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リュウちゃんの懐メロ人生

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2022年07月02日
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カテゴリ:奈良散策
境内に咲き誇る60種1万株のアジサイ、
奈良のアジサイの名刹「矢田寺」、
7年ぶりの訪問!





​​​6月8日、またまた女房殿の運転する車の助手席に乗って、奈良のアジサイの名刹、「矢田寺」に行って来ました。「矢田寺」はリュウちゃんの住んでいる斑鳩町の隣町、大和郡山市の「矢田丘陵」の中心である「矢田山」の中腹にあります。
​​​
リュウちゃんの家から車で10分、
行きつけの「馬見丘陵公園」と
ほぼ同じ距離なのだ!

昼食を済ませ、午後1時に家を出発、
1時10分、「矢田寺」の駐車場に到着、

​駐車場の管理人の話に拠れば、本日のアジサイの開花状況は「4分咲き」位とのこと、
「3分咲き」でもなく、「5分咲き」
でもなく、「4分咲き」、
ちょっと微妙な表現だ!

​新型コロナ禍の為、一昨年、昨年と2年続けて矢田寺の「アジサイ祭り」は開催されませんでした。咲いたアジサイの花を全て摘み取ってしまったのだそうです。で、今年は3年ぶりの「アジサイ祭り」の開催となりました。
今年の「アジサイ祭り」は6月4日~6月28日の24日に渡って開催されました。

リュウちゃんが行った6月8日は、まだ開催4日目、

「4分咲き」、
やむをえない!

​​​以下の図は「矢田寺案内図」です。アジサイの主なビュースポットは下図左横にある「アジサイ庭園」ですが、「本堂」の裏の山際にも「アジサイ園」があります。また「本堂の右手前には「アジサイ見本園」があります。


(略図)


(広域図)

​「矢田寺」は、坂と石段の寺です。駐車場から入口の「山門」まで、約200m続く急坂の参道、本日、76歳の誕生日を迎えたリュウちゃんにとりましては、かなりキツい登り坂なのです。​
参道のキツい登り坂を登って、やっと入口の「山門」に辿り着きました。

ここまで辿り着くこと、
後期高齢者にはかなりシンドい!



「山門」からは、150段の石段が続いています。この石段を見て、「矢田寺」参拝を諦める人も多いのです。




石段の途中から見下ろした「山門」、眼下には大和郡山市、奈良市、天理市の町並みが霞んでいます。



​​やっと境内に辿り着きました。下の写真の中央奥の建物は「本堂」です。本堂の裏側は「矢田山」なのです。アジサイのメインビュースポットである「アジサイ庭園」は、「本堂」の手前の左側にあるのです。



「アジサイ庭園」に入ります。





​<谷間のアジサイ庭園>
矢田寺のアジサイ庭園は、両サイドが急な斜面に挟まれたV字型の谷間にあります。谷間には細い散策の小径があり、小径の横には細い渓流が流れています。





















小径の両サイドは
背丈の高いアジサイと新緑、
「庭園」というよりは、
アジサイのジャングルだ!

アジサイの色は殆ど青系、
赤系のアジサイは殆ど無し、
酸性土壌のせいなのか?
それとも、
満開になれば赤いアジサイに変るのか?























<アジサイについての俄か蘊蓄>

​​​◎アジサイは日本固有の花木だそうです。園芸種にある「西洋アジサイ」は、江戸時代後期に長崎の出島のオランダ商館の医官として日本に駐留していたシーボルトなどが、ヨーロッパに輸出し、輸出されたアジサイをヨーロッパで品種改良されたものを日本に逆輸入したものなのだそうです。
​​​
​◎アジサイの原種は「ガクアジサイ」なのだそうです。狭義のアジサイ(ホンアジサイ)は、原種のガクアジサイを品種改良したものなのだそうです。​


​(ウィキペディアに掲載されているアジサイの原種「ガクアジサイ」)
​​​★上掲のガクアジサイを、もう一度注目して下さい。「花」の中央部は、ヒマワリの花の「種」の部分のように、無数の小さな青い粒状のもので構成されています。この部分が私達が通常、認識している「花」に当たる部分になります。​​​
​アジサイは雌雄同花の植物なので、その花は「両性花」と呼ばれています。​
​​​​★中央部の外側に出ている、私達が通常、「花」だと認識している部分は、実は「花」ではなく、「萼」(ガク、通常の「花」では、花弁の一番外側にあり、花弁を支える役割を果たしている部分)なのだそうです。この部分は「花」のように見えますので、「装飾花」と呼ばれています。
​​​​
​​​★アジサイの「花」は、「両性花」「装飾花」で形作られています。果実(種)を作るのは「両性花」で、「装飾花」は生殖行為に関与しません。
​​​
​<手まり咲きのアジサイ>​​
下の写真は、矢田寺のアジサイ庭園で撮った一枚です。



​​★上掲のアジサイは「手まり」のように丸々としているので、「手まり咲きアジサイ」と呼ばれています。「西洋アジサイ」の殆どは「手まり咲きアジサイ」のようです。​​
​★「手まり咲きアジサイ」の「花」に見える部分は、全て「装飾花」、つまり「萼(ガク)」です。本来の花である「両性花」は、「装飾花」の下に隠されてしまって、見えづらくなっています。種子の採集に非常に難しいのだそうです。​

矢田寺の「アジサイ庭園」のアジサイ、
殆どが「手まり咲きアジサイ」なのだ!

​30分ほど「アジサイ庭園」を散策し、境内に戻って来ました。境内の一角には、「アジサイ見本園」があり、矢田寺の60種のアジサイの品種の標本木が植えられています。



以下、この日撮影出来た22種のアジサイを紹介致します。

<見本園の品種>

(1)「六甲山アジサイ」



​(2)「伊予時雨」​



​​(3)「エンジアンダム」



​​(4)「八重カシワバアジサイ」



​​(5)「ナデシコガク」



​​(6)「みかん葉ガクアジサイ」



​​(7)「乙女の夢」



​​(8)「インマキュラーター」



​​(9)「秋篠でまり」



​​(10)「藍姫(あいひめ)」



​​(11)「伊予てまり」



​​(12)「ゆきあじさい」



​​(13)「アナベル」



​​(14)「椎葉(しいば)ヤマアジサイ」



​​(15)「美里桜」



​​(16)「海峡」



​​(17)「紅(クレナイ)ヤマアジサイ」



​​(18)「日向青」



​​(19)「七変化」



​​(20)「天城甘茶」



​​(21)「ヒメアジサイ」



​​(22)「ヤマアジサイ」



​<地蔵様とアジサイ>
​​
矢田寺は地蔵信仰のお寺です。境内の至る所にお地蔵様の石像があります。
以下、お地蔵様とアジサイのコラボ写真を何枚か紹介致します。

















<本堂の裏・矢田山のアジサイ>

矢田寺の本堂の裏は矢田山の上部で、アジサイ園には2000株ほどのアジサイが植えられています。

ここのアジサイ、
まだ「2分咲き」程度だが、
まるで「奥の院」のような
鄙びた趣きがある!

















​<下山>
​​
約2時間の矢田寺散策を終えて、石段のない裏道から下山しました。
​下の写真は裏道の途上で撮ったものです。霞んで見える山並みの中央部は奈良市の若草山です。
​もう田植えが終わり、初夏到来だ。


​​<Alla Tulca Café>

​参
道の横手に、ちょっと洒落たカフェを発見、



​店名は「Alla Tulca Café(トルコ風カフェ)」、店内はこんな感じです。



女房殿は抹茶シャーベットとワラビ餅を注文、リュウちゃんはビール大ジョッキとワラビ餅を注文、

プファ~、ビールが旨い!
元気で76歳の誕生日を迎えられたことに
​乾杯!


​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​





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最終更新日  2022年07月03日 17時53分55秒
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