2218472 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

リュウちゃんの懐メロ人生

リュウちゃんの懐メロ人生

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
全て | 音楽・歌謡曲・懐メロ | 懐メロカラオケ | 懐メロ歌謡曲・カラオケ | 橋幸夫 | 美空ひばり | フォト・花・伊勢神宮 | フォトブログ・曽爾高原 | フォト・花と実・斑鳩の里 | 日本映画・小説 | フォトブログ | SF映画 | 猫のフォトブログ | 株・日本航空 | 音楽・紅白歌合戦 | 日本映画(邦画) | 外国映画(洋画) | SF・天文学 | 童謡・唱歌・歌曲 | 唱歌・抒情歌・童謡 | バンクーバー冬季オリンピック | フォトブログ・園芸、春咲く花 | 梅・桜・花のフォト | 国内旅行 | 歴史・奈良遷都 | のだめカンタービレ・クラシック音楽 | バラの花のフォトブログ | 花遍路・花のフォトブログ | スポーツ | クラシック音楽 | 洋楽ポピュラーミュージック | 時事問題 | 芸術・陶芸 | 原発問題 | 奈良散策 | 藤の花 | 京都散策 | 将棋・藤井聡太四段 | ブログ | 美術鑑賞 | 葛飾北斎 | 紅葉狩り | NHK朝ドラ「エール」、古関裕而 | 将棋・藤井聡太 | 東京オリンピック、パラリンピック | 巨樹探訪 | 将棋・藤井聡太5冠 | 寒牡丹と冬牡丹 | 梅行脚 | 河津桜 | 桜行脚 | 孫姫4姉妹 | アジサイ行脚 | ハスとスイレン | 馬見丘陵公園の花 | 長浜盆梅展 | 奈良県の河津桜 | 三重県の梅の名所「鈴鹿の森庭園」「いなべ農業公園梅林」 | 月ヶ瀬梅渓 | 醍醐寺の桜 | 2つの「吉野の桜」 | 函館「五稜郭」の桜 | 大和葛城山のヤマツツジ | 近江妙連 | 西ノ京ロータスロード | 歌川広重 | 咲くやこの花館 | 海遊館
2021年05月23日
XML
カテゴリ:奈良散策
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
「一目百万本」、全山燃える!
葛城山のヤマツツジ、
今、満開。





5月10日、6年ぶりに葛城山のヤマツツジを観に行って来ました。

​​​全国屈指のヤマツツジの群生地として知られている大和葛城山は、奈良県と大阪府の境にある「金剛山地」の主峰の一つで、標高959,2mの山です(主峰は標高1125mの「金剛山」です)。山頂付近は「葛城高原」と呼ばれ、ツツジの季節には大勢の観光客で賑わうのです。
​​​
リュウちゃんは古希になる直前まで、ほぼ毎年、葛城山のツツジを観に行っていたのですが、古希を過ぎてからは、今回まで一度も行かなかったのです。
行かなかった理由は、

下山の山道が急過ぎて
下山出来る自信が無い。

ということなのです。

​で、6年間、登山を敬遠していましたが、やはり5月の「奈良県の花遍路」には、葛城山のツツジの紹介は不可欠であると思い、行って見ることにしました。
登山、下山共に、
ロープウェイを使えば楽勝だ!

​​例によりまして、女房殿お手製のおにぎり弁当と、リュウちゃんお手製(?)の缶ビール(2缶)をリュックに詰め、朝7時30分に家を出発、公共交通を6回(!)乗り換えて、午前10時前、「葛城山ロープウェイ」駅に着きました。



​​「葛城山ロープウェイ」は昭和42年開業、奈良県御所(ごせ)市にある「葛城登山口駅」から、山頂の「葛城山上駅」までの営業距離1421m、標高差561mを6分で結んでいます。



​​昨年は新型コロナ禍のため、ツツジの季節には運休していたのですが、今年は乗車定員を「密」にならないように減らして営業しています。しかし、登山口付近の駐車場は全面封鎖していますので、登山口へは徒歩で行くか、奈良交通のバスで行くかの2通りしか方法が無いのです。
​​
例年ですと、ツツジの季節には、ロープウェイに乗るために長い行列が出来て、並んでから乗車するまで2時間くらい掛るのですが、

今年は、待ち時間無しで、
すんなりロープウェイに乗れた!

ロープウェイの眼下には、吉野の山並み、大和平野がパノラマのように拡がっています。






​​​​​下の写真は、持統天皇によって造営された「藤原京」の辺りです。手前やや右の小さい山は、「畝傍山」、左側やや後方の山が「耳成(みみなし)山」です。畝傍山と耳成山の間の、高い山並みの下に、「天の香久山」があります(大和三山)
​​​​​
「香具山は 畝火(うねび)ををしと 耳成(みみなし)と 相あらそひき 神代より かくにあるらし 古昔(いにしへ)も 然(しか)にあれこそ うつせみも 嬬(つま)をあらそふらしき」(中大兄皇子、万葉集・巻1-13)



山上駅からの眺め、
奈良市の若草山が遠く霞んで見えます。



​​山上駅からツツジの群生地までは、登り坂で約20分位掛ります。この辺りは「ブナの群生地」なのですが、ブナの木の間に、小さいヤマツツジが咲いています。ヤマツツジの手前には「熊笹」が群生しているのです。







ツツジ園に行く前に、葛城山の山頂展望所に立ち寄りました。展望所にも、かなり人出がありました。





山頂の標識の横に、
赤いポストがあった!
毎日、ここまで郵便物を収集に来る作業、
大変だ!



山頂からツツジ園に降りて行きます。
​下の写真の左手に建物は、「葛城高原ロッジ」です。





「葛城高原自然つつじ園」に到着、



ヤマツツジの群生の背後に
大迫力で迫る金剛山の偉容、
息を飲むパノラマ光景だ!





​​​標高950mの「つつじ園」の正面に立ちはだかる標高1125mの「金剛山」燃えるようなヤマツツジと金剛山のコラボは、ここの最大の「見所」です。
​​​
ちょっと見る位置を変えるだけで、金剛山とヤマツツジは、様々な姿を見せてくれるのです。

以下、金剛山とヤマツツジのコラボのバリエーショウンの写真を貼り付けます。

6年ぶりに見た
金剛山とヤマツツジのパノラマコラボ、
やはり天下の絶景なのだ!

























​​<「葛城高原自然つつじ園」について>
​​​​標高1125mの「金剛山」に接する大和葛城山の南斜面に、15万平方メートルものヤマツツジの群生が広がる自然公園です。ここのツツジは、人の手で植えられたのではなく、全て天然に自生しているヤマツツジなのです。ここのツツジのキャッチフレーズは「一目百万本」ですが、実際の本数は(リュウちゃんの机上の計算では)せいぜい3万本(株)、但し、ここのヤマツツジは一つの株から十数本の枝が伸び、枝の先端に咲く花の数は、一株で数千~1万個に達すると考えられます。


(「葛城高原自然つつじ園」のヤマツツジの個体)
仮に、一株に平均3000個の花を付けるとしますと、
​3000×30000株=9000万個(咲いている花の数)→​約1憶個、​
ということになります。
「一目百万本」ならぬ、
「一目一億花」なのだ!!??

​​​ここのヤマツツジの群生は、昭和45年頃、突然、姿を現したのだそうです。元々、この斜面は熊笹の群生地だったそうですが、昭和45年頃にここの熊笹が一斉に花をい付けたのだそうです。

「笹の花」が咲くのは、100年に一度くらいの珍しい現象なのですが、不思議なことに、一斉に花を付けた熊笹は、今度は一斉に枯れてしまったのだそうです。熊笹が枯れた後に、これまで熊笹に覆われていたヤマツツジが、顔を出したのだそうです。

現在でも熊笹からツツジを守るために、年に2回ツツジの根元の熊笹を刈り取るのだそうです。
​​​
​​葛城山系の北の端にある「二上山」から「金剛山」まで続いている縦走路「ダイアモンドトレール」を辿り、ツツジ園のに降りていきます。



「ダイアモンドトレール」の途上からの眺めです。











道沿いのツツジです。殆どは、葉の無い朱色の大きな花をい付けるヤマツツジなのですが、中には葉が付いているものや、ピンクの花のヤマツツジも少しだけ混じっているのです。













​​「ツツジ園の底」に降りて来ました。ここには、3つの木製の「舞台」があり、登山者の休憩所になっています。









もう,お昼時、
お腹が空いた!

で、「舞台」の一つに座って、少し早めの昼食、

プファ~、ビールが旨い!
全山朱色のツツジに囲まれ、
酔いが回る!











​話は変わりますが、リュウちゃんは地元の公民館で2つの「歌声クラブ」を指導しています。2つのクラブ共に、歌う曲はリュウちゃんが決めて楽譜・歌詞カードなどを用意し、伴奏のピアニストと打ち合わせの上で、メンバーに皆様に歌ってもらうことにしています。
​採り上げる歌は、2つの歌声クラブの性格に合わせ、かなり違うのですが、3年前に。両方のクラブで、「坊がつる讃歌」という歌を採り上げました。
<芹 洋子「坊がつる讃歌」>
​​この歌は上掲のYou-Tubeのように、芹 洋子の歌唱によって全国的に知られるようになった歌なのですが、元々は、昭和27年に九州大学の山岳部の学生が、大分県竹田志にある標高1200mの高原・湿原「坊ガツル」の山小屋で作られた「山男の歌」なのです。
​​
2番の歌詞は以下です。

♪~ミヤマキリシマ咲き誇り 
山紅(くれない)に大船の
峰を仰ぎて山男 花の情けを知るものぞ~♪

​​(※)「ミヤマキリシマ」は九州の高山に自生するヤマツツジの一種です。「♪~大船の~♪」の「大船(たいせん)」とは、坊ガツルを囲む九重連山の主要峰の一つで、標高1786mの火山なのです。
​​

​以下に、ネットからお借りした「ミヤマキリシマの咲く坊ガツル」の写真を貼り付けます。
ミヤマキリシマの咲く「坊ガツル」
ヤマツツジの咲く
「葛城高原」に似ている!





​​お蔭様で「坊がつる讃歌」は2つの「歌声クラブ」で大歓迎され、今では両方の歌声クラブで、例会の最後に必ず歌う「愛唱歌」になったのです。
​​
―閑話休題

​暫し、「ツツジ園の底」を散策し、元の「葛城高原ロッジ」に戻って来ました。















ちょっと喉が渇いた。
よし、「葛城高原ロッジ」で
喉を潤そう。


(この写真はネットからお借りしました)
で、葛城高原ロッシに入り、枝豆と瓶ビール(中瓶)2本を注文、

プファ~、ビールが旨い!
開け放された窓から
吹き込む強風が心地よい!


(この写真もネットからお借りしました)
結局、葛城高原で、昼間に缶ビール2本、瓶ビール2本も飲んでしまいました。そして。家に帰ってからいつもの晩酌で更に缶ビール2本を飲んだのです。

もうすぐ後期高齢者になるリュウちゃん、
ビールの飲量だけは現役時代と
ちっとも変わらないのだ(苦笑)
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021年05月23日 21時35分51秒
コメント(26) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X