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カテゴリ:桜行脚
全国桜名所ランキング第1位の 「弘前城公園」の桜、 天守台の眼前に 岩木山(津軽富士)が迫っていた! (前回のブログの続きです) 「函館市場」で早い昼食を終えた後、次の目的地である「弘前城(ひろさきじょう)」に向かいました。 「函館駅」から青森県の「弘前駅」までの行程は以下です。 「函館駅」~(函館本線・函館ライナーで約20分)~「新函館北斗駅」~(北海道新幹線に乗り換え)~北海道新幹線「新函館北斗駅」~(約50分)~新幹線「新青森駅」~(奥羽本線に乗り換え)~「奥羽本線「新青森駅」~(約30分)~弘前駅、 24日の弘前市の天候は、「曇り時々雨」、最高気温18℃、 残念な天候、 お目当ての「岩木山」 観ることが出来ます事やら? 正午過ぎに函館駅を出発、午後3時頃に「弘前駅」に到着、 おお、「弘前駅」の手前の車窓から、 「岩木山」が見えた! 午後3時頃、「弘前駅」に到着。駅前からタクシーでホテルに行き、チェックインの後、「弘前城公園の桜見物」に出掛けました。 下の図は「弘前城公園の案内マップ」です。 (弘前城公園の案内マップ) 上掲の「案内マップ」につき、少し説明します。 ★リュウちゃんの泊まったホテルは、案内マップ右下の「弘前城植物園」の更に右側に在ります。ホテルから右下の植物園の角までは徒歩10分です。 ★この日のリュウちゃん達は、ホテルから図の右下に至り、そこから外堀沿いに図の右側中央部にある「東門」から入場(城)、内堀の所にある「東内門」から「弘前城」に入城、天守のある「本丸」を経て「北の郭」から城を出て、「はす池」沿いにお城を一周。入場した「東門」から元来た道を辿り、ホテルに戻ったのです。 チェックインの際、ホテルのフロントで、本日の開花状況を問い合わせましたところ、 「落花盛ん、花筏が見頃」 とのことでした。 アチャ~、 函館の桜は「満開」だったのに、 直線距離で50キロほどしか離れていない 「弘前の桜」は「見頃」を過ぎていた! アチャ~! しかし、気落ちせず、桜見物に行こう。 午後3時過ぎ。ホテルから「弘前城公園」に歩いて出掛けました。 案の定、外堀のソメイヨシノの桜並木は、 殆んど「葉桜」に近い。 堀の水面に浮かぶ「花筏」も盛大だ。 しかし、このソメイヨシノ、 皆、巨木だ。 これらの巨木が「見頃」であれば、 どれだけ素晴らしかった事だろう。 「東門」に着きました。 「東門」の前の枝垂れ桜、 満開だ! 「東門」から入場します。 おお! 「東門」の内側は、 満開のピンクの八重桜の 花園だったのだ! (この桜の品種名は「関山(かんざん)」です。この桜は、「弘前七桜」の一つで、公園には全部で105本の「関山」が植えられています。日本原産の八重桜で、欧米では最も普及している日本の桜なのだそうです) ピンクの八重桜の前に、50鉢ほどの桜の苗木が植えられていました。 以下、幾つかの苗木を紹介します。 <楊貴妃> <思川(おもいがわ)> <釧路八重> <白妙(しろたえ)> <弘前雪明かり> <気多(けた)の白菊桜> <花海棠(はなかいどう)> この花は「桜」ではないのですが、に桜近いバラ科リンゴ属の耐寒性落葉高木なのです。 「ピンクの枝垂れ桜の花園」から「東内門」を潜って「本丸」に向かいます。 「東内門」を潜った目の前に、「弘前市古木名木」の一つである<弘前公園最長寿(日本最古級)のソメイヨシノ>が植えられています。 推定樹齢140年! 幹周4,43m、樹高9m、 樹齢60年と云われるソメイヨシノでは、 破格の古木なのだ! <弘前城公園の桜について> 「弘前城公園」には、ソメイヨシノを中心に、52種約2600本の桜が植えられています。前回のブログで紹介した「函館・五稜郭の桜」の本数が1600本ですから、「弘前城公園」の桜の本数は、「五稜郭」よりも1000本も多いのですね。 弘前城では、江戸時代の正徳5年(1715年)から桜が植え始められたようですが、 現在のような全国屈指の「桜の名所」になったきっかけは、今から約140年前の明治15年(1882年)に、旧藩士の菊池楯衛(たてえ)(彼は青森のリンゴ栽培の先駆者でもあります)が、当時は殆ど知られていなかったソメイヨシノの苗木を1000本(一説では300本)寄贈して公園内に植栽したことのようです。現在でも、公園内には樹齢100年を超えるソメイヨシノが400本も残っていて、この長寿のソメイヨシノの存在が、他の桜の名所とは一線を画する「弘前城公園の桜の見所」になっているようです。 <弘前七桜> 弘前城公園には、ソメイヨシノの後に咲く桜が40種約700本あります。その40種の中から厳選した7品種の八重桜を「弘前七桜」と名付、弘前の「桜カレンダー」で見頃を紹介しています。 以下に、その7品種を文字のみで紹介致します。 (1)「八重紅枝垂れ」:公園内に171本、「東門」の入口の枝垂れ桜が、この品種です。 (2)「弘前雪明かり」:公園内に4本、本ブログの「苗木」で紹介しました。 (3)「東錦」:公園内に13本、ピンクの大輪の八重桜です。 (4)「ウコンザクラ」:公園内に12本、珍しい「黄色い桜」です。 (5)「松月」:公園内に3本、 (6)「関山」:公園内に106本、 (7)「普賢象(フゲンゾウ)」:公園内に22本、淡紅色の上品な大輪八重桜です。 赤い橋を渡って、「本丸」に入城します。 この辺りのソメイヨシノは、 まだしっかり咲いている! 「本丸」に入ります。 「本丸」の中でも、 巨大な桜が林立している! 「本丸」の中で、 「結婚式」(?)が行われていた! さて、ここからが本ブログのハイライト、岩木山と弘前城と桜のコラボです。 息を呑むように美しい 岩木山と弘前城と桜のコラボ、 曇天ではあったが、 この時期に弘前に来てよかった! 「北の郭」から弘前城を後にして、内堀の周りを半周しました、 内堀の360mのソメイヨシノの並木、 正に「桜のトンネル」だ! 「本丸」の下の「はす池」に、 カルガモの群れを発見、 久しぶりの鳥の写真が撮れた! 「はす池」の終わった辺りに、「弘前市古木名木」の一つである「根上がりイチョウ」を発見。 推定樹齢300年、 幹周5,38m、樹高約16m、 目を見張る巨木ではないが、 地上に露出した巨大な根と 桜のコラボに目を見張らせられた! もう午後7時、 公園散策に 約3時間も掛かってしまった! で、ホテルの近くのレストランで夕食を済ませ、女房殿をホテルに残し、ホテルで紹介された「カラオケスナック」にリュウちゃん一人で出掛けたのです。 旅行先で 地元のカラオケスナックにフラっと立ち寄り、 地元に因んだ歌を歌うのが リュウちゃんの生き甲斐の一つ。 ましてや好きな歌の多い津軽のスナック、 期待が膨らむ! 紹介されたスナックには、既に4~5人の先客が来ていたのですが、一見したところ、誰も歌を歌っていませんでした。 よし、絶好のチャンス! スナックのカウンターのモニターの前に陣取り、以下のような地元に因む歌を中心に、ワンマンショーで歌ったのです(下記の歌の題名表記の所をクリックしますと、オリジナルの歌を聴く事が出来ますので、興味のある方はクリックして聴いて下さいね) <美空ひばり「リンゴ追分」> <原田悠里「津軽の花」> プファ~、ビールが旨い! 好きな津軽の歌を、 地元のスナックで歌いながら 飲むビールの味は格別だ! 結局、ビール中瓶3本を飲み、 ワンマンショーの歌は3 0曲ほど歌ってしまった! 翌日の4月25日、この日も朝から曇天でした(残念!) 実はリュウちゃん、24日の夕方までは、「25日はリンゴ園に行って、リンゴの花と岩木山のコラボを見よう」と思っていたのです。これは、原田悠里の「津軽の花」の歌詞に、<♪~リンゴも桜も一緒に咲いて~♪>というフレーズがありますので、「桜とリンゴの花は同時期に咲く」ものだと思い込んでいたからなのでした。 ところが、前日のスナックで、「津軽の花」を歌い終わったあと、スナックのママから、 「リンゴの花は、弘前では、桜と一緒には咲かないわよ、桜が散ってから、暫くして開花するの。今年のリンゴの花の開花は、多分5月中旬頃ね」 とのこと、 アチャ~、リンゴの花はまだ蕾、 残念!歌詞に騙された! ということで、リンゴ園訪問は諦め、公園に付設されている「弘前城植物園」に行ってみたのです。 午前9時少し過ぎ、植物園に入園、 以下に、植物園の案内図を貼り付けます。図の文字が小さくて分かりにくいのですが、図の中央上部にある「さくらの園」から、時計回りに園を一周したのです。 おお! 「さくらの園」の枝垂れ桜、 完全に「見頃だ! 以下は印象に残った一本桜です。 <シダレヤマザクラ> <湖上の舞> <品種名不詳> 「さくらの園」の近くに「リンゴ品種園」がありました。 案の定、リンゴの木は、 まだ蕾も確認出来ない。 しかし、1種だけ、開花していたリンゴの木がありました。 下記の「ヒメリンゴ」です。 リンゴの木は、 実の小さいヒメリンゴから 先に花が咲くのだ!? 以下に、植物園に咲く花で印象に残ったものを幾つかアップします。 <スノーフレーク> <ニワウメ> <シャクナゲヨシノ> 正午少し前に植物園を後にしてホテルに戻りチェックアウト、弘前駅前の和食店で昼食、 プファ~、ビールが旨い! 3日間に渡る函館・弘前の桜行脚、 かなり充実した旅になった! 駅前のミスドで暫し休憩の後、シャトルバスで青森空港に向かいました(弘前駅から青森空港までは、シャトルバスで、70分掛かるのです) 午後4時、青森空港に到着、 空港の展望台から岩木山が見えるようなので、展望台に登ってみましたが、残念ながら岩木山は厚い雲に覆われていて、山頂を見ることは出来ませんでした(残念!) 午後5時30分発の伊丹空港行きの飛行機に搭乗し、午後7時10分に無事、伊丹空港に到着したのです(やれやれ!) 本ブログ最後の写真は、飛行機の窓から観た風景です。 青森から富山県辺りまでは、 下界は厚い雲に覆われていたが、 富山県上空辺りから、 北アルプスの峰々が見え始めた。 反対側の座席からは、 富士山の頂きが観られたようだ。 今度青森から伊丹に戻る機会があれば、 進行方向の左側の座席を予約しよう!
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