある白い花を咲かせ、2日目は香りの殆どないピンクの花に変身する(正に「花の命は短くて」なのだ!) (4)花は浮葉の横の水面に咲く(葉の上に咲くのではないのだ!あたりまえか) 以下、ネットからお借りしました「オオニバスの花」のイラスト及び写真を何枚か貼り付けます。 <イギリスの植物画家Walter Hood Fitchによる1851年のイラスト> アマゾン河の月明りの下で咲く オオオニバスの幻想的な光景を夢想する リュウちゃんなのでした。 (以下、「真冬のトロピカル(4)~「咲くやこの花館」に咲く花(2)」に続きます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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