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カテゴリ:バラの花のフォトブログ
<ペギー・リー「ブラック・コーヒー」>
6月26日に更新した <「霊山寺のバラ園」2020>の続編、 本来なら7月上旬にでも続編を更新するべきだったのですが、写真の整理等に手間が掛ってしまい、やっと半年後の本日に更新することになってしまいました。 我ながら 作業の遅さに呆れかえるばかり! 御容赦下さいね。 さて、本ブログは、2019年に5回に渡って更新した 「奈良の古刹、霊山寺のバラ図鑑2019(5)~最終章」 の続きになります。「最終章」では、霊山寺のバラを93種類紹介致しましたので、本ブログは94番目のバラから始まります。 それでは霊山寺のバラをお楽しみ下さいね。 (94)「夕霧」 作出国:日本(1987年)、作出者:鈴木省三、四季咲きハイブリッドティー、 「ミスターローズ」こと、日本のバラ育成家の第一人者・鈴木省三(せいぞう)氏作出のバラです。リュウちゃんが撮った写真は、「見頃」を過ぎてしまい、ちょっと色褪せていますので、以下にネットからお借りした「見頃の夕霧」の写真を貼り付けます。白い花弁の縁がほのかにピンク色、儚げな雰囲気のあるバラですね。 (夕霧) 「夕霧」は「源氏物語」に登場する人物の一人で、光源氏の長男です。 「源氏物語」の夕霧、 これまで女性だと思っていたが 男性だったのだ! (95)「万葉」 作出国:日本(1988年)、作出者:鈴木省三・林浩、四季咲きフロリバンダ、 アンティークタッチ, 高芯丸弁咲き、 最初はアプリコット色、咲き進むにつれてオレンジ色に変化するバラです。 (96)「シェア・マジック」 作出国:アメリカ(2007年)、作出者:ジャクソン&パーキンス社、四季咲きハイブリッドティー、半剣弁高芯咲き、 このバラ、美しく撮れました。 (97)「ブラックティ」 作出国:日本(1973年)、作出者:岡本勘治郎、四季咲きハイブリッドティー、半剣弁高芯咲き、 「ブラックティー」とは? 日本では「ティー(tea)」といえば、紅茶ですが、海外では、「ティー」は日本の緑茶も含めたお茶全般を指す名詞のようです。海外では紅茶は「ブラックティー」と言わなければ通用しないのだそうです。従いまして、砂糖やミルクを入れた紅茶も「ブラックティー」なのだそうです。 似たような言葉に「ブラックコーヒー」がありますが、こちらは抽出したコーヒーに何も入れずに飲むコーヒーのことで、ミルクを入れれば「ミルクコーヒー」になるのです。 ここでティータイム、 ペギー・リーの名曲で暫しお寛ぎ下さい。 作出国:ドイツ(1955年)、作出者:コルデス、四季咲きハイブリッドティー、 「見頃」を過ぎて、萎れ掛けだったのが残念でしたので、ネットからお借りした「見頃のクレオパトラ」を貼り付けます。 (「見頃のクレオパトラ) 古代エジプトプトレマイオス朝の最後の女王クレオパトラ7世(紀元前69年〜紀元前30年)は、バラをこよなく愛したといわれています。 「絶世の美女」と云われたクレオパトラ、 どんなバラを愛したのだろう? リュウちゃん、昔、エリザベス・テイラー主演の映画「クレオパトラ」(昭和38年公開)を観た記憶があります。で、リュウちゃんの頭の中のクレオパトラはエリザベス・テイラーなのです(苦笑) (エリザベス・テイラーの「クレオパトラ」) (99)「マドモアゼル・メイアン」 作出国:フランス(2016年)、作出者:メイアン、四季咲きハイブリッドティー、丸弁ロゼット咲き、2016年モナコ国際コンクールグランプリ(最優秀賞)&ローズフレンズ賞、2017年ラターチタ金賞&芳香賞。 2016年作出! 出来立てホヤホヤのバラですね! 「マドモアゼル」とは、フランス語で「令嬢」、「未婚の女性」のことです。 2016年で メイアン一族の「令嬢」は誰? と思ってネット調べしましたが、何も分かりませんでした。どうやら、この「マドモアゼル」は特定の個人ではなく、メイアン家の女性たちに捧げられたばらのようです。 (100)「エバンタイユ・ドール」 作出国:日本(2009年)、作出者:河本純子、四季咲きハイブリッドティー、 「エバンタイユ」はフランス語で「扇形」、「ドール」はフランス語で「黄金の」、 「エバンタイユ・ドール」はフランス語で「黄金の扇」です。 ネット上に、河本バラ園のバラ作りについての興味深い記事がありましたので、以下に貼り付けます。 (101)「ムーンライトミカ」 作出国:日本、作出者:大西克尚、棘の無いバラ、 このバラ、ネットのバラ図鑑などでは見つかりませんでした。育成者の大西克尚氏もネットでは記載なし。新作なのかな? (102)「リビングイージイ」 作出国:イギリス(1996年)、作出者:ハークネス、四季咲きフロリバンダ、八重、ロゼット咲き。 色はアプリコットからオレンジに変化するバラのようです。リュウちゃんの撮った写真は萎れ掛けですので、以下にネットからお借りした濃いオレンジ色の「リビングイージー」を貼り付けます。 (103)「セレッソ」 作出国:日本(1998年、作出者:確実園本園、四季咲きフロリバンダ、半八重咲き、 「セレッソ」とは、スペイン語で「桜」を意味します。大阪市を拠点とするサッカーチーム「セレッソ大阪」もこれに因んで名付けられたようです。 リュウちゃんの写真では、花の色は「白」ですが、ピンクの花とされています。 (104)「ロビンフッド」 作出国:イギリス(1927年)、作出者:ペンバートン、返り咲きオールドローズ、半八重カップ咲き、 「ロビン」は「駒鳥」、 「フッド」は「頭巾」の意、 「ロビンフッド」は中世イギリスの伝説的な義賊です。少年時代、リュウちゃんは「ロビンフッドの冒険」という児童向けの小説を読んで、ちょっとハマりましたが、生来の軟派人間なので、ヒーローのロビンフッドよりも、ヒロインのマリアン姫に、より惹かれたのです(苦笑) ロビンフッドの物語は昔から何度も映画化されていますが、リュウちゃんはロビンフッドの晩年を描いた昭和51年公開の「ロビンとマリアン」(主演:ショーン・コネリー、オードリー・ヘプバーン)が好きです。 47歳のヘプバーン、 美しかった! (映画「ロビンとマリアン」) 可憐なピンクの小花の「ロビンフッド」、 「マリアン姫」と名付けたほうが良さそうだ! (105)「フリッツノビス」 作出国:ドイツ(1940年)、作出者:コルデス、一季咲きシュラブ、カップ咲き、 リュウちゃんの写真ではほぼ「白色」のバラですが、ネットの多くの「バラ図鑑」では、「白桃色」あるいはピンク色とされています。 (106)「ガーデン・グローリー」 作出国:イギリス(1996年)、作出者:ハークネス、四季咲きハイブリッドティー、 「ガーデン・グローリー」、直訳すれば「庭の栄光」、その名にふさわしい美しいバラですね。 <ハークネス・ローズについて> ハークネスローズ社は、130年以上の歴史を誇る、英国の名門バラ育種会社です。 現在は兄弟の、フィリップ・ハークネス氏とロバート・ハークネス氏が、フロリバンダを中心とした丈夫で美しく、あまり手間をかけられない環境でも育てやすく、よい花が咲く品種を多く作出し続けています。 1879年に、ロバート・ハークネス氏とジョン・ハークネス兄弟がヨークシャーにナーサリーを設立したのが始まりです。 その80年後に、現在のハークネス社を率いている兄弟の父親であるジャック・ハークネス氏が、ロンドンの隣県ハートフォードのヒッチンで交配を始め、数々の美しいバラを作出します。 ジャック・ハークネス氏は素晴らしいローズ・ブリーダーであり、世界中の人々が彼のモダンローズに酔いしれたそうです。 その志を継いでいるのが、息子であるフィリップ氏とロバート氏の兄弟です。 彼ら兄弟も、国際バラ品評会やフラワーショーなどで、数々のゴールドプライスを受賞しています。 また、1997年にダイアナ妃に捧げたバラ「プリンセス・オブ・ウェールズ・ローズ」は、ダイアナ妃がサポートしたチャリティー団体「英国肺病基金」に売り上げの25%を寄付しています(「団地でバラを育てる方法」といううサイトから転載) (107)「ドフトボルケ」 作出国:ドイツ(1963年)、作出者:Mathias Tantau, Jr,、四季咲きハイブリッドティー、(別名):フレグラント・クラウド、世界ばら会議「1981年 第5回 イスラエル エルサレム 国大会」にて殿堂入り、 「ドフトボルケ」、直訳すると「香りの雲」、その名の通り、甘い香りの強いバラです。 (108)「レディ・ローズ」 作出国:ドイツ(1979年)作出者:コルデス、四季咲きハイブリッドティー、 「レディ・ローズ」を直訳すると「淑女のバラ」、名前に相応しい「淑女ぶり」ですね。 (109)「ユーロピアーナ」 作出国:オランダ(1963年)、作出者:De Ruiter、四季咲きフロリバンダ、丸弁カップ咲き、 「ユーロピアーナ」は、霊山寺のバラ園の中でも、屈指の名バラです。正に「フロリバンダ(花束)」の名花ですね。 (110)「ショウゴ・エレガン」 作出国:ドイツ(2011年)、作出者:Tantau、四季咲きハイブリッドティー、 「エレガン」はフランス語で「優美」、 「ショウゴ」は華道家の假屋崎省吾氏です。 このバラに着きましては、「京成バラ園」のHPに以下のような記事が掲載されています。 <華道家 假屋崎省吾氏の名前の付いたバラ誕生> 2011年10月26日(水)に、目黒雅叙園で開催された展覧会「華道家 假屋崎省吾の世界-花の絆-」のオープニングレセプションにおいて、假屋崎省吾氏の名前が付いた新品種のバラ「ショウゴ エレガン」を発表いたしました。 エレガンはフランス語で、"優美"を意味します。 シックなラベンダーピンク色の大輪花は、美しくもどこか神秘的で、花保ちが非常に良い事も特徴です。 假屋崎氏の斬新かつ華麗な世界観を表すこのバラは、見る人を魅了する一品です。 切花用としてブライダルをはじめ様々なアレンジメントに最適な為、多くの皆様にお楽しみいただきたい品種です。 「ショウゴ エレガン」の発表は、当社ローズガーデンが2010年に"恋人の聖地" に認証された事を機に、「皆様に愛される新しいバラを誕生させたい」という思いから、恋人の聖地選定委員でもある假屋崎氏の名前をいただき、実現しました。 だとすると、このバラの作成国は日本で、作成者は「京成バラ園」になりますね。 霊山寺のバラ園のこの花のパネルには「作出国:ドイツ」と書かれています。また、鹿児島県の「かのやバラ園」のサイトでは、<作出国:ドイツ(2011年)、作出者:Tantau>と記述されています。 どちらの記述が正しいのか? それとも、 両方に記述が正しいのか? バラの世界は迷宮なのだ! (111)「ピンクパンサー」 作出国:フランス(1981年)作出者:マリー・ルイーゼ・メイアン、四季咲きハイブリッドティー、高芯丸弁咲き、1981年ハーグ国際コンクール金賞受賞; 他5つの国際コンクールで銀賞受賞、 「ピンクパンサー」を直訳すれば「ピンクの豹」、このタイトルは私達には昭和39年公開のアメリカのコメディ映画「ピンクの豹」でお馴染みですね。ピーター・セラーズが演じたクルーゾー警部のドタバタぶりは世界的に大評判となり、この「ピンクパンサーシリーズ」は昭和57年公開の「ピンクパンサーX」まで、計6作品が製作されました。また、この映画から派生したアニメのピンクパンサーのキャラも大ヒットしました。 (アニメのピンクパンサー) また、ヘンリー・マンシー二の「ピンクパンサーのテーマ」も大ヒットしました。 メイアンのバラ「ピンクパンサー」は、上掲のアニメのキャラから連想を得たのではないでしょうか。 (112)「熱情」 作出国:日本(1993年)、作出者:平林浩、四季咲きハイブリッドティー、剣弁高芯咲き、 真紅で大輪、正に「王道のバラ」ですね! このバラの品種名からは、ビゼーの歌劇「カルメン」の熱情を思い起こします。 また、「熱情」といえば、音楽ファンのリュウちゃんに取りましては、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「熱情」を思い起こします。 <ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」:ホロヴィッツ> 今年はベートーヴェン生誕250年に記念の年です。関西では年末の風物詩になっている<サントリー「一万人の第九」>も、本来だったら例年以上に盛大に行われる筈だったのですが、今年は新型コロナ禍で、合唱は大半がリモート出演、無観客の公演になってしまいました。でも、テレビ放映されたものは、リモート出演を逆手にとって上手く編集されていて、感動的でしたよ。 余談ですが、古希を過ぎたリュウちゃんが好きなベートーヴェンの作品を3っつだけ挙げてみます。 (1)「交響曲第3番<英雄>Op-55」 (2)「ピアノソナタ第32番OP-111」 (3)「弦楽四重奏曲第14番Op-131」 (113)「サラスバティ」 作出国:日本、詳細不明。 大輪の白い花弁で中央部だけがほんのりピンク色、清楚なバラですね。 「サラスバティ」は、芸術・学問などの知を司るヒンドゥー教の女神で、日本では七福神の一柱、弁才天(弁財天)として親しまれています。 (ラヴィ・ヴァルマの1896年の「サラバスティー」) よく日本では美人のことを「弁天様」と言いますが、バラの弁天様も色白の美人ですね。 ふ~! やっと2年越しで、霊山寺のバラ113種類を紹介することが出来ました。 霊山寺のバラは約200種類ありますので、まだ「道半ば」ですね。 何時になったら全てのバラを 紹介出来ますことやら? この日の霊山寺バラ園散策は、午前中に終わりましたので、かねてから念願の「霊山寺奥の院」に行って見ることにしました。 霊山寺の入り口にある「バラ園」から「奥の院」までは、途中、重要文化財である「三重塔」を経て、約1,3キロの道のりです。 先ず「三重塔」に立ち寄りました。 13世紀末の建立、重要文化財、高さ17m、 優美な塔だ! 「奥の院」の一の鳥居、 ここから奥の院まで、 1キロもある! 「奥の院」の二の鳥居、ここから長い下り坂です。 「奥の院」の三の鳥居、正にここが「奥の院」なのです。 「奥の院」は12世紀末、弘法大師(空海)によって開闢され、龍神を「大弁才天」としてここに祀ったのだそうです。 ここは113番目のバラ 「サラスバティ」 ゆかりの社(やしろ)なのだ!? でも、不信心者のリュウちゃん、 「大弁才天」の横の杉の巨木に目を奪われてしまったのでした(苦笑) 「奥の院」の見学を終え、「二の鳥居」の横にあるベンチで遅い昼食、 プファ~、ビールが旨い! 青春時代に想いを寄せた 「サラスバティ(女神)」様達が 次々と脳裏に蘇った(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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