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カテゴリ:BikeTrial
先週の続きで、MTBのメンテナンスです。
今回はチェーンを短く詰めます。 チェーンはコマが沢山つながっているものですから、このコマを少なくするという事になります。 短くすると言ってもどのくらいが適切な長さかわかりませ~ん。 やっぱりショップで確認します。 フロントがアウター、リアがインナー(一番軽いギア)の状態でリアディレーラー(後ろの変速機)が地面と垂直くらいが良いそうです。 ただ、ショップはロードレーサー専門店なのでトライアルでは違うかもしれません。(笑) 整備前はこんな感じです。 先週、フロントのアウターのスプロケットを取り外してしまったので、チェーンはたるみ気味ですからディレーラーは斜めってます。 何だコレ? 今回使う道具で、シマノ純正のチェーンカッターです。 カッターと言っても刃がついている理由ではありません。 チェーンのコマはピンで繋がっていますから、ピンを抜く道具=チェーンカッターという理由です。 チェーンの拡大写真です。 チェーンのコマがピンで繋がってますね~。 このピンをチェーンカッターで押し抜きます。 頑張って押し込むと・・・ なんとか貫通して、ピンが抜けました! チェーンカッターもやっぱりテコの原理を応用した道具です。 自転車の道具に限らず、工具ってテコの原理を応用したものがとても沢山ありますね~。 ご覧の通り「ぶら~ん」です。 さて、何コマ詰めましょうか。 ショップの理屈から言うと2コマか4コマくらいでしょうか。 本当は3コマ詰めたかったのですが、コマのオス・メスの関係上で偶数コマしか詰められません。 詰め過ぎちゃうとチェーンを買い直すことになっちゃいますから、慎重に2コマだけ詰める事にします。 さっきと同様にピンを抜いて2コマ分を切り離します。 2コマ外したので今度はチェーンを繋げます。 今度はさっきと逆にピンを刺します。 チェーンは薄さ別にいくつか種類があります。 10速用、9速用で薄さが違います。 私のは9速なのでピンも薄さに合わせた長さのものを使います。 規格としてはHGと呼ぶようです。 ここでもチェーンカッターを使ってピンを押し込みます。 押し込みました。 当然、あまりが反対側から出て来ますからポキっと折ります。 チェーンを無事に詰める事ができましたので、リアディレーラーの角度を確認します。 整備前と比べると垂直になったような気がします。 4コマ詰めても大丈夫だったかもしれません。 さっそく公園トライアル!と行きたいところですが本日は雨。 今度の晴れた休日に試乗してみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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