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リュウちゃんの懐メロ人生

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2020年05月04日
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世界最古の木造建築と若い桜
法隆寺は桜の花がよく似合う!?


(法隆寺五重塔と桜)
​4月4日に女房殿の車の助手席に乗って「藤原宮跡~安倍文殊院~長谷寺の桜」見物をした翌日の4月5日、今度は「法隆寺~三室山」の桜を徒歩で見物して来ました。​

​​新型コロナウィルス禍の中での「お花見」、リュウちゃんは、公共交通を使わず、徒歩か女房殿の運転する車の助手席に乗って行くという「原則」を立てたのですが、今回は徒歩による「桜見物」を実践したという訳です。
​​
リュウちゃんの家から法隆寺までは徒歩約4分、

法隆寺は絶好の
徒歩お花見スポットなのだ!
​​
​下の写真は、国道25号線から「南大門」まで、約350mの「松並木の参道」の間に、ただ1本だけある桜なのです。​



松並木の中の1本桜、
緑の松とのコントラストが眩しい!





​「松並木の参道」を抜けると、法隆寺の玄関にあたる「南大門」が見えてきます。リュウちゃんの自宅から南大門までが徒歩4分なのです。​





​「南大門」から「西院伽藍」を見上げます。平時であれば、見物客で賑わっている境内も、殆ど人が居ません。​


​以下の図は「法隆寺伽藍配置図」です。​


​(法隆寺伽藍配置図)​
 
上の図で、

​★法隆寺の玄関である「南大門」は、図の左下にあります。​
​★「南大門」から直進した眼前に、「金堂」、「五重塔」が並んでいる「西院伽藍」があります。​
​★「西院伽藍」の右上に、「百済観音」や「玉虫厨子」などの国宝が納められている「大宝蔵院」があります。​
​​★図の右側に、「夢殿」のある「東院伽藍」があります。​
尚、法隆寺の由来や歴史などに興味のある方は、下記のサイトを参考にして下さいね。
 
​​<「中門」と桜>
​​
「西院伽藍」の玄関ともいえる「中門」と桜のコラボです。

やはり法隆寺の主役は松の木、
「桜のコラボ」は、ささやかなのだ。





<「五重塔」と桜>
 
「法隆寺の桜」のハイライトは、
「五重塔」とのコラボなのだ!







「西院伽藍」に入場します。
 
​​入場料は、何と、1500円、高い!
​​
しかし、リュウちゃんは古希を過ぎた斑鳩町の町民ですので、入場料が唯(タダ)なのです。

​​​​​​「西院伽藍」は、周囲をエンタシス型の柱を配した「回廊」に囲まれ、南側に「中門」、北側に「大講堂」、中央に「金堂」「五重塔」があります。​​​​​​

「西院伽藍」には、
桜の木は2本しかないのだ!









「西院伽藍」を出て、「夢殿」のある「東院伽藍」に向かいます。
 
途中の休憩所には、数人の観光客がいました。





​「西院伽藍」と「東院伽藍」を区切る「東大門(とうだいもん)」(国宝)と桜です。​



​​「東大門」から見た「東院伽藍」の眺めです。写真奥のお堂は「夢殿」です。​​







「東院伽藍」に入りました。ここは、「夢殿」の周囲に紅白2本の「しだれ桜」があり、もう1本、「山桜」があります(計3本)





「東院伽藍」の桜の一番の見所は、「夢殿」とピンクのしだれ桜のコラボだったのですが、
 
アチャ~、
ピンクのしだれ桜の周辺は工事中、
「夢殿」とのコラボが撮れない(残念!)



​「東院伽藍」から帰途につきます。境内の「大通り」を直進し、出口の「西門」に向かいます。​







「大通り」から見える五重塔と桜のコラボです。







以上、ご覧頂きましたように、
法隆寺のソメイヨシノやしだれ桜は、殆ど樹が若く、小さいのです。
リュウちゃんが法隆寺の近くに引っ越してきたのは、平成8年(1996年)、今から23年前なのですが、多分、この頃に植えられたのではないかと思っています。

法隆寺の桜は
何時植えられたのか?
​​
御存じの方があれば教えて下さいね。

<三室山・竜田川の桜>
​​
​法隆寺を出て、そのまま徒歩で三室山(みむろやま)に行きました。​
​三室山と、その下を流れる竜田川(たつたがわ)は、法隆寺と並ぶ斑鳩町の桜の「2大名所」なのです。​

​法隆寺から三室山までは徒歩20分、​



​三室山と竜田川は、
「紅葉の名所」として全国的に有名で、三室山の麓には、以下の2首の百人一首の碑が立てられています。​
 
ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くゝるとは(在原業平)​
あらし吹く み室の山の もみぢばは 竜田の川の 錦なりけり(能因法師)
<竜田川の桜>
​​
先ずは三室山の麓を流れる竜田川の土手の桜です。









​写真左手奥の山は「生駒山」です。





「三室山」に登ります。

麓のピンクのしだれ桜
ほぼ満開だ!







​​「三室山」は標高82mの小山です。聖徳太子の時代から、この小山は「神の鎮座する山」とされていて、「神南備山(かんなびやま)」という別名があります。​​
 
麓から頂上まで徒歩10分、
明日香村の「甘樫の丘」と似ている!?





麓から頂上までは、コンクリートで舗装された道が続いています。
 
​​もう「散り始め」だ!​​





山頂付近の桜です。ピンクの八重桜が開花し始めていました。









山頂には古代の庵(いおり)を模した休憩所があります。
 
この庵、
能因法師の庵を
模したものなのかな?





暫し山頂の風景を楽しみ、下山しました。
 
下界のコロナ騒動が嘘のように
のどかな光景だ!







​三室山の麓は「県立竜田公園」として整備されています。​
 
ここは新型コロナ禍の中でも、
絶好の「お出掛けスポット」なのだ!







​(以下、「令和2年、新型コロナ禍の中の桜紀行(3)~吉野の桜」に続きます)​
 

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最終更新日  2020年05月06日 06時07分02秒
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