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リュウちゃんの懐メロ人生

リュウちゃんの懐メロ人生

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2022年10月08日
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明日香村
石舞台古墳を見下ろす山裾に
白い彼岸花が咲いていた!



​9月21日、一年ぶりに明日香村を散策して来ました。散策のお目当ては「彼岸花」、昨年は9月23日に散策したのですが、殆どのスポットが見頃を過ぎていて、残念な思いをしたのでした。
よし、
今年はもう少し早く行って見よう!
​​
しかし、9月18日から始まった9月第4週は曇天続き、9月20日は史上最大級と云われた台風14号が奈良に最接近で、結局、明日香村散策は台風14号が過ぎ去った21日になってしまったのでした。

台風一過といっても、本日は曇天、
昨年より2日早いだけの明日香村散策、
彼岸花は、まだ「見頃」なのかな?

​例によりまして、女房殿お手製の「おにぎり弁当」と、リュウちゃんお手製(?)の缶ビール(2缶)をリュックに詰めて、午前10時前に家を出発、午前11時ジャストにスタート地点の近鉄「橿原神宮前駅」に着きました​

​※)明日香村の彼岸花の徒歩散策は、1、藤原宮跡から入るルート、2、キトラ古墳の所から入るルート、3、今回の孝元天皇陵から入るルート、がありますが、今回は最短距離にお(3)のルートを選択したのです。
​例によりまして、以下に「明日香村散策図」を貼り付けます。


(明日香村散策図)

​​​​上掲の図で、スタート地点の「橿原神宮前駅」は左上、「甘樫丘」はほぼ中央部、「石舞台古墳」は右下、「稲渕地区」は、「石舞台古墳」の下部にある「マラ石」の下の「図」をはみ出した所にあります。​​​​
​ゴールの近鉄「飛鳥駅」は図の左下にあります。
​​​
​​<第8代・孝元天皇陵の周囲の彼岸花>
​「樫原神宮前駅」から東に直進しますと、約5分で、第8代・孝元天皇陵のある「剣池(つるぎいけ)」に至ります。


(剣池と孝元天皇陵)

剣池の土手に紅い彼岸花の群生を発見!
この群生を見ただけで、
今日の散策の意義があった!?











剣池から10分位歩いたところで、明日香村に入ります。
明日香村の田んぼのあぜ道には、点々と赤い彼岸花を見ることが出来ます。




​あぜ道の向こう側に見える小さい山は、大和三山のひとつ、「耳成(みみなし)山」です。



​​​<小墾田宮(おはりだのみや)遺跡周辺の彼岸花>
​​​
​剣池から20分ほど歩きますと、明日香村を縦断している「飛鳥川」に至ります。​
​「飛鳥川」の手前で右に向かいますと、約10分で「甘樫丘(あまかしのおか)」の麓に至るのです。
​飛鳥川に至るちょっと手前に、推古天皇の宮廷であったとされる「小墾田宮遺跡」があります。
ここの彼岸花も
​明日香村ならではの
懐かしさを覚える風景だ!




​(写真中央奥の小山は「耳成山」、右側の低い山並みは、大和三山の一つ、「天の香久山」です)​

​<飛鳥川の彼岸花>
​​
飛鳥川の河川敷の土手には、殆ど彼岸花は無かったのですが、一か所だけ咲いているところを見つけました。

飛鳥川、
一級河川なのに、いつも水量は少ない。



​<甘樫丘(あまかしのおか)の麓の彼岸花>
眼前に「甘樫丘」が迫ってきました。
この辺りには彼岸花は少ないのですが、何枚か写真を撮ることが出来ました。

この辺りの彼岸花、
まだ「咲き始め」だ!






​甘樫丘の休憩所、​
昨年は大勢の観光客で賑わっていましたが、今年は閑散としていました。



時間が許せば、「甘樫丘」に登ったのですが、今回は出発が遅れてしまったので、登山はパスしました。

​​<「あすか夢の楽市」の白い彼岸花>
​「甘樫丘休憩所」から5分くらい歩き、飛鳥川の短い橋を渡りますと、眼前に、明日香村の「道の駅」である「あすか夢の楽市」が見えてきます。



ここの「白い彼岸花」、
まだ「咲き始め」だ!
リュウちゃんの「明日香村彼岸花行脚」は、
ここから始まるのだ!







​​<「飛鳥寺」の裏手、「入鹿首塚」付近の彼岸花>
​​
​​この辺りの彼岸花、リュウちゃんの一番好きな明日香村の彼岸花スポットなのです。昨年に訪れた時には、ここの彼岸花は「ほぼ終わり」だったのですが、今年は「見頃」だったのです。
​​
ここの彼岸花、
今年はドンピシャリ「見頃」
良かった!

















「入鹿首塚」の周りには、キバナコスモス、ケイトウが咲いていました。







​「入鹿首塚」から「飛鳥寺」に入ります。



​「飛鳥寺」の境内には、「芙蓉」と、小さな彼岸花がひっそりと咲いていました。











​<石舞台古墳へ>
​​
「飛鳥寺」を出て、「石舞台古墳」に向かいます。
以下の写真は、途上の道筋や民家の庭に咲いていた彼岸花・コスモスです。

​​もうコスモスの季節なのだ!













​<石舞台古墳周辺の彼岸花>
​​
午後1時過ぎ、「石舞台古墳」に到着、
下の写真は、「石舞台古墳」のすぐ下にある「萩の花」の根元に咲いていた紅白の彼岸花です。

ここの彼岸花、
久々に見た!









いつものように、「石舞台古墳」を見下ろす土手の上で昼食を摂ることにしました。

おお!
ここの土手には、紅白の彼岸花が
いっぱい咲いていた!
この光景、
今回、初めて見た!













で、土手の上にある木製のベンチに座って遅い昼食、

プファ~、ビールが旨い!
曇天なれど、
紅白の彼岸花に囲いまれた
「石舞台古墳」の眺め、
明日香村ならではの絶景だ!



​<稲渕地区へ>
​​
​午後2時ちょっと前、昼食を終えて、お目当ての「稲渕地区」に向かいました。
途上の山裾に広がる棚田、
棚田の畔を縫うように咲く彼岸花、
日本の原風景のパノラマなのだ。













​​​飛鳥川上流の「小滝」の所から、「案山子ロード」が続く稲渕地区の彼岸花スポットに入ります。



<稲渕地区の案山子ロードと彼岸花>
​​
​稲渕地区では、彼岸花の季節になりますと、「案山子コンテスト」が開催され、様々な創作案山子が出迎えてくれます。​
​毎年、テーマがあるのですが、今年のテーマは「世界平和」なのだそうです。
以下、案山子の写真を何枚か貼り付けます。















​<ジャンボ案山子>
​​
​​「案山子コンテスト」のシンボルとして、毎年、高さ5mほどの「ジャンボ案山子」が作られます。昨年は「大谷翔平」でしたが、今年は「お地蔵様」、
​​
昨年の大谷翔平案山子は
明るい雰囲気だったが、
今年の「お地蔵様」は暗い。
「世界平和」は遠い!?





​​<稲渕の白と黄色の彼岸花>
​​
​「案山子ロード」の終着点に、明日香村では唯一と思われる「白と黄色の彼岸花」の群生地があります。
昨年訪れた時には、
黄色の彼岸花は、
ほぼ終わりだったが、
今年は「見頃」だった。



















​​<「橘寺」へ>

​​​​稲渕地区からは、リュウちゃんの感じでは「帰路」になります。スタート地点の「橿原神宮前駅」から「稲渕地区」までは、ずっと「登り坂」、「稲渕地区」からゴールの近鉄「飛鳥駅」までは、ずっと「下り坂」、標高で云えば、稲渕地区は明日香村散策の「最高標高地点」なのです。
​​​​
稲渕地区を後にしたのが、
大体午後3時頃、
午後5時にはゴールの
「飛鳥駅」に着きたい。
先を急ごう。

<「橘寺」周辺の彼岸花>

​稲渕地区から約30分くらいで、「帰路」の最初の目的地である「橘寺」の麓に着きました。「橘寺」は、聖徳太子の生誕地と云われている明日香村の古刹なのです。
昨年と違い、
ここの彼岸花も「見頃」だ!













​<亀石>
​​
「橘寺」から、次の目的地の「亀石」に向かいます。

今年は「亀石」の下に、
彼岸花が咲いているかな?

「亀石」のある休憩所に到着、

お!
今年は「亀石」の下に、
彼岸花を見ることが出来た。
ラッキー!





​​「亀石」は、飛鳥の代表格の「謎の石造物」ですが、顔の部分だけ見る限りでは、リュウちゃんには「亀」というより「蛙」のように見えるのです。
​​
「亀石」の裏側はどんな形なのか?
と思って後ろに回って写真を撮ってみました(下の写真)



成程、
確かに後ろ側は
「海亀の甲羅」だ!

<リュウちゃんの新説(珍説)>

「亀石」は、顔は蛙、身体は海亀。
海と川・陸地を自由に闊歩する
最強の生物なのだ!???

​<天武・持統陵>
​​
「亀石」から「天武・持統陵」へ向かいます。「亀石」から「天武・持統陵」までは、徒歩5分位なのです。


(天武・持統陵)

​​「天武・持統陵」の前にある車道を直進すれば、10分で「高松塚古墳」のあるエリアに至るのですが、今回はパスして、「天武・持統陵」の裏手から「欽明天皇陵」を目指します。
​​
下の写真は、「天武・持統陵」の裏手の民家の畑に咲いていた紅白の彼岸花です。



​​<鬼の俎(まないた)、鬼の雪隠(せっちん)>
​紅白の彼岸花が咲いている民家の畑から5分ほど歩いた道沿いに、明日香村の「謎の石造物」である​「鬼の俎・鬼の雪隠(トイレ)」​があります。


(鬼の俎)


(鬼の雪隠)

​言い伝えによりますと、

「風の森」と呼ばれるこの地方に鬼が棲んでおり、通行人を騙して捕らえ、「鬼の俎」で調理して食べ「鬼の雪隠」で用を足した」

とされています。
​<欽明天皇陵付近の彼岸花>
​​
「鬼の俎・鬼の雪隠」から10分ほど歩きますと、リュウちゃんの今日の最終目的地である「欽明天皇陵」に着きます。


(欽明天皇陵)

​この辺りは、明日香村でも屈指の彼岸花の「見所」なのです。







​<猿石>
​​
​​欽明天皇陵の拝所の手前に、吉備姫王(きびひめのおおきみ)の墓所があります。ここには、明日香村の謎の石造物である4体の「猿石」が鎮座しています。
​​
久々に観た「猿石」、
飛鳥の神秘を象徴する
謎の石造物なのだ。











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最終更新日  2022年10月08日 22時15分30秒
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