にーやんのカポエラの話
昨日は兵庫にある伊藤さんの家で鍋パーチーをしました。これまでに何回も伊藤さんの家の前までは行ったことはあったけど、おじゃまするのは初めてでした。参加者は伊藤さん、にーやん、ヒデ、マミ、僕でした。まずは、鍋を食べる前に伊藤さんが仕入れてくれた極上の牛肉をいただきました。伊藤さんが七輪を使って炭火で焼いてくれました。最高に美味しい!!柔らかくて、キパワーをかけるともう最高。伊藤さんは自分が食べるのもそっちのけで、僕たちが食べる肉をどんどん焼いてくれました。そして僕たちは焼けるのを待ち、焼きあがればすぐにいただきました。伊藤さんはまるで親鳥で、僕たちはエサを待つヒナのようでした。その後はこれまた伊藤さんが全部用意してくれた味噌鍋をいただきました。これがまた美味かった。肉も野菜もスープの味も。伊藤さんのサービス精神には本当に頭が下がります。お店でもそうですが、いつも僕たちを満足させてくれます。本当にありがたいことです。食後はにーやんのカポエラ話で盛り上がりました。カポエラでは余分な力は使ってはいけないそうです。実は力を入れない方が力が入っているよりも強いのだそうです。力むと負ける。力むと相手に悟られる。それは気持ちも同じこと。無になることが大切なのです。気持ちが揺れたり、力が入ると必ず負けます。すぐに動揺する人は力みやすい。今日のにーやんのカポエラ話は、師匠がいつも僕たちに話してくれることにつながります。防御は攻撃であり、攻撃は防御なのです。相対するものは実はなんでも同じベクトル上にあります。日常と☆を分ける必要もないのです。今、自分がとっている行動すべてが☆の意思であり、☆の意思は今自分がとっている行動なのです。力むとそのベクトルからはずれます。しかし、それでもなお心配はいらないでしょう。それすらも☆の意思による自分の行動です。また新しいベクトルのスタートです。タイミングです。だから、力んだ自分を卑下することもないし、後悔することも必要ありません。しかし、自覚は必要です。なんとなくでいいのです。答えはないのです。答えを探し始めたとき、力むのです。力むから苦しいのです。なんとなくの自覚でいいのです。すべてはタイミングです。しかし、自覚がないとタイミングをはずすかもしれません。だけど、それすらもタイミング。だから、表現しづらいのです。全てはつながっているというなんとなくの自覚でいいのです。でも、自覚できていると思った瞬間、それは自意識になります。とても微妙なラインです。だから、自覚し続けなければいけません。だから、預けなければなりません。ベクトルは足し合わせれば一本のまっすぐなベクトルになります。右にそれるということは、左にそれるということです。同じベクトル上にあります。両方必要です。人によってゴールがある場所は違います。人によって向かうべき方向は違います。止まること、何もしないことはいけません。成功も失敗も同じベクトル上にあります。しかし、止まっている人にはどちらもありません。止まることはただの点でしかありません。つなげなければなりません。動き、変化し続けなければいけません。宇宙の意識は止まりません。だから、自分の意識もとまってはいけません。力まず動く。動中の静。心穏やかでがむしゃらに一生懸命。諸行無常。その中でタイミングをつかむ。今日はカポエラの話からこんなことを考えました。