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リュウちゃんの懐メロ人生

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2021年11月28日
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カテゴリ:奈良散策
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
紅葉に包まれた談山神社十三重塔、
奈良県で随一の紅葉の名所だ!


(この写真はネットからお借りしました)

​​11月11日に女房殿の運転する車の助手席に乗って京都府宇治市の紅葉の名所巡りをしましたが、その4日後の11月15日、今度は奈良県の桜井市にある奈良県を代表する紅葉の2大名所、「談山神社」「長谷寺」に、やはり女房殿の運転する車の助手席に乗って、行って来ました。
​​
新聞やテレビの「紅葉便り」によれば、
「談山神社」、「長谷寺」共に「見頃」だが、
はて?

午前11時、「談山神社」の駐車場に到着、

おお、
駐車場の周囲の紅葉は、
ほぼ「見頃」だ!







境内に入る前に、いつものように十三重塔を見渡せる駐車場に登りました。

​​ここの紅葉もかなり「見頃」だ!







この駐車場から、十三重塔を見渡します。

ありゃ~
十三重塔の周りの紅葉は、
まだ青い?



駐車場から降りて、改めて長い石段のある正面から談山神社に入ります。

正面の鳥居の前の杉の巨木、
やはり凄い威容だ!





正面の赤い鳥居の奥の石段から境内に登ります。

石段脇の楓、
まだ「青紅葉」だ。



​石段の脇に、「夫婦杉」という杉の巨樹があります。





人間との大きさを比較するため、女房殿に「夫婦杉」の前に立ってもらいました。

やはり凄い巨樹だ!
土津川村・玉置神社の「夫婦杉」
と比べても、
遜色がない!?




(玉置神社の夫婦杉)

​こ
​こで、ネットからお借りした「談山神社の境内案内図」を貼り付けます。




上掲の案内図につき、以下にリュウちゃんが俄か知識として得た注釈を書いてみます。

​「談山神社」は、ウィキペディアの定義によれば、「奈良県桜井市多武峰(とうのみね)にある神社」です。
​​​でも、上掲図には「多武峰(とうのみね)」という「山の峰」は全く出てこず、2つの「山の名前」は、左側が「御破裂山(ごはれつやま)」というヘンテコな名前の山、右側は、「談所の森」とだけの表記だけで、山の名前は明記されていません。
​​​
多武峰という「峰」は
実在するのだろうか?
​​
​​改めて「多武峰とは~コトバンク」を見ました所、「日本大百科全書(ニッポニカ)に、以下のような記述がありました。
​​
​「奈良県中北部、桜井市の一地区。竜門(りゅうもん)山地中央部の御破裂山(ごはれつさん)(618メートル)南斜面一帯の地。山腹に藤原鎌足(かまたり)を祀(まつ)る談山神社(たんざんじんじゃ)がある。江戸時代まで多武峰寺と総称され、神仏両様の形式であったが、明治維新後、談山神社となった。天下異変のとき御破裂山が鳴動し、鎌足の木像が破裂するといわれている。神社周辺は紅葉の名所として知られる」
​そうだったのか!​
「多武峰」は、山の峰のことではなく、
御破裂山の南斜面、
すなわち「談山神社」の別称だったのだ!

多武峰の「峰」は具体的には、
「御破裂山の峰」のことのようだ。
「御破裂山」という変な名称の由来も、
上記の記述で何となく判るような気がする。
上掲図の右側の「談所の森」は、
「談山(かたらいやま)」の中腹にあるようだ。
とすれば、案内図右側の山は「かたらいやま」
なのかな?

とすれば

「多武峰」は「御破裂山」と
「かたらいやま」の
2峰の総称
だともいえそうだ。


(「権殿」の横手にある標識)

閑話休題、紅葉狩りに戻ります。

​<恋神社>
​​
長い石段を登り、「拝殿」の下の横道に「恋神社」という標識がありました。

久しく「恋」を忘れているリュウちゃん夫妻、
この神社に参拝して「恋」を確認しよう(苦笑)



「恋神社」への途上からの眺め、

​やはり紅葉はまだ「3分紅葉」だ。







「恋神社」です。



「恋神社」の前には、以下のような標識が立てられていました。

「鏡女王」、初めて聞く名前だ、
白雪姫の王妃のような女性なのかな?






​​<「鏡女王」について>:ウキペディア「鏡王女(かがみのおおきみ)」の記述抜粋、

「飛鳥時代の歌人。藤原鎌足の正妻。『万葉集』では鏡王女、『日本書紀』では鏡姫王と記されている」>
​「素性は謎に包まれており、額田王の姉という説がある」​
​「はじめ天智天皇の妃だったが、後に藤原鎌足の正妻となる。鎌足の病気平癒を祈り、天智天皇8年(669年)に山階寺(後の興福寺)を建立した」​
​​「鏡女王の万葉集の歌<神奈備の石瀬の社の呼子鳥いたくな鳴きそ我が恋まさる>、現代語に訳すと<神奈備の石瀬の社の呼子鳥よ、そんなに激しく鳴かないでおくれ。私の恋しい思いが募るばかりだから>。この歌は、鏡王女が鎌足の死後、彼を思って作った歌だという説がある」
​​
鏡女王の歌に「恋」の文字が出てくるので、名付けて「恋神社」、
命名者はコピーライターの素質充分だ!

​<拝殿からの眺め>
​​
奥に本殿、三方の回廊は舞台になっていて、回廊から三方が見渡せます。

回廊から見下ろした紅葉、
やはり「3分咲き」だ。









拝所の中から見た本殿です。



​​<十三重塔>

​「拝殿」を出て、段山神社のシンボルタワーである「十三重塔」に向かいます。
十三重塔の紅葉、
「見頃」はこれからだ。
ちょっと残念!












​ここで、本ブログの冒頭の写真をご覧下さい。冒頭の写真はネットからお借りした「紅葉最盛期の十三重塔」です。
紅葉最盛期の十三重塔、
何時になったら
観ることが出来るのだろうか?

​<権殿(ごんでん)横の紅葉とイチョウ>
権殿は十三重塔の横手にある大きなお堂です。

権殿の横手、
紅葉とイチョウと杉の巨樹のコラボ、
リュウちゃんの大好きな紅葉スポットだ!















​「権殿の石段」から「神廟拝所」に降ります。



「神廟拝所」前の紅葉、
見頃だ!







談山神社の紅葉狩りは、これで終わりです。

談山神社について詳しく知りたい方は、以下のサイトをクリックしてご覧下さいね。
もう午後1時前だ、
お腹が空いた!

で、十三重塔を見渡せる駐車場の奥にある釜飯店で昼食、

プファ~、ビールが旨い!
店の前の紅葉のように
鮮やかな切れ味だ!





<長谷寺へ>

午後1時過ぎ、談山神社を後にして、長谷寺に向かいました。談山神社から長谷寺までは、車で30分位で行けるのです。

​午後2時頃、長谷寺の「仁王門」に到着、



以下の図は、長谷寺の境内案内図です。



​​上掲の図の左下にあります「主な参拝ルート」の内、赤い点線で示された「開山堂経由ルート」から、(13)の「本坊」を外したルートが、本日リュウちゃん夫妻が辿ったルートになります。
​​
具体的に書いて見ますと、以下のようになります。

​仁王門(スタート)―登廊(のぼりろう)-本堂―開山堂―御守授与所(休憩所)​―五重塔―納骨堂―六角堂―梅心院―仁王門​(ゴール)​

長谷寺の詳しい案内につきましては、下記のHPをクリックしてご覧下さいね。
<大和国「長谷寺」>
​​
​​​「仁王門」のすぐ後ろから本堂に続く399段の「登廊」を登ります。







<天狗杉>
​​
​「登廊」の曲がり角の所にある杉の巨樹です。幹回りは4mと、さほど太くはないのですが、樹高約60mと、正に天を衝くような巨樹なのです。





リュウちゃんのカメラでは、天狗杉の下の部分だけしか撮れませんでしたので、以下にネットからお借りした春の天狗杉の写真を貼り付けます。

正に天を衝くような巨樹だ!
この写真、どこから撮影したのだろう?



​​<本堂の舞台>

本堂の舞台に上がります。

​​ここは長谷寺随一の紅葉の「見所」、
だが、
まだ紅葉は「3分咲き」だ! 
ちょっと残念。















​<開山堂へ>
​​
本堂の舞台から、「開山堂」へ降りていきます。

​ここの眺めも素晴らしいのだが、、、







御守授与所から見上げた本堂です。



​<五重塔>
​​
​昭和29年、戦後日本で初めて建てられた五重塔で、長谷寺のHPに拠れば、「昭和の名塔」と呼ばれているのだそうです。





​五重塔の横にある「納骨堂」の周りのイチョウ、紅葉、​
ちょっと風情がありました。





​帰路のドウダンツツジ、南天の「赤」が印象に残りました。







​​<初瀬の大イチョウ>
​​長谷寺を後にして、初瀬川の対岸にある「素戔雄(素戔嗚:スサノオ)神社」に行きました。ここには奈良県随一のイチョウの巨樹、「初瀬の大イチョウ」があるのです。



​5
年ぶりに観た「初瀬の大イチョウ」、
凄い威容だ!













しかし、何かもの足りない、
まだ落ち葉が少なく、
「黄金色の絨毯」が敷かれていないのだ。

で、5年前のブログに掲載した「黄金色の落葉の絨毯」が敷き詰められた写真を貼り付けます。

「黄金色の絨毯」を敷き詰めた
初瀬の大イチョウ、
やはり「絶景」なのだ!





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最終更新日  2021年11月28日 21時39分52秒
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