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カテゴリ:花遍路・花のフォトブログ
大阪湾の浜辺の100万株のネモフィラ、 空の青、海の青、ネモフィラの青、 青一色の別世界だ! 5月3日、大阪の舞洲(まいしま)で行われていた「ネモフィラ祭り」を観に行って来ました。舞洲に行くのは、2016年に、ここが「ユリ園」だった頃に行って以来、5年ぶりの訪問になります。 (5年前の「ユリ園」) 「舞洲ユリ園」には、250万輪のユリが咲いていたのですが、2018年の台風により壊滅的な被害を受けた為、「ユリ園」は閉鎖され、代わって2019年に「100万株のネモフィラ」をベースとする「大阪まいしまシーサイドパーク」に生まれ変わりました。 舞洲ユリ園は2回行ったが、 ネモフィラ園は今回が初めてなのだ。 例に拠りまして女房殿お手製のおにぎり弁当と、リュウちゃんお手製(?)の缶ビール(2缶)をリュックに詰め、午前9時、法隆寺の家を出発、電車・バスを乗り継ぎ、午前10時30分、「まいしまシーサイドパーク」に到着。 入場口から、凄い人波だ! 本来なら、入場料1200円なのですが、本日は入場無料、何故、入場無料になったかといいますと、4月下旬の暴風雨の影響により、花数が激減し、本来のネモフィラブルーが見られなくなっているためなのだそうです。 入場無料は嬉しいが、 本来のネモフィラブルーが 見られないのは悲しい。 以下に「園内マップ」を貼り付けます。 (園内マップ) 上掲の「案内マップ」の、赤い矢印の順路に従い、ネモフィラ園を一周します。 う~ん、 ネモフィラが疎らなのは残念だが、 雰囲気だけは味わえる。 大阪湾には、船やヨットが浮かんでいます。対岸の山並みは「六甲山系」、 「六甲山系」が尽きるあたりには、「五大港」の一つである「神戸港」があります。また下の写真の右側には、これも「五大港」の一つである「大阪港」があります。 ネモフィラ園の前の海は、 船の「銀座通り」なのだ! 「上の道」から、海辺の「下の道」に降りて行きます。 ここからは、 「見上げるネモフィラ」の道なのだ! 「MAISHIMA」のオブジェの近くの「海岸通り」の片隅にビニールシートを敷き、昼食、 プファ~,ビールが旨い、 空も、海も、ネモフィラブルーなのだ! 暴風雨の影響で、 ネモフィラが激減したのは残念至極、 来年は入場料1200円を払う時期に観に行こう! <関西のもう一つのネモフィラの名所 「馬見丘陵公園」> 「舞洲ネモフィラ祭り」に行った翌々日の5月5日、近所の「馬見丘陵公園」に女房殿の運転する車の助手席に乗って出掛けて見ました。 この時期の「馬見丘陵公園」は、チューリップ祭りが終わって、チューリップの花が取り除かれ、下草として植えてあったネモフィラが、チューリップに代わって、「主役」に躍り出る時期なのです。 下の写真は、昨年5月15日に撮った「馬見丘陵公園」の「集いの丘」のネモフィラです。 (昨年の「集いの丘」) 今年の「集いの丘」は どうなっているのか? アチャ~ 今年の「集いの丘」 まだ、ネモフィラは疎らだ! 今年の「馬見」行きは5月5日、昨年より10日早かったので、チューリップの「茎」の撤去は、まだ行われていなかったのですね。 「茎」の撤去が行われた後に、 本格的なネモフィラの季節が来る。 ということだったように思われました。 気を取り直して、「馬見丘陵公園」を一周して来ました。 今の時期、 「馬見丘陵公園」には、 どんな花が咲いているのかな? <中央エリアのミニ・バラ園> 下の写真は、「北エリア」から「中央エリア」に抜ける短いトンネルを出た所にある「蔓バラ」です。 中央エリアの一角にある小さなバラ園でも、幾つかのバラが開花していました。 <ゴールド・バニー> <ラヴィアン・ローズ> <ザ・フェアリー> <ラブ> <アンナプルナ> <レッド・ピノキオ> <うらら> <菖蒲園> 菖蒲は、茎と葉が成長してきましたが、開花はこれからのようです。 「下池」の水際の黄色い菖蒲、開花していました。 <カリヨンの丘> ここもネモフィラの見所の一つです。 <なんじゃもんじゃの花> 「カリヨンの丘」の道筋に、白く細い花を付けた木の小さな並木がありました。 この花、何という花なのかな? 後で、中央エリアの「公園館」に行って調べましたところ、この花木は、「なんじゃもんじゃの木」だということが分かりました。 「なんじゃもんじゃの木」って、 なんじゃもんじゃ??? 「ナンジャモンジャ」のウィキペディアには、以下のように記述されていました。 <ナンジャモンジャは、特定の場所に生えている見慣れない立派な植物、怪木や珍木に対して地元の人々が付けた愛称。「ナンジャモンジャ」と名付けられる植物の樹種は、ヒトツバタゴのほか、ニレ、イヌザクラ、ボダイジュなど様々である。 「ナンジャモンジャ」と称される理由について、民俗学では、元々は占いや神事に利用されていたもので、植物名で直接呼ぶことが憚られたものではないか、とみる説などがある。 一説では、神木の前を通りかかった水戸黄門が「この木はなんじゃ」と聞いたところ、地元の人が聞き取れず「なんじゃもんじゃ」と返答して、木の名前だと勘違いして広まったという話がある> う~ん 「馬見丘陵公園」の「なんじゃもんじゃ」は、ヒトツバタゴなのか? それともニレ、イヌザクラ、ボダイジュなのか? やはり「何じゃもんじゃ???」なのだ。 (※)上掲の「なんじゃもんじゃの花」、ネット調べをしましたところ、「ヒトツバタゴ」であることが分かりました。 (ウィキペディアに掲載されていた「ヒトツバタゴ」の花) <上池のほとり> ナガレ山古墳の近くの「上池」のほとりに、何本かの針葉樹が生えていました。 この木はラクショウ(別名:沼杉)で、他の木が育たないような湿地でも、地上に「呼吸根」を出し、平気で育つ変わり者、北アメリカの原産です。 「上池」がちょっと神秘的に見えるのは、 ラクショウのためのようだ。 公園を一周し、再び北エリアのトンネルの前に戻りました。 トンネルの近くに「クレマチス」がひっそり咲いているのを発見! 「馬見丘陵公園」には、 クレマチスの花も咲いていたのだ! 初めて知った! クレマチスの横手に、一本の葉の付いていない木があり、その木の枝に2輪だけ、黄色い花を付けていました。 この木は通りがかりにいつも見ている筈なのですが、花を付けているのを見るのは今回が初めてなのです。 不思議な花だ。 何という花木なのだろう? 樹木標識には以下のように書かれていました。 <イペ> 高さ5m以上になる落葉性中高木で、ブラジルの国花。3月下旬から4月中旬頃、ラッパ状の鮮やかな黄色い花を咲かせます。満開時には木全体が花に覆われ、遠くからでも人目を惹きます(ノウゼンカズラ科) 「イペ」の花、初めて観た。 「馬見丘陵公園」は、 珍しい花木の宝庫なのだ!
(満開の「イペ」、この写真はネットから拝借しました) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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