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カテゴリ:ハスとスイレン
天を衝く巨大なハスの花、 広大な池に咲く多彩なスイレン、 「草津市立水生植物園公園みずの森の夏、 今、絶頂! 7月6日、8年ぶりに滋賀県草津市にある「草津市立水生植物園公園みずの森」に行って来ました。8年前はリュウちゃん1人で行ったのですが、今回は女房殿と2人で公共交通を使ってお出掛けしたのです。 目的は水生植物の代表格である「ハスとスイレン」を観ることです。この公園は関西随一の「ハスとスイレン」の名所で、特にハスは、公園に面している琵琶湖の湖面に、50万株ものハスが群生している「日本一のハスの群生地」として有名だったのです。 今年もハスの群生が見られるかな? ハスの花は昼頃に閉じてしまいますので、開花時間に間に合わせるべく、朝7時に家を出発、 それでも、公園に入場したのは、午前10時頃になってしまいました。 公園の入口に、鉢植えや水槽植えのスイレンが点在しています。 入口から いきなりスイレンが観られる! 例によりまして、咲いているスイレンを出来るだけアップで撮ってみました。 普段、スイレンは アップして見る機会が殆んどないが、 こうしてアップして見ると、 その多彩さに驚かされる。 <スイレンのミニ図鑑> <紫 式部> <ドウベン> <ミロク> <ドリスホルト> <サウスチャーム> <ディレクターGTムーア> <キーラルゴ> <ティナ> <ピンクグレープフルーツ> <ワンビサ> <ペリーズダブルホワイト> <テキサスドウン> <バーガンディプリンセス> <ピンクスパークル> <サンギネア> <オールモストブラック> <グレッグスオレンジビューティ> <ラロック> <ニュートン> <フロエベリ> <ペリーズベイビーレッド> <ピーチグロウ> <ファビオラ> <インナーライト> フ~!、結局、24種のスイレンの写真をアップすることが出来ました。 (※)(閑話:「琵琶湖周航の歌」とスイレン) 「草津市立水生植物園公園みずの森」は琵琶湖の傍にあります。琵琶湖に関する歌といえば、 大正6年に作られた第三高等学校(現:京都大学)の寮歌・学生歌だった「琵琶湖周航の歌」が有名ですね。作詞は当時、三高ボート部の部員だった小口太郎、しかし、作曲者は長い間、不明でした。昭和54年に作曲者が新潟県出身で東京農業学校に在籍していた吉田千秋であると判りました。吉田千秋が大正4年に発表した「ひつじぐさ」という合唱曲のメロディを、小口太郎が「琵琶湖周航の歌」のメロディに転用したのでした。現代なら盗作騒ぎになった筈ですが、おおらかな時代だったので、そんな問題はまったく生じなかったのです。 結局、小口と吉田は、生前、一度も逢うことなく、2人共、20代の若さで夭折したのでした。 <吉田千秋作曲「ひつじぐさ」> 「ひつじぐさ(未草)」は、日本で唯一、自生していたスイレンで、転じてスイレンの総称としても使われる言葉です。「琵琶湖とスイレン」の関係、かなりこじつけでしたが、ちょっと興味ある話でしたので、ここに「閑話」として掲載しました。 閑話休題、 入口の「スイレン広場」の右手に、「ハスの教材園」があります。 ここのハス、 皆、背丈が2~3mもある! これじゃ、花を真上から 撮影することは不可能だ! この日のハスの開花は少なかったのですが、それでも13種類のハスの花を撮影することが出来ました。以下、その写真を貼り付けます。 この公園で見る限りでは、 ハスは似た花が多い。 品種名が判っても、 殆んど区別がつかない。 <ハスの品種> <月のうさぎ> <碧血丹心(へきけつたんしん)> 碧血丹心とは、厚い忠誠心や誠意のことです。「碧血」は青い宝玉、「丹心」は誠意や真心のことのようです。 <朝田寺紅蓮(ちょうでんじこうれん)> 「朝田寺」は三重県松阪市にある「花の寺」です。ここの榎本住職は高校の2年後輩なのです。 <Donghu chun xiao> 中国名のローマ字表記です。 <白蓮(はくれん)> <太白蓮(たいはくれん)> <大観蓮(だいかんれん)> <浪速蓮(なにわはす)> <錦蘂蓮(きんずいれん)> 「蘂」とは、花の「しべ」の意味です。難読漢字ですね。 <浄台蓮(じょうだいれん)> <碧台蓮(へきだいれん)> <廬山白蓮(ろざんびゃくれん)> <千葉赤(ちばあか)> 「ハスの教材園」を出て、「スイレン池」に向かいました。 この「スイレン池」は、 画家のクロード・モネが晩年を過ごしたパリ近郊のジヴェルニー村の「スイレン池」によく似ているように思われます(リュウちゃんは行ったことはないのですが)。 下記の写真で、「オオオニバス」のような水生植物は、「パラグアイオニバス」なのです。 フランスのジヴェルニー村の、 「モネのスイレン池」に似た池、 この公園の一番の見所なのだ! 「スイレン池」の橋を渡り、丘に上っていきます。 ここは水生植物だけでなく、 様々な植物が植えられている。 以下、ここで見た植物を幾つか紹介致します。 <アガパンサス> <半夏生> <ヤマボウシ> <枝垂れエンジュ(槐)のお家> 丘の下の広場に下りて、琵琶湖の湖畔を散歩、 赤い百日紅の咲く湖畔の向こう側に霞んでいる山は、近江富士と称される「三上山」(みかみやま:標高432m)です。 以下の写真は、8年前(2015年)にリュウちゃんが撮った「琵琶湖のハスの群生」です。 やはり噂は本当だった! 8年前には、琵琶湖の水面に50万株の ハスの群生が見られたが、 今では跡形もなく群生が消えてしまった! リュウちゃんは琵琶湖のハスの群生の、 最後の目撃者の一人なのだ! この突然の「消失」につきましては、下記のサイトをクリックしてご覧くださいね。 「ロータス館」に入ります。 館内では「牧野富太郎と水生植物」というイベントが行われていました。 テーマは「ムジナモの発見」です。 「ムジナモ」は浮遊性の食虫水生植物で、1890年(明治23年)、東京葛飾の小岩町で日本では初めて牧野富太郎によって発見され、牧野はこれを正式な学術論文として発表、この論文により、牧野の名前は一躍、世界中に知られるようになったようです。 以下の写真は、会場に展示されていた「ムジナモ」の実物です。 上掲の実物写真、 「ムジナモ」の水槽を撮っのだが、 写っていたのは、 「ヒツジグサ」(日本原産のスイレン) だったのだ! 「ムジナモ」は、 この写真の上部の水面に 浮かんでいるのだ! (失敗した写真ですが、敢えてアップしておきます) 以下、ネットからお借りした「ムジナモ」の写真を以下に張り付けます。 (ムジナモ) 尚、牧野富太郎をモデルにしたNHK朝ドラ「らんまん」の7月26日放送分で、万太郎が池にハマって、偶然、「ムジナモ」を見つける、というシーンが出てきましたね。 NHK朝ドラ「らんまん」、 これからが万太郎が世界に飛躍する 展開になりそうだ。 <ウーパールーパー> 「ムジナモ」の近くに、何故か生きている「ウーパールーパー」(正式名称:メキシコサンショウウオ)が展示されていました。 この公園は、 「水生植物園」のみではなく、 「水生動物園」も兼ねている!??? 展示室から、「熱帯温室」に入ります。 熱帯温室には、現在。「熱帯スイレン」が「見頃」でした。 以下、「熱帯スイレン」の写真を何枚かアップしてみます。 公園の入口にあった「温帯スイレン」は、 花が水面スレスレに咲いているが、 ここの「熱帯スイレン」は 花が水面より数十センチ上に咲いている! リュウちゃんの「新発見」なのだ!?? 午後1時、「水生植物公園みずの森」を後にして、京都駅に向かいました。 午後2時、京都駅着、 駅ビルの中にある行きつけの大衆割烹店で遅い昼食、 プファ~、ビールが旨い! 猛暑の中のハスとスイレン、 心の中は清涼感いっぱいなのだ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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