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カテゴリ:梅行脚
約400万年前には 「古琵琶湖」の湖底にあった 「月ヶ瀬梅渓」、 梅は月ヶ瀬 桜は吉野 今年も月ヶ瀬に行くことが出来た! 3月15日、今年の梅のラスト行脚として、「月ヶ瀬梅渓」に一人で行ってきました。 奈良人リュウちゃんのンモットーは、「梅は月ヶ瀬、桜は吉野」ですので、毎年。梅行脚のラストは「月ヶ瀬行脚」となるのです。 例に拠りまして女房殿お手製の「おにぎり弁当」と、リュウちゃんお手製(?)の缶ビール(2缶)をリュックに詰め、午前8時、家を出発、午前9時11分、JR奈良駅発のバスに乗りました。 今年はどのバス停で降りようか? 以下は「月ヶ瀬梅渓」の案内MAPです。 「月ヶ瀬梅渓」は標高約200mの「名張川」の流域にある「下の梅林」と、標高約300mの「真福寺」から始まる「上の梅林」(こちらが「月ヶ瀬梅渓」のメインの梅)です)に分かれています。ここ数年は、「下の梅林」の始点である「桃香野」バス停で降り、歩いて「上の梅林」に上ったのですが、今年は初めて上掲図右側中央部にある「月ヶ瀬温泉」バス停で降りて、「上の梅林」を巡ることにしました。 午前10時30分、「月ヶ瀬温泉」バス停下車、 おお! バス停の広場の周りは、 枝垂れ梅でいっぱいだ! 「月ヶ瀬温泉」から、上の梅林の入口である「真福寺」までは約1キロ弱、この道筋の脇にも、随所に小さな梅林があります。 また、道筋の脇には、「茶畑」が随所に見られます。 月ヶ瀬は梅の名所であり、 大和煎茶の名産地でもあるのだ! 「月ヶ瀬」がお茶の名所になったのは、その「良質な土壌」が関係しているようです。 以下のサイトによりますと、「月ヶ瀬梅渓」は、約400万年前にうは「古琵琶湖」の湖底にあって、「良質な土壌」は、その時に堆積したものだったようです。 更に以下のサイトが目に留まりました。 <400万年前の古代湖> 上掲のサイトに拠りますと、約440万年前、古代の琵琶湖は「月ヶ瀬」の辺りで誕生し、時間を掛けて現在の場所に移動したのだそうです、 以下に上掲のサイトからお借りした「琵琶湖」の移動仮説の図を貼り付けます。 琵琶湖の移動仮説。 アルフレート・ウェーゲナーの 「大陸移動説」のように 壮大でスリリングだ! (『琵琶湖はいつできたー地層が伝える過去の環境ー』の図) 午前11時、「上の梅林」の入口に到着、 「盆梅センター」には、さまざまな梅の花が咲いていました。 「盆梅センター」付近に咲く「蝋梅」です。 月ヶ瀬では、 梅と蝋梅の「見頃」が同じなのだ! 月ヶ瀬梅林発祥の地、「真福寺」から「上の梅林」に入ります。 「真福寺」境内の梅の花、 花付きはイマイチ、 ちょっと早かったのかな? それとも、遅かっのかな? <姫若の梅> 境内に「姫若の梅」という梅の古木があります。 上掲の写真の立て札に拠れば、この梅の樹齢は、約800年! さすがに樹勢は衰えが目立ちますが、リュウちゃんが見た限りでは、今年の花付きが一番なのでした。 <みおろし茶屋からの絶景> 「真福寺」から少し坂を下った所に、月ヶ瀬随一のビュースポット、「みおろし茶屋」があります。 100mの眼下に流れる名張川、 周囲の雄大な山並みと梅の花のコラボ、 かって琵琶湖の湖底にあったことが 信じられない 高原の絶景だ! 「みおろし茶屋」から「帆浦梅林」へ細い山道を下って行きます。 この辺りの光景が「上の梅林」の典型です。月ヶ瀬梅林は基本的には観光梅林ではなく、梅の実の生産梅林ですので、同じような白梅が延々と続いているのです。 眼前に「天神社」の赤い橋が見えてきました。 「天神社」の赤い橋の上部が「品種園」となっていまして、ここは観光梅林としての「上の梅林」のビュースポットの一つなのです。 ここの「品種園」の梅の木は、あまり手入れが行き届いていなくて、個々の梅の木は見栄えが良くないのですが、例に拠りまして、ここで撮った梅の品種を幾つか紹介して見ます。 <寒紅梅> <雲竜梅> <南高梅> 現在の実梅の代表的な品種です。明治35年、和歌山県みなべ町で発見されました。和歌山県が梅の大生産地となったのは、「南高梅」の発見が大いに寄与しているようです。約8万本の梅の木が植えられている日本一の生産梅林である和歌山県みなべ町の「南部(みなべ)梅林」に植えられている品種の殆どが「南高梅」なのだそうです。 <白加賀(しろかが)> 「南高梅」に次ぐ国内第2位の実梅の品種です。元々は金沢の加賀藩邸に植えられていた白梅で、江戸時代には関東地方で主に植えられていた実梅のようです。 月ヶ瀬の品種園には、 10本位の「白加賀」の標本木がある! 月ヶ瀬の梅の品種のメインは 「白加賀」なのかな? <道しるべ> <摩耶紅(まやこう)> <玉垣枝垂れ> <未開紅> <滄溟(そうめい)の月> <長束(ながつか)> <思いのまま> 残念ながら、ここの「思いのまま」は白花一色でした。 <月影> <緑萼枝垂れ> この品種は「鈴鹿の森庭園」で見た巨樹が圧倒的な迫力がありました。 「品種園」の左側に、3段の丘があります。 これまで、 この丘に登ったことがなかったが、 今日は丘の一番上で昼食を摂ろう。 おお、 1段目の丘には、 「蝋梅」がいっぱい咲いている! 丘の最上部に上ります。 丘の最上部からの眺め、 素晴らしい! で、丘の上で、遅い昼食、 プファ~、ビールが旨い、 月ヶ瀬の梅、独占した気分だ! 丘を隔てて「品種園」の裏側は、いつも昼食を摂る「天神梅林」です。 今回はほろ酔い気分で「天神梅林」を巡ったのでした。 「天神梅林」の売店の裏側に広がる「茶畑」です。 この高原の茶畑も400万年前には 琵琶湖の湖底にあったのだ! 自然が造りだすダイナミックな変貌、 頭がクラクラする! もう午後2時、 梅林の入口近くにある「尾山バス停」 の奈良行きバスの 最終発車時間が15時11分、 そろそろ引き返そう。 午後2時30分、尾山バス停近くの「名勝月ヶ瀬梅林」の「碑」に到着、 今年も 「碑」の後ろにある「小谷商店」の 枝垂れ梅を観ることが出来た! 満足! 満足!
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