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カテゴリ:大和葛城山のヤマツツジ
葛城山頂朱に燃ゆ! 一目百万本のヤマツツジ、 今、満開! 5月10日、約10年ぶりに女房殿の運転する車の助手席にのって、「大和葛城山のヤマツツジ」を観に行ってきました。 全国屈指の「ヤマツツジの群生地」として知られている「葛城山」は、奈良県と大阪府の境にある「金剛山地」の主峰の一つで、標高959,2mの山です(主峰は葛城山と隣り合っている標高1125mの金剛山です) 葛城山の山頂付近は「葛城高原」と呼ばれ、5月には高原を覆い尽くすように数万本ヤマツツジが咲き、大勢の観光客で賑わうのです。 午前9時に家を出発、午前10時少し前、「葛城山ロープウェイ」の発着駅の近くの駐車場に到着、 以前はロープウェイに乗るのに、 1時間位駅前で並んだが、 今回は20分待ちで ロープウェイに乗れた! ロープウェイに乗って、約6分で「葛城山上駅」に到着、ここから上り坂の山道を15分位登っていきますと、ヤマツツジの群生している「葛城山自然ツツジ園」に到着するのです。 ツツジ園への途上の途中に、奈良県側を見下ろせる「展望所」があります。 「展望所」で早速一服、 眼下の靄の中に、 畝傍山と耳成(みみなし)山を 見ることが出来た! (上の写真の右手中央が「畝傍山」左中央が「耳成山」、「畝傍山」と「耳成山」の真ん中奥に「天の香久山」があります) ツツジ園に行く前に山頂に立ち寄りました。 山頂からは、大阪側が見渡せるのですが、本日は靄が濃く立ち込めていましたので、 写真を撮るのは諦めたのです。 山頂から、ツツジ園に向かいます。 前方に「金剛山地」の主峰、「金剛山」が迫ってきました。 「金剛山」の手前の谷底が「葛城山自然ツツジ園」です。 おお! ツツジ園は満開だ! 正に「葛城山頂朱に燃ゆ」だ! 深い青緑の金剛山と 朱いやツツジの見事なコントラスト、 この時期の 葛城高原でしか見られない絶景だ! もうお昼時、お腹が空いた! で、山頂にある「葛城高原ロッジ」で昼食、 プファ~、ビールが旨い! ツツジ天国のど真ん中で飲むビール、 格別の味なのだ! 昼食を終え、谷底へ続く「ダイアモンド・トレイル」を下って行きます。 下り道の途上は 巨大なヤマツツジで覆われている! 途上からの眺めも絶景だ! <「葛城高原自然ヤマツツジ園」について> ★「葛城高原自然ヤマツツジ園」は、標高1125mの「金剛山」に接する葛城山の約15万平方メートルの南斜面に、数万本の自然発生したヤマツツジの咲く楽園です。 ★昭和40年頃、この地は一面に「熊笹」が生い茂る「熊笹の群生地」だったのですが、昭和44年頃、ここの熊笹が一斉に花を咲かせ、結果、ここの熊笹は殆ど枯れてしまいました(熊笹が花を咲かすのは、100年に一度位しかない珍しい現象です。花が咲いた熊笹は、まもなく枯れてしまうようです) (「熊笹の花」:この写真はネットからお借りしました) ★熊笹が生い茂っている頃には、脇役に過ぎなかったヤマツツジは、熊笹が枯れたことにより葛城高原の主役に躍り出ました。今では、「一目百万本」のヤマツツジの群生地として、シーズンには多くの見物客で賑わうようになりました。 ★「葛城高原のヤマツツジ」は、このように、人が植えたものではなく、自然発生した花ですので、現在でも、新しい苗木を人の手で植え付けたり、選定したりすることはないのです。 人の手が入るのは、年に2回程、ツツジの根本の熊笹を刈り取る事と、山道の整備だけなのです。 ―閑話休題~ 谷底に到着、以下の写真は谷底から見上げたヤマツツジです。 見下ろしても良し、 見上げても良し、 ここはヤマツツジの楽園なのだ! 暫し谷底からの景観を楽しみ。谷底左手の斜め上に延びる山道を登って、帰路に着きました。 この山道の途上からの眺め、 リュウちゃんの一番好きな ビュースポットなのだ! 帰路の途中、當麻寺参道の入口にある「中将餅本舗」に立ち寄り、8個入りの「中将餅」を購入、家に帰って、「おやつタイム」に食べたのです。 プファ~、中将餅が旨い! 葛城山登山のお土産は、 中将餅がベストなのだ!
(中将餅:伊勢名物「赤福」に形が似ている草餅なのです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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