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カテゴリ:奈良散策
天空に浮かぶ1000本の枝垂れ桜 ここは奈良の新しい桜の名所なのだ! 3月中旬、女房殿のスマホに、女房殿の50年来の友人である三重県在住のY子さんから、以下のようなメールが届きました。 <4月7日に 「高見の郷(たかみのさと)」に、 お花見に行かない?> 高見の郷??? 奈良の「桜ハンター」を自認するリュウちゃんにとりましても、初めて聞く地名です。 高見の郷って、どんな所だ? 何処にあるのだろう? と思って、ネット検索しました所、以下のHPに出逢いました。 天空の庭「高見の郷」、 山上に咲き乱れる1000本の枝垂れ桜! う~ん、凄い桜の名所のようだ。 リュウちゃんも行ってみたくなった! で、今年の開花情報を調べてみますと、「4月5日に開花」とありました。 4月5日に開花であれば、 「見頃」は4月10日頃からかな? よし、10日過ぎの天気のよい日に、 女房殿と2人で行ってみよう! 結局、4月7日は、まだ「咲き始め」でしたので、女房殿とY子さん達の「仲良し四人組」の高見の郷行きは実現しなかったのですが、リュウちゃんと女房殿は、4月12日に車で「高見の郷」にお出掛けしたのです。 「高見の郷」って、何処にあるのか? どうやって行けばいいのだろう? 「高見の郷」の住所は以下です。 <奈良県吉野郡東吉野村杉谷298-1> 因みに、最寄り駅である近鉄大阪線「榛原(はいばら)駅」からはタクシーで約40分、料金は片道約7000円だそうです。 以下の図は、<「高見の郷」のHP>に掲載されていたアクセスマップです。 上掲の図で、左側に「近鉄榛原駅」があります。右側の「高見の郷」の上にある「高見山」は、奈良県東吉野村と三重県松阪市の県境にある、標高1249mの山です。その山容から、「関西のマッターホルン」と呼ばれています。 (高見山) 「高見の郷」 奈良の秘境中の秘境なのだ! 4月12日の朝、 カーナビに上記の住所をインプットし、午前9時、自宅出発、午前10時30分、順調に「高見の郷」の駐車場に到着、 法隆寺の近くにあるリュウちゃんの自宅から、 約1時間30分で「高見の郷」に着いた。 案外、近いのだ! 駐車場からは、無料のシャトルバスが頻繁に出ていて、「高見の郷」まで運んでくれます。リュウちゃん夫妻も、シャトルバスに乗り、「高見の郷」の「天空の庭」まで行ったのです。 「天空の庭」のバス停付近、 いきなり枝垂れ桜のシャワーだ! ここで、「高見の郷」の「桜MAP」を貼り付けます。 (桜MAP) 上掲の「桜MAP」について、リュウちゃんの「俄か注釈」を書いてみます。 ★上掲図一面に貼り付けられているピンクのマークは、全て「枝垂れ桜」です。 ソメイヨシノや山桜、八重桜は一本も無く、純粋な枝垂れ桜の園なのです。 ★恐らく、上部の「(5)千年の丘(展望台)」と、「(1)受付」の標高差は200m位ありそうです。仮に「(2)天空の庭」の標高を600mとしますと。最上部の「(5)千年の丘(展望台)」の標高は700m、最下部の「(1)受付」の標高は500mになります。つまり「受付」から「千年の丘」の標高差は約200mということになります。 ★「高見の郷」の桜の分布は、「吉野の桜」の分布によく似ています。吉野の桜は、下から「下千本」、「中千本」、「上千本」、「奥千本」の4っつのブロックに分けられますが、リュウちゃんは「高見の郷」の桜も、便宜上、「上千本」、「中千本」、「下千本」の3つのブロックに分けることにしました。 ◎「上千本」:上掲の「MAP」で、「(5)千年の丘(展望台)」から、「「(1)受付」のブロックの桜を「上千本」と呼ぶことにします。 ◎「中千本」:上掲の「MAP」で、「「(2)天空の庭」と称されている「高見の郷」のメインスポットのことを「中千本」と呼ぶことにします。ここには、「天空のレストラン」という茶店があり、うどん、そば、カレー、たこ焼きを食べることが出来ます(アルコールもありました!) 「中千本」には、「MAP」にある「赤い蛇の目傘」の辺りに、花見客のためのベンチが数多く設置されているのです。 ◎「下千本」:「MAP」右下の「(4)記念植樹コーナー」の場所を、「下千本」と呼ぶことにします。ここは、どんどん桜の本数が増えている場所のようで、まだ苗木に近い幼い桜の木も多く観られる場所なのです。 <中千本から上千本へ> シャトルバスで中千本に降りてから直ぐに「上千本」の頂上である「千年の丘(展望台)」に登って行きました。 標高600mの山上ハイキング、 途上の周辺はピンク一色なのだ! 途上から観る 対面の緑の山並みと 「上千本」と「中千本」、 絶景また絶景!!! 桜の花のアップ、 吉野の桜にと比べても、 花の密度の濃さが段違いだ! <上千本の頂上、「千年の丘展望台」> 頂上は桜は少ないが、 山のオゾンが美味しい! <中千本「天空の庭」> 「上千本」から一挙に「中千本」の「天空の庭」に降りてきました。 やはりここは、 東京で云うならば「銀座通り」、 人も桜も、一段と華やいでいる! <休憩所の赤い蛇の目傘> 「天空の庭」には、休憩所に2本の赤い蛇の目傘が設置されていました。 ピンク一色の枝垂れ桜の中にある3本の赤い蛇の目傘は、桜の華やかさを一層高めていいて、見事なものだとリュウちゃんは感じたのです。 赤い蛇の目傘のある桜の風景、 華やぎの極みなのだ! もう12時30分、 お腹が空いた! で、茶店で、「山菜そば」と缶ビール(2缶)を購入し、茶店の前のベンチで昼食(女房殿は、「山菜うどん」とお茶だけで、アルコールは飲まないのです) プファ~、ビールが旨い! 四方をピンクの桜で 囲まれた中で飲むビール、 最高だ!!! <「高見の郷」について> 既に「日本一の枝垂れ桜の名所」となっている「高見の郷」、ここは2004年(平成16年)に開園した出来立てホヤホヤの新しい桜の名所です。林業を営んでいた島崎照章さんが自分の所有していた山を「桜の園」に代えてしまったという、全国的にも珍しい「私園」なのです。 島崎さんが「高見の郷」を造った経緯につきまして、「まほなび、自然と暮らす、」というネット記事を見つけました。非常に興味深い記事なので、全文をコピペして、以下に貼り付けます。 <高見の郷/島崎 照章 さん 章 さん> 関西のマッターホルンと呼ばれる名峰・高見山の近く、悠久の山々が連なる一角に桜の園が、今年も見頃を迎えようとしている。東吉野村杉谷地区の標高650mの地、5年前に植えられた1000本余りのしだれ桜が、手入れの甲斐あって樹形も花付きも見事になってきたものだ。「高見の郷」と名づけられた他に類を見ないこの園の花咲爺は島崎章・照章親子。 二人は、林業不振で植林や世話が追いつかず地肌を見せる山が増えてくる中、環境保全からも、また先祖伝来の山林の緑を守りたいとの思いから、桜の園を計画。桜の種類を、寿命百年ぐらいのソメイヨシノと異なり手入れ次第で何百年も咲き続けるしだれ桜とし、全国から優良株を求めて植樹した。「杉やヒノキは百年単位の仕事、何代も先でないと結果が見えないが、桜なら皆に楽しんでもらえるし収入にもつながる」と、代々の林業続行の一方でこの観光林業に踏み切った。 植樹や遊歩道などの基礎工事は専門職によるものだが、樹形を整える養生や肥料やりなど桜自身の世話と、雑草刈りやこまごまとした環境整備などの仕事は年間を通して山ほどある。地元のシルバー人材を活用する一方で、父章氏の高校同窓生たちのシルバーパワーが強力な味方に。東住吉高校時代の友人たちが県内外から駆けつけ、準備段階から率先して作業を手伝った。 「ここに来るとマイナスイオンやオゾンがいっぱい。元気になりまっせ」「桜は手入れするほど美人になるんですわ」と、口を揃える笑顔がいい。今でもオフシーズンは週3回、開園時期には泊まり込みで、駐車場係や遊歩道案内役などのボランティアを買って出る。無報酬だが、昨年建てたバンガローで鍋やバーベキューを囲み、春は太閤秀吉気分、夏は満天の星の下で暑さ知らず、秋は桜の紅葉、冬は雪景色満喫と、“毎日が日曜&同窓会”を楽しんでいるのだとか。 最初の数年間は、20年・50年物の桜以外は余り見応えがなかったが、昨年から若木の樹勢もよくなり、観光バスも入るほどになった。遊歩道は入り口から頂上まで上り坂600m。多少息を切らせながら行く桜のアプローチ道だが、下りてくる人々が口々に「来てよかった。まさに“絶景かな”でした」と。高齢者など足腰の弱い人用には送迎車(要森林協力金)を用意。涙を流して喜んでくれた老婦人もいたそうで、障害を持つ人たちへの特別招待なども検討中とのことだ。 また、掘り当てた天然の湧水は、国道166号線沿い入り口に誰でも無料で汲めるようにしてあり、訪れる人が後を絶たないほどの人気。4月~5月の青空の下、濃い緑の山並みのなかに、遊歩道に沿って植えられたレンギョウの黄やユキヤナギの白に濃淡のピンクのしだれ桜の饗宴は、まさに“天空の庭”だ。 「子々孫々守り継いでいってくれたらと、“千年の丘”と呼んでいます」と章氏が言えば、「まずは“島崎家百年の計”と、父と僕、そして1歳の娘、そのまた子どもへと、桜の名所が継がれていくよう、今をがんばりたいです」と、広報部門等担当の照章代表が頼もしく語った。 (島崎 照章 さん 章 さん) <下千本「記念植樹コーナー」> 昼食を終えて、記念植樹コーナーに降りて行きます。 ここは「高見の郷」で、 一番若いエリアだ。 これからも植樹する人が増え、 益々桜の数が増えて行く筈だ! <下山> 1時間ほど「下千本」の桜のシャワーを堪能し、再び「天空の庭」に戻り、そこから下山しました。往路はシャトルバスで上って来たのですが、復路は歩いて下山しました。 「下山」の道は、「上千本」を見上げる道なのです。 これで 初めて来た「高見の郷」とも お別れだ。 <「高見の郷」と「吉野」> 来場者の1人と少し会話しました。その人は、 「これから吉野に桜見物に行きます」とのことでした。 「高見の郷」と 「吉野の桜」を1日で巡る! そんなことが可能なのか? 「高見の郷」のある東吉野村と、「吉野の桜」のある吉野町は、隣接した自治体です。改めて地図を調べてみました所、「高見の郷」の下を通っている「国道166号線」から、吉野町に行く「奈良県道16号吉野東吉野線」に入れば、30分ほどで「桜の吉野」に着くことが出来そうです(あくまでも、地図を見ただけの感じなのですが、、) 日本一の「吉野の桜」と 日本一の「高見の郷」の枝垂れ桜を 1日で巡ることが出来る! 何とゴージャスなお花見ルートなのだ! 帰路の途中、国道166号線沿いの「道の駅」に立ち寄りました。 道の駅の無人案内所に、以下のような手書きの案内板が掲示されていました。 この「道の駅」は、 「又兵衛桜」まで(車で)8分、 「仏隆寺の千年桜」まで35分、 「高見の郷」まで15分、 更に「桜の吉野」まで30分 ここは日本の「桜のメッカ」だったのだ! (又兵衛桜) (仏隆寺の千年桜) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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