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カテゴリ:奈良散策
奈良の名刹・長谷寺の山上に、 広大な「蕎麦畑」があった! 9月29日、以前から行って見たいと思っていました奈良では珍しい桜井市の笠地区にある「蕎麦の花」を観に行って来ました。 元々、奈良県には蕎麦畑は殆ど無かったのですが、平成の代になってから国の農地開発事業により、1992年(平成4年)から長谷寺の上部の「笠(かさ)地区(奈良県桜井市大字笠)」で、19ヘクタール(190000平方メートル)の農地を使って、蕎麦の栽培が始まったようです。 奈良で蕎麦作りが始まって僅か28年、 リュウちゃんの 奈良在籍期間よりも若いのだ! リュウちゃんが奈良に住み始めてから既に38年、現在住んでいる「斑鳩の里」に引っ越してきてから23年になります。奈良県の山奥に蕎麦畑が出来たという話は、かなり以前から聞いていたのですが、何処にあるのかを知ったのは、つい最近のことだったのです。 桜井市大字笠、 初めて聞く地名だ。 どんな処なのだろう? 下の写真は、笠地区の道路図です。 写真の真ん中に「笠そば」、とありますが、この蕎麦屋の周辺一帯に蕎麦が植えられていて、秋には一面の蕎麦の白い花で覆われます。この蕎麦畑の真ん中に唯一ある蕎麦屋が「笠そば」ということになります。 「笠そば」、 長谷寺の山の上にある! リュウちゃんの家から 割と近そうだ。 午前9時30分、女房殿の運転する車の助手席に乗って自宅を出発、上記「道路地図」にある「天理ダム」を経由して、午前10時30分過ぎ、笠地区の蕎麦畑に到着、 おお、 蕎麦の白い花、 今、満開だ! <「蕎麦」の耕作面積豆知識> 奈良県には全部で24ヘクタールの「蕎麦畑」があります。その内、19ヘクタールが「笠地区」に集中しています。 「蕎麦」は北は北海道から南は沖縄まで、全国各地で栽培されていて、令和元年の全国の栽培面積は66400ヘクタールに及んでいます。都道府県別栽培面積ベスト12を挙げてみますと、 (1位)北海道:25200ha(ヘクタール)、(2位)山形県:5260ha、(3位)長野県:4410ha、(4位)秋田県:3770ha、(5位)福島県:3740ha、(6位)茨城県:3460ha、(7位)福井県:300ha、(9位)栃木県:2960ha、(9位)岩手県:760ha、(10位)青森県:1680ha、(11位)新潟県:1240ha、(12位)鹿児島県:1100ha、 となります。 本州最南端の鹿児島県が12位、ちょっと驚きです。 逆に栽培面積の少ない都道府県は、 ★東京都:4ha、★大阪府:1ha、★和歌山県:3ha、★高知県:6ha、 大都市である東京都や大阪府が少ないのは分かりますが、和歌山県がブービーとは!、これも驚きました。 <笠そば> 上記、蕎麦畑のすぐ近くに、この地区唯一の蕎麦屋である「笠そば」があります。まだ午前11時、ちょっと昼食時間には早かったのですが、「笠そば」に入店しました。 以下は「笠そばのHPです。 上記HPから、「笠そば」の「人気の秘密」(口上)を以下に書き出します。 (1) 昔ながらの製粉方法 笠のそばは、笠産そばを100%使用し、石臼を用いて一番粉と二番粉を共に入れた挽きぐるみの 風味豊かなそばです。 (2) 風味あるそば 地区は標高が400~500m有り、朝夕の寒暖の差が激しく、そばづくりに最適な気候・風土に恵まれています。 (3) 広大な大地で育つそばを使用 19ヘクタールもの広大な土地を使用し、必要最低限の農薬しか使用しない農法を確立しているので、どなた様にも安心して食べて頂ける蕎麦を提供しています。 ふ~ん、 美味しい蕎麦が期待出来そうだ! リュウちゃん夫妻はテラス席を確保し、早速、注文、 女房殿:暖かいキツネ蕎麦、 リュウちゃん:暖かい梅とじ蕎麦+中瓶ビール2本! (梅とじ蕎麦) プファ~、ビールが旨い! 梅干しの酸味とビールの苦味、 絶妙なバランスなのだ! 正午に店を出ました。 この時間帯、 店の前には 行列が出来ていた。 <笠山荒神社> 「笠そば」のすぐ近くに、「笠山荒神社」という神社がありました。 この参道、 中々、風情がある。 本堂、割と小さい。 本堂を過ぎても、参道はどんどん下に続いて行きます。結局、本堂を過ぎてから一番下の鳥居まで、155段の石段を下りました。 「荒神」、 どんな神様なのだろう? 以下は「笠荒神」のHPです。 上記HPには、以下のような由来が書かれています。 笠荒神(笠山荒神社)は、初めて火を起こし物を煮て食べる事を教えられた、 興津彦神(おきつひこのかみ)、興津姫神(おきつひめのかみ)、土祖神 (はにおやのかみ)を祀り、かまどの神様として庶民の厚い信仰を集めています。 笠の西端、標高480mの山中に位置し、清荒神(兵庫県宝塚市)、立里荒神(奈良県野迫川村)と共に、日本三大荒神の一つに数えられています。(荒神とは仏・法・僧の三宝の守護神とされます) 明治維新の神仏分離で、竹林寺から本殿を笠山山頂に遷座しています。春日造・檜皮葺の本殿内の岩座に、木造極彩色玉眼の御神体二体が並び、後背に「竹林寺現在尊雅字春憲」や弟子・勧誘主・彫刻者名の外、享保十七年(1732)の銘があります。毎月二十八日例祭。境内入口に、室町時代末の海尊銘の不動石仏があります。 「荒神」は かまどの神様だったのだ! <閼伽井(あかい)不動明王> 「笠荒神」の下の鳥居の横手にある小さな神社です。 この小さな神社は、空海(弘法大師)が高野山金剛嶺寺の建立を志し、弘仁10年(819年)、この地で21日間の水行を行った場所のようです。 空海の足跡は 至る処に残っている! 閼伽井不動明王を後にして、「笠荒神」の155段の石段を上り、駐車してある「笠そば」に戻り、「笠地区」を後にしました。帰路は長谷寺の前を通り、今日の2つ目の目的地である「馬見丘陵公園」に向かったのです。 帰路で立ち寄った別の蕎麦畑、 蕎麦畑の脇には、コスモスが咲いていました。 午後2時過ぎ、「馬見丘陵公園」に到着、 おお、 至る所でコスモスが咲き始めた。 本日、馬見丘陵公園に立ち寄った一番の目的は、今年から本格的に栽培され始めた「コキア(ホウキ草)」を観に行くことでした。 あれ? コキアは、北エリアには無い、 何処に植えられているのだろう? と思って公園を散策しました。 おお、 中央エリアの「水分広場」に、 白い彼岸花がいっぱい咲いていた! 南エリアの「巣山古墳」の前には、 赤い彼岸花も満開でした。 やっと中央エリアの「カリヨンの丘」の麓に、「コキア」を見つけました! コキアは、10月中旬頃、茎も葉も「真紅」に染まる筈ですが、馬見のコキアはまだ「真紅」ではなかったのです。 これから 「真紅」に染まるのかな? 以下の写真は、ネットからお借りした茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」の「真紅のコキア」です。 ここのコキア、 素晴らしい!!! (国営ひたち海浜公園のコキア) コキアって、 どんな植物なのだろう? 以下、「コキア」のウィキペディアから抜粋して書いてみます。 <「ホウキギ(コキア)」のウィキペディアより> 「ホウキギという和名は、乾燥した茎を箒に使うので、「ホウキギ」の名がつけたものである。原産地はヨーロッパ、南アジア、中国などのユーラシア大陸、日本には古くに渡来した。一年生の草本である。果実は、薬用・食用にされ、若芽は食用にされる。また成熟果実は秋田県の郷土料理「とんぶり」の材料となる。実はその性状から「畑のキャビア」「陸のキャビア」ともいわれ、煮付けて大根おろしやとろろに加えて食べられる」 陸のキャビア「とんぶり」は、 コキアの果実だったのだ! (とんぶりご飯) 奈良県の農協の皆様、 「笠そば」と同じように、 「馬見とんぶり」を奈良の名産品に して下さいね!
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