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カテゴリ:バラの花のフォトブログ
奈良の古刹、霊山寺に咲く200種2000本のバラ、 ここは正に「バラの楽園」なのだ! 2019年5月30日、奈良県随一のバラの名所、「霊山寺(りょうせんじ)」に行ってきました。霊山寺のバラ園訪問は約3年ぶりなのです。 <霊山寺について> 霊山寺は天平8年(西暦737年)、聖武天皇の勅命を受け、行基により創建されました。同年に来日したインド僧・菩提僊那(ばだいせんな、752年の東大寺大仏開眼法要で導師を務めた)は登美山の地勢が故郷インドの霊鷲山(りょうじゅせん)に似ていることから霊山寺と名付け、聖武天皇からは「鼻高霊山寺」の額を賜ったのだそうです。 (霊山寺の鳥居) 以下は<霊山寺のHP>です。HP冒頭の鳥居に向かってズームアップする動画、迫力満点ですね。 以下は上記HPの中にある<バラ園>のサイトです。 上記サイトの中に、<仏教寺院であるにも拘わらず、境内に「イギリス風バラ園」が作られたのか>という由来が書かれています。以下、その記述をコピペします。 「世界平和を願い、心の安らぎを感じてもらうために昭和32年に開園した1200坪の近代庭園。テーマは人生の輪廻。最初のエリアは母子像を中心とした子どもの世界で赤色を中心に明るいバラが多い。 (「母子像」のあるエリア) メビウスの輪をデフォルメしたサムサーラ(輪廻)と名付けられた噴水のある成人のエリア。そしてその奥にはティーテラス「プリエール」があります。200種類2000株のバラが5月上旬から6月中旬と10月中旬から11月上旬まで美しく咲き誇ります」 (「サムサーラ」のオブジェ) <ティーテラス「プリエール」> 「成人のエリア」には、もう一つ、冒頭の写真にも登場した「バラの女神」というオブジェがあります。 このオブジェ、一番素敵なのだ! (バラの女神像) 霊山寺の「バラ園」 年中無休なのだ! 真冬に入園者は居るのだろうか? さて、今回の目標は、200種類のバラを全て撮影し紹介することだったのですが、1日だけの訪問でしたので、写真を整理しましたところ、約半数のバラしか写真に収めることが出来ませんでした(残念!) 今回のブログでは、 「霊山寺のバラ図鑑2019」として、撮ったバラを全て紹介したいと思います。 リュウちゃんは「バラの素人」ですので、紹介に入る前に、自分の理解のために基本的な「バラの用語」を以下にまとめておきます。 <バラの用語> (1)「原種」:19世紀初頭から始まった園芸用への改良が始まる前のバラ、世界各地に100種類以上の「原種」があり、日本にも「ノイバラ」、「サンショウバラ」、「ハマナス」等、10種類位の「バラの原種」があります。 (2)「オールド・ローズ」:「原種を交配して、園芸用として作出されたバラの内、1867年にフランスの園芸家ギヨーによって作出された「ラ・フランス」より以前に作出されたバラのこと、 (3)「モダン・ローズ」: 上記「ラ・フランス」以降に作出されたバラ、 <モダン・ローズの第1号「ラ・フランス」> (4)「ハイブリッド・ティー」:木立性で四季咲きの品種。 (5)「フロリバンダ」:木立性で四季咲き、房状に花をつける。 (6)「シュラブ」:半つる性のモダンローズ。 (7)「イングリッシュ・ローズ」:1969年にデビッド・オースチンが発表した、オールドローズとモダンローズの特徴を合わせ持つシュラブ(半つる性)のモダンローズ。 (8)「一季咲き性」:年に一度、春から初夏のあいだに1回しか花をつけない品種。オールド・ローズは全て「一季咲き性」のバラのようである。 (9)「四季咲き性」:温度に関係なく、咲かせようと思えば一年中開花が可能なバラ、 ヨーロッパのオールド・ローズは全て「一季咲き性」だったが、19世紀初頭に中国から「四季咲き性」のバラ「庚申バラ(ロサ・キネンシス)」が輸入され、このバラを交配を繰り返した結果、1867年に初の完全な四季咲きハイブリッドティーローズ「ラ・フランス」が作出された。 ひょっとすると、「モダン・ローズ」は全て「四季咲き性」なのかな??? (ロサ・キネンシス) 尚、バラの品種の説明に関しましては、下記のサイトを参照しました。 (A)<究極のバラ図鑑3000品種> <霊山寺のバラ図鑑2019(1)> (1)「ノアトラム」 1988年ドイツ作出、作出者:Werner Noack、四季咲き。 (2)「ベテープライヤー」 作出国:イギリス、詳細不詳、 (3)「マジックランプ」 作出国:日本、作出者:寺西菊雄、四季咲きハイブリッドティー (4)「ニューウェーブ」 作出国:日本(2000年)、作出者:寺西菊雄、四季咲きハイブリッドティー、フリル咲き、 (5)「ランドラ」 作出国:ドイツ(1970年)、作出者:マティアス・タンタウ、四季咲きハイブリッドティー、剣弁高芯咲き (6)「青空」 作出国:日本、作出者:鈴木省三、四季咲きハイブリッドティー、 日本人として初めてオール・アメリカン・ローズ・セレクション賞を受賞した京成バラ園芸、鈴木省三氏の藤紫色のバラです。 (7)プリティピンク」 作出国:日本、詳細不詳 (8)「ホット・ココア」 作出国:アメリカ(2002年)、作出者:Carruth、四季咲き、フロリバンダ、 オレンジ色に近い茶色の花から、この名前が付けられたようです。 (9)ニューカリーナ」 作出国:アメリカ、四季咲きハイブリッドティー、 濃いピンクの見事なバラですね! (10)「ノックアウト」 作出国:アメリカ(1999年)、作出者:J.W.Darler、四季咲き、フロリバンダ、 半八重丸弁平咲き、(受賞歴)2000年AARS受賞; 2002年ADR受賞; 2002年イタリア ジェノバ 国際コンクール金賞受賞 (11)「マイ・レイコ」 作出国:日本(2000年)、作出者:寺西菊雄、四季咲きハイブリッドティー、 別名「ローズ・オオサカ」、伊丹市在住のバラ作出家、寺西菊雄の傑作の一つ、 (12)「ルイド・ヒューネ」 作出国:フランス(1987年)、、作出者:マリー・ルイーゼ・メイアン、四季咲きハイブリッドティー、剣弁高芯咲き、 (13)「月光」 作出国:日本(1999年)、作出者:京成バラ園芸、四季咲きハイブリッドティー、剣弁高芯咲き、(受賞歴):1999年JRC銅賞受賞、 これは名前通りの美しいバラですね。作出者が「京成バラ園芸」となっていますが、実際には所長だった鈴木省三氏が作出したバラなのかも知れませんね。 (14)「ローラ」 作出国:フランス(1969年)、作出者:MLメイアン、四季咲きハイブリッドティー、剣弁高芯咲き、 (15)「つるコンパッション」 作出国:イギリス(1972年)、作出者:ハークネス、繰り返し咲き、つるバラ、 (16)「つるアイスバーグ」 作出国:イギリス、(1968年)、作出者:B R Cants、二季咲き、つるバラ、フロリバンダ、 アイスバーグは別名シュネーヴィッチェン(ドイツ語で白雪姫)」。その名の通り、白い清楚なバラですね。 (17)「宴(うたげ)」 作出国:日本(1977年)、作出者:太田 喜一郎、四季咲きハイブリッドティー、剣弁高芯咲き、 これぞ「真紅のバラ」 素晴らしい! (18)「ミスターリンカーン」 作出国:アメリカ(1964年)、作出者:Swim & Weeks、四季咲きハイブリッドティー、剣弁高芯咲き、 アメリカの第16代大統領・エイブラハム・リンカーンに因んだバラです。 (19)「黒真珠」 作出国;日本(1988年)、作出者:鈴木省三、四季咲きハイブリッドティー、剣弁高芯咲き、 日本を代表するビロード系の黒バラのようです。 (20)「シーフォーム」 作出国:アメリカ(1964年)、シュラブ、 第1回目のブログはここまでとします。 今回のブログを書くに当り、「ミスターローズ」こと京成バラ園芸の初代所長・鈴木省三氏のウィキペディアを見ましたところ、1958年作出のバラに「法隆寺 / FL - 陽明門」というバラがあることを発見! 「法隆寺」の名前の付いたバラ、 どんなバラなのだろう? (以下、「奈良の古刹、霊山寺のバラ図鑑2019(2)に続きます」) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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