オダチカの戯言日記

今回の一連の騒動はさすがの親中派の方々も中国を擁護することが出来ないようです。
なので、おっかなビックリではあれ、中国を批判する方が多勢を締めているようです。

しかし、それでもやはり、「日本が悪い！」と言って憚らない方がいらっしゃいます。

Genの日記さん


＞新聞では一面に大きく「中国謝罪せず」（毎日新聞）などと、さも謝罪することが当然であるかのように書いている。

ﾎｲｯ(　･∀･)つ　【ウィーン条約】

警官隊がいたのに、投石やペットボトルの投げ込みを止めさせず、ほとんど傍観。
デモ（暴動）が起こるのを未然に察知していながら、かくたる防止策を取らなかったからこそ日本も語気を強めて批判しているんでしょう。
マッチーも言ってたけど、三週も暴動が続いているのは異常です。


＞「教科書問題」

今回の暴動の原因の一つに「教科書問題」を上げる人がいます。
あんな教科書が検定をパスしたのが悪い、と。
しかし、ちょっと待って欲しい。

日本の教科書は　国　定　教　科　書　ではありませんよ？

明らかな誇張や事実誤認ならばともかく、認識が違う。日本視点に立っているからといって「出版差し止め」なんて出来るわけがありません。
どこかの国と違って国定教科書ではないのですから。
だから、日本政府や領事館に抗議をしても教科書が差し止められるわけではありません。
（昔ならそういうこともあったのですが、さすがに今はないと思います）



「教科書問題」を何とかしろと仰るってことは、日本は国定教科書を持つべきだというご考えなのでしょうか？
それとも、日中友好のためになら、多少の言論弾圧など仕方ないという考えなのでしょうか。

どっちなんでしょうね。

そもそも。
あの暴動を起こしている人たちはと「作る会」の教科書を読んでいるのでしょうか。
まさか、読まずに暴動に起こしてないですよね（笑）
暴動の原因の一つらしいですから、それはもう、丁寧に読み込んでいるのですよね（苦笑）


＞「小泉の靖国参拝」

どの国にも自国民を慰霊、追悼する権利、自由があります。
日本を縦断爆撃で一般市民を殺した米兵などもアーリントン墓地に埋葬されてますが、そこに米大統領が行くのは当然のことだと思います。

歴史や為政者に関する批評は多いに結構。しかし、それと慰霊追悼は別個のものだと思います。


＞さらに、日本国内で日中学院に金属弾が打ち込まれたり、大使公邸にペンキを塗られたり、爆発物を仕掛けたという電話がかかったりしている。

あなたは、日本の言動が今回の暴動に繋がった。日本政府のせいだ。
と仰りたかったようですが、ならば。
それらの被害も、中国政府の責任ではありませんか（苦笑）。
中国のあの不遜な言動がそのような嫌がらせに繋がったのです。
あなたは中国を批判していてください。


もっとも、私はそれらの嫌がらせには断固した処置と再発防止を徹底させるべきだと思います。許されるべきことではありません。便乗犯でしょうが、抗議するなら正攻法でやってほしいものです。

＞中国側に謝罪を求めるなら日本側も謝罪しなければならないのではないか。

武外務次官は「町村外相が謝ったのは在日中国機関への暴力行為などに対するもの。歴史問題に対してではない」と不満を示した。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050418AT2M1800L18042005.html


村田委員長は「わが国は、公館などをきちんと警備して保護する義務がある」と指摘。「警備は大変だが、在日中国人に万が一のことがないように今後とも警備を徹底させたい」と述べた
http://www.chunichi.co.jp/00/detail/20050419/fls_____detail__027.shtml

マッチーはどうやら謝罪したようですよ。

＞規模の大小を言うのであればそれこそ五十歩百歩である。

・・・？
規模は大事ですよ！
日本だって領事館にペンキかけられた程度では抗議や謝罪要求などしなかったでしょう。
数人がペットボトルを投げ込んだ程度でも同様です。
大規模でおまけに警官隊がいるのにも関わらず、身の危険を感じるような暴動に発展したからこそ日本政府が全面に「ちょっとまったぁ！」と出てきたのです。
規模の大小を抜きには考えられません。


とにかく、
この暴動に関して、「プロ市民」の方の動向が見えにくいです。
あれほどまでに在日外国人の権利と安全を主張されている方々なのに、在外邦人はスルーですか、そうですか。
どうやらプロ市民の博愛精神は国内限定のようです。
悲しいことです。こういう人間こそまさに「心無い人」というのではないでしょうか。
博愛主義で外国人の権利にお熱を上げるのもいいですが、少しは日本や日本人を愛してほしいです（´･ω･｀）
いや、愛さなくてもいいので、とりあえず何でも日本批判しとけ！という岡田代表みたいなノリはやめてほしいですね。