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カテゴリ:2つの「吉野の桜」
奈良県の2大桜の名所、 「高見の郷」の1000本の巨大枝垂れ桜 全国屈指の桜の名所「吉野山の桜」、 一挙に公開! (「高見の郷」の桜) (吉野山の桜) 4月10日、女房殿の運転する車の助手席に乗って、奈良県東吉野村にある新しい桜の名所、「高見の郷(さと)」にお出掛けしました。「高見の郷」にお出掛けするのは、今回で3年連続になります。 リュウちゃんの家から「高見の郷」までは、車で約1時間30分、この日は午前8時30分に家から出発し、10時ジャストに、「高見の郷」の駐車場に到着しました。 駐車場から無料のシャトルバスで、麓まで行き、そこから「無人運転カート」で、1000本の巨大な枝垂れ桜の咲く「高見の郷」に登ります。 無人運転カートの前は、 凄い人の行列! 行列に並んでからカートに乗るまで、 20分位掛かってしまった! 「高見の郷」の命名の由来は、ここが奈良県と三重県の県境にある「高見山」(標高1249m、俗称「関西のマッターホルン」)に隣接していることから来ています。 無人運転カート乗り場から、 初めて「高見山」を撮ることが出来た! ここで「高見の郷」の「桜MAP」を紹介します。 (「高見の郷」桜MAP) ★「高見の郷」は、2004年(平成16年)に開園した新しい奈良の桜の名所です。 ★園内には、約1000本の巨大な枝垂れ桜が植えられていて、観る人を圧倒します。その様子は、「鈴鹿の森庭園」の「枝垂れ梅」の景観とよく似た感じですが、枝垂れ梅の樹高はせいぜい6m、比べて「高見の郷」の枝垂れ桜の樹高は、10~15m位あります。従いまして、「高見の郷」の満開時の桜の花の総量は、「鈴鹿の森庭園」の枝垂れ梅の花の総量の約5倍ほどあると考えられます。 ★「高見の郷」は、古来から全国屈指の桜の名所として知られる「吉野山」から直線距離で約30キロの所にあります。車を使えば、「高見の郷」から「吉野山」までは、30分もあれば行けるのです。なので、一日で「高見の郷」と「吉野山」をハシゴすることも可能なのです。 ★「高見の郷」は、新しい桜の名所なので、1990年(平成2年)に公益財団法人「日本さくらの会」が制定した「日本さくら名所100選」には入っていません。また最近の「全国桜の名所ランキング」にも全く登場しないのですが、奈良県民のリュウちゃんの見解では、優に全国ベスト10に入るべき、素晴らしい桜スポットだと思っているのです。 ー閑話休題ー 自動運転カートを「千年の丘」の下で降りて、約50m上部にある「千年の丘」に登りました。 標高700mの所にある「千年の丘」、 ここから「高見の郷」の桜が一望出来る! 見下ろす絶景は、 正に第2の吉野山だ! 暫し「千年の丘」からの眺めを堪能して、約100m下にあるメインスポットである「天空の庭」に降りて行きました。 「天空の庭」への下り道、 道脇は枝垂れ桜で埋まっている! 「天空の庭」に降りてきました。 「天空の庭」の天空は、 桜の花で覆い尽くされている! 他の桜の名所では 絶対に観ることが出来ない 「桜の天国」なのだ! もう正午、お腹が空いた。 で、「天空の庭」にある茶店で、「山菜蕎麦」と缶ビール(2缶)を買って、昼食(女房殿は、カレーライスとお茶) プファ~、ビールが旨い! ゴージャスな桜の下で飲むビール、 心の中までピンク色なのだ! 昼食を終え、「天空の庭」の下にある「記念植樹コーナー」に降りて行きました。 ここは 「高見の郷」で一番新しいコーナー、 いにしえの歌人「西行法師」なら、 きっとここで、 「願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ」 と詠んだことだろう、 暫し「記念植樹コーナー」の桜の下を散策して「天空の庭」に戻り、昼食を摂った茶店で、「桜ソフトクリーム」を注文し、「おやつタイム」、 プファ~、桜ソフトが旨い! 桜の名所のおやつは、 桜ソフトが一番なのだ! 実は本日の「高見の郷」の 桜の開花状況は「七分咲き」、 やはり 「満開の高見の郷の桜」 が観たかった。 来年、満開の頃に来てみよう! <吉野山の桜> 「高見の郷」に女房殿の運転する車に乗ってお出掛けした2日後の4月12日、今度はリュウちゃん一人で、公共交通を使って「吉野(山)の桜」を観に行ってきました。 残念ながら、昨年は吉野に行くことが出来ませんでしたので、「2年ぶりの吉野行」になります。 直前に4月12日の吉野の桜の開花状況を調べました所、 ★下千本:葉桜、★中千本:半分葉桜、★上千本:散り始め、★奥千本:満開、 との事、 アチャ~、 メインの場所の桜は「ほぼ終わり」だ! しょうがない、 久しぶりに「奥千本」をメインにして、 出掛けてみよう。 以下に、「吉野山桜見所マップ」を貼り付けます。 (吉野山桜見所マップ) 上掲のマップについて、少し説明します。 ★マップの左下に、スタート地である「近鉄吉野駅」があります。ここの標高は207mです。ここから「下千本」が始まっているのです。 ★マップ右上の「奥千本」の頂上に、「金峯(きんぷ)神社」があります。おこの標高は765m、従いまして「近鉄吉野駅」と「金峯神社」の標高差は558mとなります。 ★「金峯神社」の更に奥に、「西行庵(さいぎょうあん)」があります。 ★「近鉄吉野駅」から「金峯神社」までは、約6キロの車も通れる「遊歩道」が整備されています。 ★本日の行程は、「近鉄吉野駅」からバスを乗り継いで「金峯神社」まで登り、そこから「西行庵」を経由して、徒歩で「近鉄吉野駅」に戻ってくるという趣向です。 ★全長約8キロ、標高差約600mの行程になります。 午前8時に家を出発、「近鉄吉野駅」に着いたのが午前10時ジャスト、そこからバスを乗り継ぎ、「奥千本」の「金峯神社」前に着いたのが午前11時30分、 「金峯神社」の参道の 横に広がる「奥千本」、 満開だ! 「金峯神社」を素通りして、「西行庵」に向かいます。 左足の痛みが治らないリュウちゃん、 この道は険しい! やっとの思いで、「西行庵」に着きました。 (※)「西行庵」は、平安時代末期の僧侶であり歌人であり、生涯、旅人であった「西行法師」が、吉野の奥千本に地に庵を結び、独居したとされる場所です。西行は生涯で2200首もの短歌を詠みましたが、桜に関する和歌が多いのも、吉野のに独居したことと関連がありそうですね。 <吉野山 梢の花を見し日より 心は身にも添わずなりにき> 「西行庵」の前にある休憩所、 ここから観る桜は、素朴な佇まいだ。 850年前、 西行も同じ桜を観たのだろうか? 「西行庵」の対面の山道を登ります、 山道の頂上からの眺望、 ここは吉野山の裏山、 遥か後方に見える山々は「大峰山脈」、 山の峰々を縫うように吉野から 和歌山県の熊野まで100キロの修験道の道、「大峰奥駆道」が続いているのだ! 壮大なロマンを感じる光景なのだ! 「西行庵」を一巡りして、元の「金峯神社」に戻ってくるまで、1時間半くらい掛かってしまいました。 もう午後1時前だ。 お腹が空いてきた。先を急ごう。 <吉野水分(みくまり)神社> 「金峯神社」から遊歩道を1,3キロ降りた所に「上千本」の頂上と云える「吉野水分神社」があります。 おお、 ここの枝垂れ桜、 まだ咲き残っていた! <花矢倉展望台> 午後2時少し前、やっと本日の昼食場所である「花矢倉展望台」の茶店に到着しました。この展望台からは、吉野の桜のメインスポットである「中千本」、「上千本」が一望出来るのです。 「中千本」、「上千本」の桜は、 見頃を過ぎていた為か、 ちょっと淋しかったが、 桜は少なくても絶景なのだ! 茶店で、「しいたけご飯」と缶ビール(2缶)を注文し、見晴らし台の隅に座って、遅い昼食、 プファ~、ビールが旨い! 桜の見頃は過ぎたとはいえ、 ここは格別な別天地なのだ! <さくら咲競(さくら)プロジェクトの展望所> 昼食を終えて、「花矢倉展望台」から50mほど遊歩道を降りた所にある「さくら咲競(さくら)プロジェクトの展望所」に向かいました。 おお!、 ここから見下ろす「上千本」 まだ十分に「見頃」だ! 「花矢倉展望台」から 僅か50mしか離れていないのに、 何という違いなのだ? 不思議不思議なのだ! 「さくら咲競(さくら)プロジェクトの展望所」から、どんどん下に降りて行きます。 以下、「中千本」までの途上で撮った写真を何枚か貼り付けます。 <吉水(よしみず)神社からの眺め> 「中千本」にある「吉水神社」は、かって源頼朝に追われた源義経、静御前、弁慶一行が身を潜めた所です。また、後醍醐天皇が吉野に潜幸した時、ここに行宮を設け、一時居所とした所でもあります。 また、文禄3年(1594年)、豊臣秀吉が「吉野の花見」を開催した際、ここを本陣として5日間滞在した所でもある歴史的な神社なのです。 現在、境内には桜の木は殆ど無いのですが、入口に吉野の桜を見上げる展望所があるので、リュウちゃんが吉野に行った際には必ず立ち寄るビュースポットなのです。 吉水神社から見上げた桜、 案の定、「奥千本」のみが満開なのだ。 <蔵王堂> いよいよ吉野山のシンボル、「蔵王堂」まで降りてきました。 「蔵王堂」の前の2本のシロヤマザクラ、 ほぼ完全に「葉桜」だ! 「吉野山」の最後の写真は、「蔵王堂」の下の遊歩道から撮った「高見山」です。 「高見山」の麓にある「高見の郷」と、 吉野山は、こんなに近かったのだ! (※)今回の「吉野山の写真、すべてに左上部がピンボケになってしまいました。少し見苦しくなってしまったことをお許し下さい。
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