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カテゴリ:東京オリンピック、パラリンピック
遂に新型コロナデルタ株感染大爆発、 「安心、安全」ならぬ、「心配、不安」 の五輪になってしまった! 7月23日に開催した「東京オリンピック」、も8月9日に終了しました。 日本の メダル獲得数は、 ★金メダル:27個、★銀メダル:14個、 ★銅メダル:17個、★合計:58個、 金メダルに関して見てみますと、1964年の東京大会、2004年のアテネ大会の「16個」をはるかに上回り、新記録を更新しました。 ◎日本の金メダル内訳 (7月24日)★高藤直寿(柔道60キロ級)、(7月25日)★大橋悠衣(競泳女子400m個人メドレー) (大橋悠衣) ★堀米雄斗(スケートボード、ストリート)、★阿部詩(女子柔道52キロ級)、★阿部一二三(柔道66キロ級)、(7月26日)★西矢 椛(もみじ)(女子スケートボード、ストリート) 大阪府松原市立松原中学校2年生の 西矢椛ちゃん、 日本最年少での金メダル獲得、 おめでとうございます! (西矢椛) (7月26日)★大野奨平(柔道73キロ級)、★伊藤美誠・水谷隼(卓球混合ダブルス)、 (7月27日)★永瀬貴規(柔道81(7月27日)★永瀬貴規(柔道81キロ級)、★上野由岐子ら(ソフトボール)、(7月28日)★大橋悠衣(競泳女子200m個人メドレー)、★新井千鶴(女子柔道70キロ級)、★橋本大輝(体操男子個人総合)、 (7月29日)★浜田尚里(柔道女子78キロ級)、★ウルフ・アロン(柔道100キロ級)、 (7月30日)★素根 輝(そね あきら)(柔道女子78キロ級)、★フェンシング男子団体エペ、(8月3日)★橋本大輝(男子体操鉄棒)、★入江聖奈(女子ボクシングフェザー級)、(8月4日)★四十住さくら(スケートボード女子パーク)、 ★川井友香子(レスリング女子62キロ級) 、 尚、スケートボード女子パークでは、開 心那(ひらき ここな)さんが銀メダルを獲得しました。この時彼女は中学校1年生、12歳11か月、女子スケートボード・ストリートの金メダリスト、西矢椛ちゃんの13歳11か月を1年下回るオリンピック史上最年少のメダリストになりました。 ココナちゃん、史上最年少メダル獲得、 おめでとうございます! (開心那ちゃん) (8月5日)★川井梨沙子(レスリング女子57キロ級):前日の妹・友香子と姉妹金メダル受賞、(8月6日)★向田真優(レスリング女子53キロ級)、★喜友名 諒(きゆな りょう)(空手男子形)、(8月7日)★乙黒拓斗(レスリング男子フリースタイル65キロ級)、★須崎優衣(レスリング女子50キロ級)★侍ジャパン(野球)、 メダルを獲得されたアスリートの皆様、 おめでとうございます! <陸上> 7月30日から、「オリンピックの華」ともいえる陸上競技が始まりました。 「オリンピックの華」である陸上競技でも、「華中の華」は、男女100m競争と男女マラソンです。 陸上男子100mの日本の出場選手は以下の3人です。 ★多田修平(ベスト記録:10秒01) ★山縣亮太(ベスト記録:9秒95) ★小池祐貴(ベスト記録:9秒98) 9秒台の記録を持つ選手が相次いで登場したことで、入賞が期待されましたが、結果は3人共、予選敗退、 この男子陸上100mで金メダルを取ったのはイタリアのラモント・マルセル・ジェイコブス選手で、記録は9秒80でした。 (ラモント・マルセル・ジェイコブス選手) ジェイコブス選手のオリンピックの前の最高記録は、山縣亮太選手の日本記録と同じ、9秒95だったのですが、オリンピックで自己記録を0,15秒も伸ばしたのですね。 決勝で6位に入賞した中国の蘇 炳添(スー・ビンティエン)選手はアジア人としてはじめて10秒の壁を突破したベテランですが、準決勝で9秒84のアジア新記録を出しました。 日本記録は山縣亮太の9秒95、 中国の蘇 炳添のアジア記録は9秒84、 アジア記録と日本記録の差は0,11秒もあるのだ! (蘇 炳添選手) 日本の唯一の期待は男子400mリレー、2008年の北京大会で銀メダル、前回のリオデジャネイロでも銀メダルを獲り、銀メダル以上が期待されましたが、結果は残念ながら、バトンが繋がらず、痛恨の途中棄権となってしまいました。 <酷暑の中のマラソン> オリンピックのもう一つの「華」である「男女マラソン」は、札幌市で、以下の日程で開催されました。 (1) 女子マラソン:8月6日朝6時スタート、ゴール時の気温は29℃、出場者88人で、途中棄権者は15人、 (金メダル):ぺレス・ジェプチルチル(ケニヤ)、タイム:2時間27分20秒、 日本選手トップは、一山麻緒の8位、タイムは2時間30分13秒、 (ペレス・ジェプチルチル) 女子マラソンの世界最高記録は、東京オリンピックで銀メダルを獲ったブリジット・コスゲイが2019年10月のシカゴ・マラソンで出した2時間14分4秒、ジェプチルチルの記録は世界記録よりも13分以上も遅い平凡な記録でした。 (2) 男子マラソン:8月7日朝7時スタート、ゴール時の気温は28℃、出場者106人で途中棄権者は30人、 (金メダル):エリウド・キプチョゲ(ケニヤ)、タイム:2時間8分38秒、 日本のトップは、6位入賞の大迫傑(すぐる)の2時間10分41秒でした。 (エリウド・キプチョゲ) 男子マラソンの世界記録は、東京オリンピックの優勝者キプチョゲが2018年9月のベルリン・マラソンで出した2時間1分39秒(キプチョゲは2時間0分25秒という驚異的な非公認記録を持っています)ですから、東京オリンピックの記録は自身の持っている世界記録よりも約7分遅い平凡な記録だったのです。 前回のブログで、リュウちゃんは「夏の札幌はマラソンを開催出来る環境ではない!スタート時点で30℃を超えていたらマラソンは中止すべきだ!」と書きましたが、その不安は的中してしまいました。 30℃に近い気温と80%に近い湿度、 史上最悪のコンディション下での 多数の途中棄権者と平凡な記録、 マラソンは「我慢比べ」になってしまった! <7月23日、開会式> 東京オリンピックの開会式は、7月23日午後8時に始まり、延々4時間近くに渡り、開催されたようです(リュウちゃんは選手入場の途中で寝てしまいました) <NHK、東京オリンピック開会式ハイライト> 天皇陛下は、お一人で開会式に臨まれ、以下のような開会宣言を行いました。 私はここに 第32回近代オリンピアードを記念する、 東京大会の開会を宣言します。 (天皇陛下の開会宣言) しかし、天皇陛下の宣言の時に、陛下の横にいた菅首相、小池百合子都知事は最初は着席したまま、宣言が始まってから、のそのそと立ち上がりました(下記の動画参照) この大失態、一部メディアからは「不敬罪」だと揶揄されましたが、リュウちゃんも同感です。 戦前なら「不敬罪」に値する大失態、 菅首相、小池都知事は「反日」なのか? <隠された超VJPラウンジ> オリンピックの開会式の中継で、リュウちゃんが注目していた事柄の一つに、 五倫貴族のために作られた「超VIPラウンジ」は、 放送の中でどのように紹介されるのか? ということがありました。 (東京オリンピック・超VIPラウンジ) しかし、開会式のテレビ中継を録画で観ましても、オリンピック・スタジアムの「超VIPラウンジ」のことは4時間超の実況中継の中では一切、テレビに映されませんでした。 オリンピック・スタジアムの 「超VIPラウンジ」、 一体、何処にあるのだろう? 下記の写真は、首相官邸のHPに掲載された「東京オリンピック開会式に出席した菅首相」です。右から小池都知事、菅首相、天皇陛下、トーマス・バッハIOC会長が臨席しています。 (「東京オリンピック開会式に出席した菅首相」~首相官邸のHPに掲載) 上掲の写真の左上に注目してください。整然と並んだ「窓」が見えます。 おそらく、あの「窓」の向こう側が 「超VIPラウンジ」に違いない! 「窓」は天皇陛下の臨席される真上まで続いている。 「超VIPラウンジ」で観戦する五倫貴族は、 天皇陛下を見下ろして観戦したことになる! 「超VIPラウンジ」は、オリンピック・スタジアムの他にも、40か所以上の競技場に設けられたといわれていますが、NHKを始めとするテレビ各局の中継放送では、一切取り上げられませんでした。 「超VIPラウンジ」の存在は、 一般のテレビ観戦者から隠したい不都合な存在、 おそらく、「報道管制」を敷き、 存在を隠したのだ!? あるネット報道によれば、40数か所に設置された「超VIPラウンジ」は、パラリンピック終了後に、速やかに撤去されるようです。 オリ・パラ貴族のために 臨時に設置された「「超VIPラウンジ」、 取り壊しの費用も国民の血税が投入される筈だ! 何という無駄遣い! <オリンピック選手村の実態> オリンピック貴族のための「超VIPラウンジ」の実態が、報道管制のためか、全く報道されないのと同じように、選手村の実態も厳重な報道管制が敷かれているためか、殆ど報道はされていません。 以下、ネットで拾った数少ない選手村の実態に関する記事を二つ挙げてみます。 (1) 上掲の記事を一部抜粋します。 「大会の『プレーブック』には、感染対策のため、選手村を出るのは競技会場など必要最低限の場所に限られ、自由な外出は認められていないとある。また、選手村内でもデリバリーなどで酒を購入することは可能だが、「部屋の中で一人で」というルールが定められている。しかしながら、このようなルール破りの報道は後を絶たない。 「大混乱のオリンピック、選手村の現在は──。現地取材を試みた。 8月4日、『週刊女性』の記者が選手村の出入り口付近で取材をしていたところ、夕方近くになると外出する選手たちの姿が見られた。立っている警備員らも特に干渉することなく、自由な出入りが可能であることがうかがえる。選手村に戻る際にはIDチェックや検温を実施されていることも確認。 選手村から歩いて5分ほどのところにあるコンビニエンスストアでは連日、選手の姿が多数目撃されているという。 「来ます、来ます。夜とか夕方に大勢でいらっしゃいます。首からIDカードを下げていたり、体つきがよかったりで、一目で選手だとわかりましたね。国名が入ったジャージやリュックサックを背負っている方も。買ってくるものはお酒ばかりです。ワインやウイスキーなどを、わんさか買っていきますよ。品切れになることもあって、今だとジャックダニエルとブラックニッカを切らしてます」(店員)」 (新橋、銀座、六本木でも……) 「たとえば夕方ごろに“Hungary(ハンガリー)”とプリントされたジャージを着た男性2人組が、10分ほど店内を物色した後に「アサヒスーパードライ6缶入りを2ケース、白ワイン4本」を購入する場面や、黒人女性選手がモバイルバッテリーひとつを購入するのに手こずり、レジ前で右往左往する姿など」 (2) <大音量のラテンミュージックが流れるなか、酒を煽りパーティーを楽しむ選手たち。密着する男女も……(7月31日深夜。関係者提供の動画より:デイリー新潮)> こちらの記事も、冒頭の部分を抜粋して以下に貼り付けます。 「夜の選手村はもはや無法地帯です。連日、深夜まで外国人選手たちは野外パーティうで大騒ぎ。いつクラスターが発生してもおかしくない状況なのに、組織委は彼らをまったく制御できていません」 選手村は建前上は、バブル方式により、 外との往来が シャットアウトされている筈なのに、 実態はバブル崩壊だ! 「安心・安全」は 全く保たれていなかったのだ! <選手村のコンドーム配布> このことも、報道管制で、実態が分かるネット記事は見つけることが出来ませんでした。オリンピックが始まる寸前、組織委は、「コンドームは配布するが、配布の時期は選手が選手村を去る時である」と釈明していたようですが、、 本当にコンドームの配布は、 選手が村を去るときだったのか? このことについて、面白い記事を発見しました。 上掲の記事を一部抜粋します。 「東京オリンピックでは選手たちにコンドームが配られるが、選手たちは競技のためにもコンドームを使いこなしているようだ。 カヌースラローム女子のオーストラリア代表、ジェシカ・フォックス選手は意外な目的のために使っている。それはカヤック修繕だ。フォックス選手は「カヤック選手のコンドームの使い方」という動画をTikTokに投稿し、その方法を披露した。 それは破損したカヤックをカーボンで補修するための方法で、コンドームを使ってカーボンを密着させているという。 動画には「コンドームがカヤックの修繕に使われるなんて知らなかったんじゃないでしょうか」「すごく伸縮性があって強いんです。カーボンがうまく密着します」というコメントがつけられている」 因みに、ジェシカ:フォックス選手はカヌー・スラロームの「女子カナディアンシングル」で金メダル、「女子カヤック」で銅メダルと、ダブルメダリストになった美人アスリートなのです。 (ジェシカ・フォックス選手) ジェシカ・フォックス選手の意外なコンドーム使用法の機知に富んだコメントは微笑ましいのですが、、、 このコメントによって、また一つ、組織委の「嘘」がバレてしまいました。 組織委は コンドームは 選手が選手村を去るときに配布する と言っていたのに、 実際は、滞在中に配布していた! 組織委は「大嘘つきの集団」だ! <オリンピック選手村の村長は、かの川渕三郎氏> オリンピック選手村のことをネット調べしてりましたところ、選手村の村長に、元日本サッカー協会会長の川渕三郎氏が選手村の村長に就任していたことが分かりました。 (川渕三郎氏) 川渕三郎という名前は、サッカー事情に疎いリュウちゃんにとりましては、オリ・パラ組織委の会長だった森 喜朗氏が女性蔑視発言で辞任を与儀なくされた時、その後任者として新会長に推された人物として名前を知った人物です。 結局、この後任案も「密室談合」であるとして世論の猛反発を受けたため、橋本聖子氏が新しいオリ・パラ組織委会長に就任することになりました。 ネット検索で 川渕氏が選手村の村長だと初めて知った! 何だか、幽霊を見た思いだ。 川渕氏は6月20日の報道陣向けの内覧会で、報道陣に対して、 <国民の大半は開催に賛成していなかったが、ここに来て「オリンピックはしょうがないかな」という形で認めてもらっている>と発言、 更に<不満もあるでしょうが、ここまで来たのだから日本の国力、信頼感、日本のプライドを世界に発信していけるように支援をお願いしたい。マスコミもそこに心を砕いてもらいたい>と呼びかけたようです。 この川渕氏の利己的な姿勢に対し、ネットでは以下のような批判の声が上がっているようです。 <結局、この人も馬鹿の一つ覚えで、精神論でまとめようとしている。ただの一つも論理的じゃない。退場してください> <報道陣へのこの要求、アスリートに対して八百長に協力しろと言っているのに等しい> 川渕三郎氏は現在85歳、 過去の栄光はあるが、現在は唯の老人、 彼の無策のせいで 選手村はバブル崩壊してしまった!? <NHKは五輪専用放送局なのか?> (NHK放送センター) オリンピックが本格的に始まった7月24日、新聞のテレビ番組表を見たリュウちゃん、 「驚き桃ノ木山椒の木」 になってしまいました。 NHKは、「総合」、「Eテレ」、「衛星第一」、 3局が全てオリンピック中継で埋まっている! NHKは「オリンピック専用放送局なのか? ご承知のように、NHKは国民の視聴料で運営されている公共放送で、決して国営放送ではありません。公共放送ですから、オリンピック中継も大切な放送ですが、新型コロナに関するニュースなども、オリンピックと同様、大切な放送になる筈です。 しかし、オリンピック開催中、新型コロナや一般のニュースなど、一般の視聴者が受信料支払いの対価として放送されるべき大切なニュースは殆ど無視されてしまいました。 リュウちゃんが視聴している衛星第一の 大谷翔平選手の実況中継も、 オリンピック放送の前に消えてしまった! 中でもリュウちゃんが大問題だと思ったのは「Eテレ(教育テレビ)」の全面オリンピック放送」です。 「Eテレ」は、ご承知のように、娯楽番組一辺倒の民放に対し、幅広い教育・教養:趣味・古典芸能など、公共放送でしか出来ない番組を提供する目的で、チャンネルが認可された筈です。リュウちゃんの「孫姫4姉妹」もEテレの幼児向け番組「おかあさんといっしょ」を観ながら成長しました。リュウちゃんも日曜日の「将棋・NHKトーナメント戦」や「日曜美術館」、クラシック番組「クラシック音楽館」などの番組はよく観ています。 また、定時制・通信制高校の生徒向きの番組も、コロナ禍にあり在宅学習を強いられる生徒さんにとりましては、オリンピックより優先される番組である筈です。 NHK・Eテレは、 生徒たちの夏休みの貴重な学習の時間を、 オリンピック中継によって奪ってしまった。 このような教育とは無関係のEテレであれば、 総務省は免許を取り消すべきだ! <一体、NHKは、延べ何時間、 オリンピックを放映したのでしょうか?> 8月18日付けの朝日新聞25面の「五輪TV放送、過去最高に」という記事によれば、NHKは「総合」、「Eテレ」、「BS1」,「BS4K」、「BS8K」の5チャンネル合計で、放送時間は延べ1000時間を超えたようです(地上波2チャンネルだけでも、430時間になったとうです) 民放在京キー局5社のトータル放送時間は、BSも含めると計520時間、地上波だけでは計450時間だったようです。オリンピック競技は7月21日~8月8日の19日に渡って開催されましたから、NHKの地上波2チャンネルでは、1日当たり、 430(時間)÷19(日)=22,6(時間) も放送されたことになり、この時間をNHK総合。えテレで2等分しますと、NHK総合で1日当たり11,3時間、Eテレで1日当たり11.3時間も放送されたことになります。 これじゃNHKは、 オリンピック専用御用放送局だ! その為に、オリンピック以外の新型コロナ感染爆発などのニュースは片隅に追いやられてしまいました。例年、長時間にわたり放送される8月6日の「広島原爆特番」も、今年は13年ぶりに放送されなかったのです。 このことについて、NHKの広報部は「番組編成は視聴者の皆様の関心などを踏まえ、総合的に判断した」と、まるで菅首相のような紋切り型のコメントをしていますが、このコメントは到底納得出来ないですね。 ある民放のプロデューサーは、以下のようなコメントを寄せています。 「五輪が始まったとたん、テレビは<手のひら返し>をしたという批判は、心に重く突き刺さっている」 「コロナの感染がこれだけ拡大する中、伝えるべきニュースが担保されなかったということ。重く受け止めて、自分たちでも検証しなければならない」 NHKは、紋切り型のコメントで、 <手のひら返し>との批判の検証を 放棄してしまった。 やはりNHKは、「皆様のNHK」では無く、 「菅政権のNHK」なのだ! <一体、NHKは東京オリンピックの放映権料を 幾らIOCに支払ったのでしょうか?> NHKと(社)民間放送連盟で構成するジャパンコンソーシアム(IC)の発表によれば、 2018年の平昌(冬季)、2021年の東京の2大会合わせて、ICはIOCに対し、660億円の放映権料を支払う旨の合意に至ったようです。 この660億円という金額から、NHKがIOCに支払った放映権料を推理してみます。 (A)先ず、平昌オリンピックと東京オリンピックの放映権料の比率を4:6と仮定します。 すると、NHKと民間放送全体で支払った東京オリンピックの放映権料は396億円となります。 (B)上述の地上波の放映時間比は、NHKが430時間、民放が450時間です。これに衛星放送の放映時間を加味しますと。、放送時間はNHKと民放でほぼ1/2となりそうです。(あるサイトにはNHKが7割負担、民放が3割負担とありました (C)放映権料が放送時間に比例すると仮定すれば、おそらくNHKの東京オリンピックの放映権料は200億円ということになります。あるサイトにはNHKが7割負担、民放が3割負担とありました。としますと、NHKの負担額は280億円になります。 東京オリンピックだけで 約200~300億円の放映権料、 NHKの年間受信料収入は約7000億円、 東京オリンピックの放映権料だけで 受信料収入の約4%にもなる! 途方もない無駄使いだ! やはりNHKは公共放送でなく、 「国営放送」なのだ! <オリンピック開催以降の新型コロナ感染大爆発> リュウちゃんが以前のブログで危惧した通り、オリンピック開催期間中とその後に、新型コロナ感染の大爆発が起こってしまいました。 以下に8月1日から8月20日までの東京都と(全国)の感染者数の推移を辿ってみます。 <8月1日>:(東京都):3058人、(全国)10063人、<8月2日>:2195人(8877人)、<8月3日>:3709人(11644人)、<8月4日>:4166人(14053人)、<8月5日>:5042人(15230人)、<8月6日>:4515人(15591人)、<8月7日>:4566人(15500人)、<8月8日>:4066人(14515人)、<8月9日>:2884人(12329人)、<8月10日>:2612人(10866人)、<8月11日>:4200人(15063人)、 <8月12日>:4989人(18225人)、<8月13日>:5773人(20490人)、<8月14日>:5094人(20113人)、<8月15日>:4295人(16164人)、<8月16日>:2962人(15399人)、<8月17日>:4377人(19231人)、 <8月18日>:5386人(22836人)、<8月19日>:5534人(25156人)、<8月20日>:5405人(25876人)、 オリンピックが開催された東京都は7月12日から緊急事態宣言が発令されていて、当初は8月末までの予定でしたが、あまりの急激な感染拡大のために、9月12日まで延長されることになりました。東京都の他に、沖縄県、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、茨城県、栃木県群馬県、静岡県、京都府、兵庫県、福岡県にも緊急事態宣言発令されました。「緊急事態宣言」の一歩手前の「まん延防止等重点措置」も、北海道他、16県に発令、「緊急事態措置」及び「「まん延防止等重点措置」が発令された都道府県の住民トータルの数は1億人に及んでいます。 デルタ株感染が急速に拡大し始めた7月上旬時点でも、政府は、「感染者数は増えているが、重傷者、死者数は非常に少ない」と楽観視していました。 ところが、案の定といいますか、感染者数の急拡大につれて重傷者の数もどんどん増えて行き、今では、中等症以上で入院が必要な感染者も、空き病床がなく、やむなく自宅療養を余儀なくされる患者が急増しています。8月19日には千葉県柏市に住む新型コロナに感染した30代の妊婦が、出産する病院が見つからず、やむなく自宅で出産、男の赤ちゃんが死亡、という不幸な出来事がありました。 下記の図は東京都の自宅療養者数の変遷のグラフです。 上掲のグラフによれば、オリンピックが始まった7月下旬から自宅療養者が急増し始め、8月中旬には自宅療養者が2万人を超えたことを示しています。 東京都の新型コロナに関するモニタリング会議が8月12日に開催され、その席上で、国際感染症センター長で東京都の医療アドバイザーである大曲貴夫(おおまがり・のりお)氏は、東京都の新型コロナの感染状況について、以下のように語りました。 「制御不能な状況だ。 災害レベルで観戦が猛威を振るう非常事態」 「医療提供体制は深刻な機能不全に陥っている」 入院が必要であるにも関わらず、 入院出来ない患者が2万人超! 恐れていた「命の選別」が始まった 東京都や首都圏は、完全に「医療崩壊」だ! オリンピック開会期間中に、新型コロナは首都圏を中心に「大爆発」してしまいました。 政府は今だに、 「オリンピック開催とコロナ感染大爆発の間には、 直接の因果関係は認められない」 と、オーテンキなことを言っていますが、果たしてどうなのでしょうか? 8月18日の報道によれば、これまで新型コロナを感染したオリンピック関係者は累計544人、パラリンピック関係者の感染は20日時点で100人を突破したようです。 現在、大流行しているデルタ株に代わり、新たな流行が懸念されている南米ペルー由来の「ラムダ株」の感染者も日本で確認されました。この30代の女性は、ペルーに滞在歴があり、しかもオリンピックの関係者なのだそうです。 バブル方式で守られている筈の 五輪関係者の感染が既に650人、 これじゃ、オリンピック開催は、 明らかに新型コロナ感染爆発に 直接・間接に影響したのだ。 デルタ株に代わる恐れのあるラムダ株、 日本最初の感染者がオリンピック関係者、 若しラムダ株が感染大爆発を起こしたら、 その原因はオリンピック開催のせいだ! と云えると思います。 <東京パラリンピック、8月24日に開会> (お台場のパラリンピック・マーク) 東京パラリンピックは8月24日にに開幕、9月5日に閉幕、計13日間に渡って開催されます。出場国数は約160か国、4400人のアスリートが出場して東京、埼玉、千葉、静岡のい都3県で開催されることになっています。 新型コロナ大爆発、 緊急事態宣言下のパラリンピック開催、 もはや制御不能だ! オリンピックは、開催期間中、大体、東京都の日々の最高気温は30℃前後だったのですが、パラリンピックはどうなのでしょうか? オリンピック・スタジアムのある東京都新宿区の8月24日から9月2日までの10日間天気予報で最高気温を調べましたところ、以下のようになっていました。 (8月24日)30℃、曇り、(8月25日)31℃、曇り、(8月26日)33℃、曇りのち晴れ、 (8月27日)33℃、晴れのち曇り、(8月28日)32℃、晴れ、(8月29日)32℃、晴れ、 (8月30日)32℃、曇り、(8月31日)32℃、曇りのち晴れ、(9月1日)33℃、晴れのち曇り、(9月2日)33℃、曇りのち雨、 パラリンピック最初の10日間は オール真夏日! 内、4日間は猛暑日に近い33℃! この最高気温、 オリンピックよりも高温だ! オリンピックと違い、3種目あるマラソンは、東京で9月5日に一斉に開催されますが、この分では「史上最悪の猛暑の中でのマラソン」になりそうです。 9月初めの東京の気温は、 残暑というよりも猛暑、 アスリートには最悪の条件だ! パラリンピックだけでも、 「延期」という選択肢は なかったのだろうか? <パラリンピックの学校連携観戦> 東京オリンピックに続き、パラリンピックも「無観客」での開催となりますが、小池東京都知事は「学校連携観戦プログラム」という名の「学徒動員」を強行しようとしています。 (小池都知事9 記事の内容は上記をクリックしてご覧下さいね。 デルタ株は子供にも 感染力が強いというのに、 どうやって「安心・安全」を 担保出来るというのか? 出来る筈が無い! 子供の親は絶対に観戦に行かせたくない筈ですね。 それとも観戦に行かないと「欠席」扱いになるのかな? そうして、観戦に行った子供と行かなかった子供の間に「差別意識」が生まれ、行かなかった子供が少数の場合は、行った子供から「いじめ」られることが十分考えられます。 「学校連携観戦」は、文部科学省から指示が出ている筈ですね。 そうだとすれば、この指示は 萩生田 光一文科大臣から出ている筈だ。 (萩生田 光一文科大臣) 萩生田 文科大臣は安倍晋三前首相の最側近の人物、 加計学園が経営する最低偏差値の千葉科学大学の 客員教授を務めただけで、文科行政については何の知見も無さそうなのに、安倍前首相のイエスマンというだけで文科大臣になれたという疑惑の人物です。 このような人物が指示した 余りに酷い「学校連携観戦」、 到底、納得出来ない! <パラリンピックのテレビ放送> パラリンピックの開会式の翌日の8月25日のテレビ番組表で、各局のパラリンピックの放送時間確認しましたところ、以下のようになっていました。 (NHK総合)8時15分~23時15分、ほぼ全面パラリンピック。(NHKEテレ)18時50分~20時45分の約2時間のみ、但し、8時25分~18時20分の約10時間は高校野球中継、(衛星第一)9時~翌日0時10分、ほぼ全面パラリンピック、 (民放各局)中継放送無し、 ありゃ、 パラリンピック中継はNHKが独占だ! <何故、パラリンピック中継はNHK独占なのか?> 2015年6月25日付「日刊スポーツ」紙に、以下のような見出しが躍りました。 <NHKが2024年までパラリンピック独占放送権> 以下、この記事の一部を抜粋します。 「国際パラリンピック委員会(IPC)は、2018年平昌冬季大会から2024年の夏季大会まで、2020年東京大会を含む夏・冬計4大会の日本での独占放送権をNHKが獲得したと発表した。IPCは「金額、期間ともに史上最高契約」としている。契約額などは明らかにしていない」 そうだったのか! これではNHKは、 オリンピックの全米放送権を高額で獲得し、その契約金の威光で、 「最も開催にふさわしくない酷暑の真夏」にオリンピックを開催させた NBCと同じだ! NHKがパラリンピックの 最大のスポンサーだとすれば、 何故、季節の良い10月に 延期することを提案しなかったのか? あくまでも真夏の強行に 拘る政府に忖度したのか? そうだとすれば、 NHKはやはり「国営放送」だ! <アンドリュー・パーソンスIPC会長の来日> 8月16日、国際パラリンピック委員会(IPC)の会長、アンドリュー・パーソンズ氏が来日しました。パーソンズ氏は1977年生まれ、現在、44歳です。 (アンドリュー・パーソンズIPC会長) 8月19日、パーソンズIPC会長は宿泊先のホテルからオンライン記者会見に臨み、以下のように語りました。 「たしかに東京での感染者が伸びていることは事実だが、それは五輪が行われたからではないと思っている」 また、パラリンピック開催で新型コロナが日本でさらに拡大した場合の責任については、 「責任に関してはIPCが受け止めるものではない」 と、責任を否定しました。 アンドリュー・パーソンズIPC会長44歳、 IPC会長だが障害者にあらず、 やはり彼もトーマス・バッハ氏と同類の 「ぼったくり男爵」なのだ! 以上、いろいろと書きましたが、 アスリートの皆様には、 持てる力を十二分に発揮され、 意義深い大会になることを祈っています。
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