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リュウちゃんの懐メロ人生

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2020年09月03日
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カテゴリ:フォトブログ
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
正に深山幽谷、
赤目四十八滝は
コロナ禍とは無縁の桃源郷なのだ!


(布曳滝)

8月20日、この日の斑鳩町の最高気温は38℃、出来ることなら一歩も外出したくない灼熱日でした。

ここのところ、奈良は連日37~38℃、
老齢リュウちゃん、息も絶え絶え、

そうだ、
赤目四十八滝に避暑に行こう!

例によりまして、女房殿お手製のおにぎり弁当とリュウちゃんお手製の缶ビール(2缶)をリュックに詰めて、午前9時、女房殿の運転する車の助手席に乗って法隆寺の自宅を出発、午前10時過ぎに赤目四十八滝の入り口に到着、

下の写真は、滝の入り口近くの駐車場と茶店です。「みたらい渓谷と」違い、駐車場も茶店もいっぱいあるのです。



​以下は「赤目四十八滝」の散策MAPです。​



「赤目四十八滝」大好き人間のリュウちゃん、本ブログでも何回も登場するのですが、2018年に2回に分けて更新したブログでは、全ての滝を探索してみました。参考のためにそのブログを貼り付けます。
 
 
午前10時半頃、赤目四十八滝の入り口である「日本サンショウウオセンター」に入場。ここから赤目渓谷が始まっているのですが、

アチャ~、
渓谷は干上がっている!
上流の滝も干上がっているのか?



ここのところ、10日余りの日照り続きで、渓谷の水量が異常に減っているようです。
 
水の少ない赤目四十八滝、
ちょっと心配、

<遊歩道>
赤目四十八滝は入り口の「日本サンショウウオセンター」から出口の「出会」まで、約4,3キロに渡って渓流沿いに遊歩道が設けられています。

「みたらい渓谷」の遊歩道は渓流から約50mの所、
「赤目の遊歩道」はずっと渓流に沿っている。

今回の赤目散策では、ずっと女房殿に先行して歩いてもらいました。以下、その遊歩道の写真を何枚か貼り付けてみます。

下の写真でお判りのように「赤目の遊歩道」は、2/3くらいがコンクリートで舗装され、渓流沿いには鉄製や木製の柵が取り付けられた平坦な道で、高所恐怖症のリュウちゃんでも、スイスイ歩いていける立派な遊歩道になっています。

















遊歩道の残りの1/3は滝の下から上に登って行く急な登り坂です(帰路は急な下り坂になります)。急坂の途中の写真は高所恐怖症のリュウちゃん、殆ど撮れなかったのですが、それらしい写真を幾つか紹介してみます。
 
急坂の恐怖感、
リュウちゃんの写真では全然出ない。











​尚、赤目四十八滝の遊歩道は、2002年に「遊歩百選」に認定されました。​赤目四十八滝は他にも「森林浴の森100選」
​「日本の滝百選」​「平成の名水百選」に選定されています。
 
​尚、赤目の遊歩道は、2004年に選定された「美しい日本の歩きたくなるみち500選」の名でも選出されているのです。

​​2018年に赤目四十八滝に行った時には、「赤目四十八滝というが、本当に48の滝があるのだろうか?、本当は幾つの滝があるのだろうか?」ということがテーマで、全ての滝を踏破する旅だったのですが、今回の目的は「ひたすら避暑」、​森林浴、渓谷美を堪能する、滝と渓流の水の涼しさを堪能する、という気楽な旅だったのです。

それでは、これから滝と渓流を順に紹介させて頂きます。

​<霊蛇滝>​

赤目の道で、最初に出逢う大きな滝壺(淵)のある滝です。落差6m、滝壺の深さ7m、滝の流れが、さながら白蛇が遡上する趣きがあるので、この名が付けられたようです。

案の定、滝の水量が少ない、
滝壺の水も少し濁っている(残念!)









​​<「赤目牛」の像>​​
 
​「霊蛇滝」のすぐ上に、赤目5瀑の一つである「不動滝」があります。​
「霊蛇滝」から「不動滝」に登る遊歩道の横に、「赤目牛」の像が置かれています。


(赤目牛)

「赤目牛」の像の横に、以下のような文章が書かれた看板がありました。

​「古くから伝えられている赤目の由来は、「役の小角」(えんのおづぬ、伝634~701年)がこの地に来た折に、滝に向かって行を修めると、不動明王が牛に乗って出現、その牛の目が赤かったので、この地を「赤目」と名付けた。そして小堂を建て、不動明王をまつったのが、今の不動院と伝えられる。また、この不動院の本尊である不動明王の目が赤く輝いている所から、「赤目」の名が付けられたともいわれる。藤堂藩二代目藩主・高次の治りがたい眼病が、赤目不動尊の宝剣で完治し、藤堂藩の祈願寺として保護され、以来、延寿院は目の神様として親しまれ、この「赤目牛」を撫でることにより御利益があると伝えられています」​

フ~ン
「赤目牛」を撫でると目が良くなるのか、
目の悪いリュウちゃん、
これからいっぱい撫でてみよう!

<不動滝>

​「霊蛇滝」のすぐ上に、遊歩道唯一の「不動橋」が架けられていて、その下に最初の「赤目5瀑」である「不動滝」があります。落差15m、幅4mの堂々たる滝です。滝の名称は、不動明王に因んで名づけられたようです。​

幅4mと言われているが、
本日は幅1mくらいだ、
ちょっと残念!









​<滝参り>​​
 
​「赤目四十八滝」は「役の小角」の時代から「山岳信仰の聖地」とされ、修行者のみならず一般民衆の間にも「滝参り」という風習が定着していました。しかし、明治時代の中期頃まで、「不動滝」の上は、深山幽谷の原生林で、修験者しか入山が許されていなかったのだそうです。​
​従いまして、昔の「滝参り」とは、
「不動滝に参る」ということになっていたようで、毎年、春になりますと「霊蛇滝」の滝壺の前で、入山者安全祈願法要が行われるようです。​


​(滝参り、入山者安全祈願法要=この写真はネットからお借りしました)
<水遊び>
​​
「不動滝」の上の岩場で、若い人達が渓流の中で水遊びをしていました。

水遊び、懐かしい!
水遊びをしなくなって、
もう何年経つのだろう?
青春は遠い彼方になってしまった。







​<千手滝(せんじゅたき)>​
 
下から2番目の赤目5爆です。高低差15m、幅4m、滝壺の深さ20m、
複雑な水の流れが、まるで千手観音の手のように見えるところから、この名前が付きました。

でも、今日は水量が少ないので、
百手滝くらいなのかな?







​<千手茶屋>​​
 
千手滝の滝壺の前に、今では赤目唯一の存在になってしまったお店「千手​茶屋」があります。以前はもっと上の「百畳岩」の傍にも「お店」があったのですが、何しろ商品の搬入は全て人力、すなわち、荷(商品)を背中に担ぎ、渓流の麓から徒歩で登らなくてはいけない、大半の商品は、お茶、ジュース、ビール、氷などの「重い水物」で、体力がないと、とても出来ない重労働なのです。おまけに電気が使えないので、お茶やビールを冷やすのは渓流の水、冷蔵庫で冷やすことに慣れている現代人にとりましては、その「冷え具合」はちょっと物足りないのです。
千手茶屋の皆様、お疲れ様です。
何時までも店を開けておいて下さいね!







​​<布曳滝(ぬのびきたき)>​​
 
下から3番目の赤目5瀑、落差30m、滝壺の深さ30m、断崖の上から一条の白布を垂らしたように流れ落ちる優美な滝です。全国には布曳滝(布引滝)と称する滝が20余りありますが、赤目の布曳滝は、その代表格と言われています。

優美な布曳滝と
それを囲む柱状節理の深山幽谷、
リュウちゃん、
赤目の滝の中では
一番好きな滝なのだ!













​​<竜ヶ壺>​​
 
布曳滝のすぐ上にあります。落差2m、「滝」とは言えない小さな流れですが、
​一千万年以上に渡って流れの下の岩盤を石臼のようにくり抜き、この淵の深さは50m以上と言われています。古くからこの淵には「竜が棲む」という伝説があり、そのために「竜ヶ壺」と命名されました。








 
​<陰陽滝(いんようたき)~赤目の玄武>​​

​​​この滝も落差2m位の小さな滝ですが、滝の横にある岩盤の形が「巨大な亀の頭」に似ています。この巨大な亀の姿が、奈良のキトラ古墳の壁画にある四神の一つ、「玄武」に似ているところから、リュウちゃんは勝手にこの岩盤を「赤目の玄武」と名付けたのです。​​​

千古の昔からここに眠る赤目の玄武、
悠久の夢を見ているのだろうか?







​<渓流の魚>​
 
陰陽滝から少し登って行ったところに、名もない「淵」があります。



​​ここは赤目の渓流で、
唯一、
遊歩道から魚が見られる
スポットなのだ。
​​





鮎でもない、岩魚でもない、
この魚、何なのだろう?
ハヤかな?モロコかな?

家に帰ってから下記の図鑑でちょっと調べてみました。
 
​上記「図鑑」の中で、赤目の淡水魚に一番姿・形が似ているのは、
イトモロコです。​

赤目の魚、
イトモロコなのかな?

<百畳岩~昼食>

ジャスト正午、百畳岩に辿りつきました。
下の写真の右手にある小屋が、以前にあった「茶店」の址なのです。





渓流沿いのベンチで昼食、
 
プファ~、ビールが旨い!
森林と清流のオゾンが心地良い!



暫くマッタリと昼食休憩、
 
​「百畳岩」は入り口の「日本サンショウウオセンター」から1,8kmの所にあります。全4,3kmの赤目遊歩道の、まだ中間点にも辿りついていないのですが、今日は「滝を求める旅」ではなく、「涼を求める旅」でしたので、「百畳岩」から約800m上にある「荷担滝」まで行って、引き帰す計画です。​

で、午後1時、「百畳岩」を出発、

<赤目の柱状節理>
​赤目渓谷の周囲は、50~100mの柱状節理の断崖に囲まれています。赤目の柱状節理は、約1500万年ほど前の「室生火山群」の活動によって形造られました。​
以下、「百畳岩」から「荷担滝」までの「柱状節理」の写真を何枚かピックアップしてみます。

赤目渓谷の柱状節理の景観、
正に「太古の人外魔境」なのだ!







​以下の2枚の写真は「雨降滝」です。イースター島の謎の巨石像「モワイ」を思わせる柱状節理の断崖の上から、雨が降るように滝の水が落ちるという滝です。​
 
本日は水量が少なかったためか、雨は降っていませんでした。





柱状節理の続きです。









​​<荷担滝(にないだき)>​​
 
本日の最終目的地です。落差8m、滝壺の深さ10m、2筋に別れて流れ落ちる滝の景観が、荷を担いでいるように見える所から、この名称が付けられたようです。赤目5瀑の内、4番目の滝で、最近では赤目の観光ポスターに使われている名滝なのです。

水量が少なく、
荷が軽い(苦笑)







もう午後2時、
そろそろ引き帰そう!

往路はずっと上り坂、帰路はずっと下り坂、普通に考えれば帰路のほうが楽々の筈なのですが、
老齢リュウちゃん、
今回は、

行きはよいよい
帰りは怖い
だったのです。

ビールの酔いが抜けなかったのか?
目の悪さからくる「足元不如意」が進行したのか?
予想以上の気温の高さが影響したのか?

多分、上記の3っつの要因が重なったものと思われますが、健脚自慢だっらリュウちゃんと致しましては、ちょっと衝撃的な出来事で、フラフラになりながら午後4時ちょっとまえ、やっと入り口の「日本オオサンショウウオセンター」に辿りつくことが出来ました(やれやれ)

駐車場の傍の茶店に入り、カキ氷を注文、

プファ~、カキ氷が旨い!
散策の疲れが洗い流されるようだ!

と、一瞬感じたのですが、帰路の車の助手席では、足がツッて、惨憺たる状態になってしまったのです(トホホ!)

もう体力の限界なのか?

​​
ちょっと情けない赤目行きになってしまいました。

「赤目四十八滝」は「みたらい渓谷」と同じように「紅葉の名所」のようです。

今年の秋には、
紅葉の赤目に行ってみよう!

​​秋には体力の限界を
取り戻せますことやら?​
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最終更新日  2020年09月06日 04時57分15秒
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