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リュウちゃんの懐メロ人生

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2021年04月02日
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カテゴリ:奈良散策
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
天理教本部の中庭の「巨大しだれ桜」、
今、満開!



​今年は例年よりソメイヨシノの開花が一週間くらい早く、各地で「桜前線」が猛烈なスピードで進んでいます。テレビのニュースによれば、東京の上野公園や目黒川の桜は春分の日くらいに満開になったと伝えられました。
梅見物のすぐ後に桜見物、
今年は忙しくなりそうだ!

リュウちゃんの住んでいる奈良でも、桜の開花は急速に進み、3月末時点で殆どの平地の桜の名所では「満開」になりました。

よし、3月の第4週は、
桜見物ウィークだ!

​ということで、3月27日(土)、今年の「桜行脚」の手始めに、近場の郡山城址と天理市の天理教本部の桜見物に出掛けました。

​<郡山城址の桜>
​​
​斑鳩町のリュウちゃんの家から隣町の大和郡山市にあでる「郡山城跡」までは、JRで約7分、徒歩で約20分くらい、法隆寺を除き、リュウちゃんの家から一番近い桜の名所です。朝9時30分に家を出て、10時ちょっと過ぎに「郡山城跡」に到着しました。
おお、
「東隅櫓」の傍のしだれ糸桜、
満開だ!







​​上掲のしだれ糸桜は、「早咲き」なのです。通常は、このしだれ桜が満開の頃は、城内のソメイヨシノはせいぜい「5分咲き」、城内のソメイヨシノが満開の頃には、しだれ桜は散ってしまっていることが多いのです。
​​
今日の城内のソメイヨシノ、
「見頃」を迎えているかな?

「二の丸跡」の入り口から入場、
​もう「お城まつり」が始まっていた!



入り口の「鉄御門跡」の石垣の桜、
ほぼ満開だ!



​以下に「郡山城跡案内絵図」を貼り付けます。


(郡山城跡案内絵図)

​尚、「郡山城跡の桜」は、平成2年に制定された「日本さくら名所100選」に、奈良県では「奈良公園の桜」、「吉野の桜」と共に選定されました。
​「鉄御門跡」からお城の外濠を左手に見て、「追手門」に向かいます。
「追手門」の桜も、
ほぼ満開だ!





​裏側から見た「東隅櫓のしだれ桜」です。
やはり表側から見たほうが、
見栄えがする!?





「城址会館(明治の館)」から「天守台」に向かいます。​
下の写真は、「城址会館」付近から「天守台」を見上げたものです。

​「天守台」にも、見物客が来ている!





​「城址会館」から、内濠を右側に見ながら、今年2月に再建された「極楽橋」に向かいます。内濠の石垣の傍にも、立派なしだれ桜があります。







​しだれ桜の向こうに「極楽橋」が見えてきました。







「極楽橋」から眺めたしだれ桜も、
中々ダイナミックだ。





​「柳沢神社」の裏手に「天守台」があります。



​​「天守台」からは、郡山市の四方が一望出来るのですが、本日は黄砂飛来の影響か、遠方は霞んでいたのです。







郡山高校の前の内濠の桜を暫し愛でて。午前11過ぎに郡山城跡を出て、近鉄電車で天理市に向かいました。







<天理教本部周辺の桜>
​​
正午頃、天理駅に到着、

​​少しお腹が空いた。
で、天理駅前の商店街にある料理店で昼食。

プファ~、ビールが旨い!
天理の桜に、期待ワクワク!

​天理教本部の桜鑑賞、リュウちゃんはいつも、本部の建物群の手前にある<よろず相談所病院「憩いの家」>から始めるのです。
おお!
「よろず相談所病院」の前の
ピンクの桜、
満開だ!







「よろず相談所行院」の裏手に、小さな公園があります。

この公園、
天理教本部周辺の屈指の
桜のビュースポットなのだ!












リュウちゃん、ここでハタと気づいたことがありました。
​これまで天理教本部周辺の桜見物をする時には、桜の下で「プファ~、ビールが旨い!」とやることは控えきました。何故かといいますと、ここの桜は、信者の皆様にとりましては「聖地に咲く桜」です。
聖地の桜の下で、
プファ~!は出来ない。
しかし、この公園の中であれば、
プファ~!は可能だ!
よし、来年はここでプファ~をやろう!

公園のすぐ先が天理教本部です。本部に登って行く坂道にも、ピンクの桜の並木があります。

このピンクの桜、
何という品種なのだろう?



本部の前の広場には、多くの信者の皆様が参集していました。



本部の東側の道路沿いの桜です。



​​上の写真の奥に、「奈良で一番の早咲き桜」とされる桜並木があるのですが、残念ながら「葉桜」になっていました。



残念なので、2019年に撮影した同じ桜並木の写真を貼り付けます。

この桜、
以前は「河津桜」と思われていたが、
河津桜と同じ早咲きの「アタミ桜」なのだ!



​​さて、本日お目当ての3本の「巨大しだれ桜」です。このしだれ桜は「東側別席場」という施設の入り口及び中庭にあります。
​​
それぞれ樹高約10メートル、
下部の花の広がりの直径約20メートル
途方もなく巨大なしだれ桜なのだ!



















この巨大しだれ桜、
樹齢は何年なのか?
何という品種の桜なのか?

この疑問に関しましては、以下の動画が参考になりました。
​​​<天理の桜・四季旬/彩/天理教道友社>​​ここをクリック
​上の動画は、天理教営繕部造園課顧問の肩書きを持っている長谷川佳孝氏の語りで進められます。それによりますと、この3本の巨大しだれ桜は、
★原種に近い桜である。
★この桜は秋田県・角館(かくのだて・仙北市)の信者から寄進されたもので、樹齢は70~80年、花の色はやや異なるが、同じ品種である。
★この種類の桜は通常はこのように大きくはならないが、支柱を立て、成長に合わせて棚組みを毎年変更することにより、あのように巨大な桜になった。

う~ん、この巨大しだれ桜は
「原種に近い桜」という事は分かったが、
結局、具体的な品種名は不明なのだ。

因みに、日本の「桜の原種」は、以下の11種類なのだそうです。

(1) エドヒガン(江戸彼岸)、(2)オオシマザクラ(大島桜)、(3)ヤマザクラ(山桜)、(4)カンヒザクラ(寒緋桜)、(5)マメザクラ(豆桜)、
(6)チョウジザクラ(丁子桜)、(7)オオヤマザクラ(大山桜)、(8)カスミザクラ(霞桜)、(9)タカネザクラ(高嶺桜)、(10)ミヤマザクラ(深山桜)、
(11)クマノザクラ(2018年に発見された原種)

「原種に近い」巨大しだれ桜、
品種名は「謎」だが、
旺盛な生命力は偉大なのだ!

「東側別席場」の奥庭には、ピンクと白の立派な桜が咲いていました。






​天理教本部の桜で、リュウちゃんの「残る謎」は、
天理教本部周辺に、
いっぱい咲いているピンクの桜、
何という品種なのだろう?

​という​「謎」​なのです
。​
上掲の<天理の桜・四季旬/彩/天理教道友社>を全部チェックしても、この品種については全く語られていません。
​しかし、「四季旬彩」シリーズのNo6で、長谷川佳孝氏は、​「、、、ソメイヨシノも植えているし、ヨウコウという桜も植えている、、、、」​と語っています。

天理教本部周辺では、
ありふれたピンクの桜、
高岡正明氏が1981年に作出した
「陽光」なのかな?



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最終更新日  2021年04月04日 12時42分45秒
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