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リュウちゃんの懐メロ人生

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2022年12月16日
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カテゴリ:紅葉狩り
久々の嵐山・嵯峨野の紅葉狩り、
初めて「竹林の道」を通った!


(宝厳院」の「獅子吼の庭」)


(「竹林の道」)

​11月25日、女房殿と2人で嵐山の紅葉を観に行って来ました。​
京都の紅葉の名所は奈良のそれと違って、何処も大混雑になりますので、今回も車ではなく、公共交通で行って来ました。
リュウちゃんの家から嵐山までは、JRを使って行けます。そのルートは以下です。

法隆寺駅~(10分)~奈良駅~(44分)~京都駅~(17分)~嵯峨嵐山駅、

リュウちゃんの家から嵐山までは、
JRで乗車時間正味1時間11分、
案外、近いのだ!

​午前9時に家を出発、午前11時、「嵯峨嵐山駅」に到着、
駅前の銀杏、
黄金色に染まっていた!



もうお昼時になっていましたので、紅葉狩りの前に昼食を摂ることにしました。
​で、天龍寺を見下ろすうどん屋に入り、「湯葉うどん」を注文し、ちょっと早い昼食。
プファ~、ビールが旨い!
​​
とやりたかったのですが、残念ながらこの店にはアルコール類は一切無し、

アチャ~、
ビール抜きで
紅葉狩りをすることになってしまった!
素面(シラフ)での紅葉狩り、
上手く行きますことやら???



「天龍寺」に入ります。



天龍寺境内の紅葉、
正に「見頃」だ!

















「庭園」に入ります。

​​天龍寺の庭園は、「南禅寺」、「西芳寺(苔寺)」の庭園と並んで、「京都三名勝史跡庭園」の一つです。「天龍寺」は足利尊氏が1339年に創建した禅寺で、庭園は世界史上最高の作庭家とされる僧・夢窓疎石(むそう そせき)によって造作されました。


​<夢窓疎石像 無等周位筆(14世紀、妙智院蔵、重要文化財)>
庭園内も人でいっぱい!
紅葉よりも人のほうが多い!?














​「天龍寺」の裏手から、「渡月橋」に向かいます。​
道筋の途中に、以下の看板を見つけましたので、入場しました。



​​<宝厳院「獅子吼の庭」>
​​「宝厳院(ほうごんいん)」は天龍寺の塔頭のひとつで、1461年に創建されました。「獅子吼(ししく)の庭」は、京都屈指の紅葉の名所のようです。
​​
初めて入った「獅子吼の庭」、
正に「錦秋の庭」なのだ!
































​​宝厳院を出て、桂川の辺りに出ました。ここは「保津川下り」の終着点で、ここまでの川の名称は「保津川」がポピュラーな名称なのですね。「渡月橋」の下流は、「桂川」という本来の名称で呼ばれています。
​​
渡月橋の上流、
舟遊びの客で賑わっている。





​嵐山のシンボル、「渡月橋」です。
相変わらずの賑わいぶり、
季節と場所は変るが、与謝野晶子の名歌、

清水へ祇園をよぎる桜月夜
今宵逢ふ人みなうつくしき

を連想した。









<竹林の道>
​​
​リュウちゃん、嵐山には何度も足を運んでいますが、「竹林の道」には今回初めて足を運んだのでした。
​3年前、<姉妹フォーク・デュオ「タンポポ」の名歌「嵯峨野さやさや」に誘われて>というブログを更新した時に行こうと思っていたのですが、残念ながら場所が判らず、通り過ぎてしまったのです。
​以下に「嵯峨野さやさや」のYou-Tubeを貼り付けます。​
この歌の歌詞は4番まであるのですが、それぞれの歌詞の最後に、

​​♪~嵯峨野笹の葉さやさやと 
嵯峨野笹の葉さやさやと~♪
​​​
​というフレーズが繰り返し出て来ます。つまり「嵯峨野さやさや」という歌の一番重要な場所は「竹林の道」なのです。
ここも混雑していて、
「嵯峨野さやさや」の静寂は無かったが、
行けて良かった!







​<野宮神社>
​​
「竹林の道」の終着点に「野宮神社」という小さな社があります。
​ここは平安時代、伊勢神宮にお仕えする「斎王」(皇女・女王の中から選ばれます)が伊勢に行く途中、立ち寄って身を清めた場所なのです。





​<落柿舎(らくししゃ)>
​​
​「野宮神社」から5分ほど歩きますと、「嵯峨野さやさや」の2番の歌詞に登場した「落柿舎」に行き着きます。



​​​「落柿舎」は松尾芭蕉の弟子、「向井去来」が別荘として使用していた「草庵」です。芭蕉もここに3度滞在し、「嵯峨日記」を著した場所です。
​​​
​「落柿舎」の名称の由来は、「草庵の周囲の柿が一夜にしてすべて落ちた」というところから来ています。












名称の由来では、落柿舎の柿は一夜にしてすべて落ちたようですが、本日の落柿舎は、柿の実が一つだけ落ち残っていました。



​これを見たリュウちゃん、
島倉千代子の「柿の実ひとつ」という歌を思い出したのでした。
​​​<島倉千代子「柿の実ひとつ」>
​<二尊院>
​​
​「落柿舎」から10分ほど歩きますと、天台宗の名刹・「二尊院」に至ります。



​​境内には、藤原定家が小倉百人一首を選定した「小倉山荘・時雨亭」の跡地があります。
​​
「総門」から入ります。参道の入口には「花手水」で飾られていました。





​「総門」から本堂に続く参道は、「紅葉の馬場」と呼ばれている紅葉の名所なのです。













境内に入ります。

真紅の紅葉、
二尊院の境内で
初めて観た気がする。













午後3時過ぎ、JR嵯峨嵐山駅に戻り、午後5時過ぎに自宅に戻りました。
で、自宅で本日初めてのビール、

プファ~、ビールが旨い!
嵐山の紅葉の残影が心地よく蘇る!







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最終更新日  2022年12月16日 21時39分03秒
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