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カテゴリ:音楽・歌謡曲・懐メロ
「錦の里」と称される 奈良屈指の紅葉の名所「正暦寺」、 久々の正暦寺の紅葉狩り、 11月24日(金)、9年ぶりに奈良市内屈指の紅葉の名所である「正暦寺(しょうりゃくじ)」に一人で行ってきました。 9年ぶりの「正暦寺」、 綺麗な紅葉を観ることが出来るかな? 「正暦寺」は奈良市内にあるとはいえ、JR奈良駅から車で25分も掛かる「僻地」にあります。以前は1日数本の公共交通のバスが運行していたのですが、数年前、バスが廃止になってしまい、現在では文字通り「陸の孤島」となってしまいました。 でも。紅葉のシーズンには、臨時バスの運行があるというので、臨時バスに乗ることを前提にして、朝9時30分、法隆寺の家を出発、午前10時、JR奈良駅前の観光案内所に到着、ここで、改めて「正暦寺」に行く最善の方法を問い合わせましたところ、 臨時バスは土・日のみの運行です。 平日は公共交通で、 「正暦寺」に行く方法はありません、 とのこと、 アチャ~! 平日の「正暦寺」は、 完全に「陸の孤島」だ! しょうがない、 タクシーで行くしか方法が無い。 ということで、奈良駅からタクシーを奮発し、「正暦寺」に着いたのが午前10時30分。 奈良駅から「正暦寺」まで、 タクシー代が 4010円も掛かってしまった! さて、「正暦寺」です。 最初の紅葉は、入口にある「日本清酒発祥之地」の石碑の横にあります。 (※)「正暦寺」は何故、 「日本清酒発祥之地」と呼ばれるようになったのか? 「うま酒、三輪の山」と云われますように、日本の酒造りの発祥の地は、正暦寺の約10キロ位南にある「大神(おおみわ)神社」だとされています。但し、古代から大神神社で造られていた酒は、所謂「濁り酒」でしたが、室町時代に正暦寺が開発した酒は、「南都諸白(なんともろはく)」(「麹米」と「掛け米」(蒸米)の両方に精白米を用いる製法)と呼ばれる製法で、この製法が現在の清酒の製法とほぼ同じであることから、正暦寺が「清酒発祥の地」と呼ばれるようになったようです。 「正暦寺の紅葉」の最初の見所は、残存している唯一の塔頭である「福寿院客殿」から見る「借景庭園」です。 この庭園からの紅葉の眺め、 京都の名庭園の紅葉に匹敵するが、 残念ながら「客殿」からの撮影は禁止!!?? なので、以下にネットからお借りした写真を2枚貼り付けます。 こんな素敵な庭園が撮影禁止、 何故、撮影禁止なのか? 意味不明だ。 「客殿」の外に出ます。「本堂」へ登っていく参道脇の紅葉とイチョウが、「借景庭園」の「借景」された場所なのです。 「借景」された場所の紅葉とイチョウ、 なかなか見事なのだ! 参道を辿り、「本堂」に登って行きます。 「本堂」への登り坂の途中に、2基の「十三重石塔」と、正暦寺で亡くなった僧侶の墓石群があります。 「十三重石塔」と墓石群と紅葉のコラボ、 正暦寺ならではの景観なのだ! 「本堂」に登って来ました。 「本堂」前の紅葉の景観、 「談山神社」のように、 深山の紅葉なのだ! 「本堂」を出て、その先にある「龍神平(りゅうじんだいら)」に向かいました。 「龍神平」の眼下は、「福寿院」だ! 「借景の地」のイチョウも紅葉も、 眼下にあるのだ! もうお昼時、 さて、昼食をどこで摂ろうか? どうやって奈良に帰ろうか? 「正暦寺」の近所には、休憩所が一か所だけ在るのですが、ここは「喫茶」だけで、食事は出来ません。「酒」と名が付く飲み物も、「甘酒」しか置いてないのです。 「清酒発祥の地」であるにも関わらず、 「甘酒」しか置いていない! こりゃ、参った!!! しょうがない、 歩いて奈良駅に帰ろう。 帰路の途中で、 食べ物屋に出逢えるかも知れないし、 奈良市に行くバス停も 見つかるかも知れない? 12時ジャスト、下山開始、 ススキや柿の木のある田舎道を、ひたすらテクテクと西に向かって歩いたのです。 しかし、 食べ物屋は一軒も見つからない! 午後1時20分、ひたすら歩くこと1時間20分、やっと、JR万葉まほろば線の「帯解(おびとけ)駅」に到着、この駅からJR奈良駅は、<「帯解駅」~「京終(きょうばて)駅」~「奈良駅」>と、僅か2駅なのですが、何しろ超ローカル線なので、次の奈良行まで30分待ち、 しょうがない、待ち時間を利用して、 「帯解寺」を見物しよう。 平安時代に創建された「帯解寺」は、安産・子授けの寺として信仰を集めていまして、美智子皇太后、雅子皇后を始めとする皇族の方々も、この寺で安産祈願を行ったのだそうです。 午後2時過ぎ、やっとJR奈良駅に到着、早速、駅前の「餃子の王将」に入り、「餃子」と「レバニラ炒め」、それと、生ビール(2本)を注文し、遅い昼食、 プファ~、ビールが旨い! 定番の「餃子」と「レバニラ炒め」、 空腹の五臓六腑に沁みこんでいくのだ! 遅い昼食を終えて「餃子の王将」を出たのが午後3時ちょっと前、本来なら、ここから歩いて奈良公園を一周する所ですが、今回は時間がないので、「大仏殿」の周辺に限定して行ってみることにしました。 市内循環バスに乗り、「氷室神社前」で下車、 氷室神社のイチョウ、美しい! 「南大門」を潜って、「大仏殿」の前の「鏡池」に出ます。 おお! 「鏡池」周辺の紅葉、 絶好の見頃だ! 「鏡池」から、「大仏殿」の裏手に周ります。 「大仏殿」の裏手に「大仏池」があります。 「大仏池」の周りの イチョウの黄金の絨毯、 今年も観ることが出来て、 気分はハッピーなのだ!
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