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オダチカの戯言日記

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2005年04月26日
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テーマ:ニュース(100174)
カテゴリ:その他
まず、尼崎の列車脱線事故によって、亡くなられた方の冥福と、ケガを負った方の少しでも早い回復を祈っております。

JR史上最悪ともなってしまた今回の列車事故。
私が書いている段階で犠牲者数73人となってしまいました。恐らくこれからもっと増えることでしょう。
亡くなった方やご遺族に対してはもはや言葉もありません。
朝、今まで通りに普通に会社や学校に行っていた親しい人が数時間と絶たずに変わり果てた姿で帰ってくる。想像するだけで胸が痛みます。

またケガを負われた方の精神的ケアをふくめてこれから問題山積みです。
とにかく、いまはまず、けが人の回復と、全ての犠牲者のご遺体がご遺族の元へ帰れるように祈るばかりです。

「日本の鉄道は安全」というイメージがあるのか、今回の鉄道事故について海外メディアも取り上げているようです。
確かにあの過密ダイヤをうまく運用し、事故がほとんど起きていないのですから、一概に「日本の鉄道技術への信頼」が揺らいだというわけではないと思います。
(JR西日本についての信頼はともかくとして)
ただ事故が起こるたびに思うのですが、どんなに技術が進歩しても結局その技術を使うのは人間なわけで、「絶対大丈夫」ということはないのだなとそう改めて思わされます。

どれか一つの要因で起こった事故というよりは複合的な要素が強いんでしょうかね。
鉄道無知なんで詳細については分からないのですが。

テレビに出てくる専門家の中には「置石だけでは脱線は起こらない」と言っていましたが、置石でも脱線事故は起こるようです。
1980年2月20日 京阪電車で置石脱線事故が起こり、負傷者104名を出しています。
ただこのときはその置石がコンクリート蓋だったのでこのような事故につながった模様です。(これは置石とは呼ばないって?^^;
今回の場合はさすがにそこまで大きな置石は存在しないでしょう。多分。
発表を信じれば置石自体はあったと思いますが、それが故意に乗せられたものなのか、電車がはねたものなのか調査が待たれるとこですね。

「置石だけ」で脱線事故が起きたとは思わないんですけど、この事故、様々な「人為的な不運」が重なっておきた気がします。


予定時刻より遅れてたので→遅れを取り戻すためにスピードを出したまま(古いATSだったので)→カーブにつこっみ→ブレーキをかけたがかける位置が悪く→そこに置石があり→体勢を崩し横転した


TVに流れる情報を総合するとこんなイメージが浮かびます。
事故発生直前、運転手は車掌のコールにまったく無反応だったらしいので、もしかして病気でも発症したのか?という疑いもありますし。
とにかく一刻も早く事故の究明をしてほしいですね。

それにしても、JR西日本の「オーバーラン」隠しは何て言っていいのか分からないです。車掌と運転手が口裏合わせしたようですが、これは社長、会長の引責辞任は避けられないかもしれないですね。
JR史上最悪の事故を起こしてしまった上に、この不祥事(?)ですからね。
というかこの運転手何度も訓告、厳重注意を受けていたみたいですが・・・

運転士さんってそんなに何度も訓告処分って受けるもんなんですか?

もし「普通は受けない」ものなのだとしたら、そういう人に適正があると判断し運転士を
続けさせていたJR西日本の責任問題というのも出てくるでしょうね~

ただ、今、ここで責任追及をするよりも、彼らには今は被害者救済と支援のために全力を尽くしてもらってその後で、責任を追及したほうがいいと思います。
責任追及だの、辞任だのとそれに追われる時期ではないと思います、今は。なので、後でたっぷり責任問題と事故究明のために責めたてて下さい>マスコミ

ただ、
少なくとも会見途中の社長に罵声を浴びせるのは責任追及とは別物だと思います。

■2005年4月25日 JR西日本事故直後の記者会見 音声のみ
http://49uper.com:8080/html/img-s/55422.mp3

JR西日本「…お答えしたいと思います。」

記者「車とどんな風にぶつかっているかなんでわからないんですか? 少なくともJRはどういう情報持ってられるんですか!?」

JR西日本「現時点ではですね、脱線をしたということ、その原因については、現時点では確認できていないと、いうことであります。」

記者「んなことないやろ!……人が死んでんねんでー!」

JR西日本「現時点では申し訳ございませんが確認できておりません。」

記者「あかん、そんなん説明になってない!」



これじゃヤクザのイチャモンです。

この会見は事故直後の会見です。(ということは大一回目の会見である可能性が大です)
記者が「車と衝突」と言っていることも分かるとおり、情報が二転、三転どころか、「車と衝突し脱線」がさも事実のように伝えられていた時刻です。
なので、記者はもちろん、JR西日本、警察、誰一人として正確な情報を掴んではいなかった時間帯なのです。
だからJR西日本が詳細について説明しきれない部分があるのは仕方ありません。あの時点では。

むろん。怒りはもっともであり、遺族が罵声を浴びせるのは当然のことなのですが、記者までもが怒りの感情に身をまかせてどうするんですか。
雪印社長の「私は寝てないんだ!」に、「私も寝てませんよ!」と切り替えしたあの記者はGJだと思うのですが、今回は怒るシーンべきシーンではないと感じます。

では最後にこのニュースを。

22時間ぶり救出の大学生 閉じこめられた車内で点滴、命つなぐ
兵庫県伊丹市瑞穂町1丁目の同志社大2年林浩輝さん(19)が助け出されたのは、午前7時8分。
救出直前、消防のレスキュー隊員や救命救急隊員の「元気出せ」との励ましに、
林さんは手を握りかえし、「わかった」と答えたという。閉じこめられた状態の中で、
医師から点滴を受け、命をつないでいた。
(中略)
林さんは閉じこめられた車両の中から、携帯電話で家族と連絡をとり続けた。
しかし、25日午後4時半すぎに「もうあかん」と言って、電話は切れたという。「中におるんですけど」。
連絡を受けた家族や知人が25日夕方、黄色いテープで仕切られた現場を訪ねていた。
(中略)
林さんが救出される約4時間半前には、同じ先頭車両にいた伊丹市の近畿大1年、山下亮輔さん(18)が助け出された。山下さんの上や横には、息絶えた乗客の遺体が折り重なるような状態になっていた。
1両目の車両からの必死の救出活動は、夜を徹して続けられた。だが、午前0時すぎに同県西宮市の大下裕子さん(46)、午前3時前に山下さん、午前7時すぎに林さんが助け出された後は、生存者の情報が途絶えた。

http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1114492941/

この「携帯電話で親に安否を伝えた被害者」の存在は知っていましたが、その後どうなったのか分からなかったので、これ見て不覚ながら涙してしまいました。
良かった無事だったのですか・・
林さん、山下さんと、事故発生から時間が経っているのに生存している被害者がいるのですからまだまだ諦めません!
震災後二週間近く生きていた人もいるんですから!まだ、諦めちゃいけないんです!
まだ救出活動が続いているようですが、頑張ってほしいです。


追伸
JR西日本の広報?のお兄さんの雰囲気が相当やばかったです。
彼にも精神的ケアをする必要があるような気がします





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最終更新日  2005年04月26日 18時34分41秒
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