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カテゴリ:アウトドア
今年の8月 横浜市の最高気温は35.9℃を記録。
立ち止まっているだけでも、じっとりと汗ばむ暑さにも関わらず、行き交う人々の口元にはマスクが装着され、体内からの熱がその体感を更に上げている。 暑さを避けるための夏休みも例年に無く短縮され、海水浴場は閉鎖されたまま、、 異例尽くしの夏。 私達は人混みを避けて山奥にいました。 揺らめく水面にあっても、 透明度を感じさせる清流は冷たく、 入水する際には、思わず声を上げてしまう。 ゴーグルとシュノーケルを装着して潜水すると、 視覚だけではなく聴覚から得られる情報も一変する。 先程まで聞こえていた沢音は遮断され、 自らが発する吐息や掻き出した指の間から、水面へと上がる気泡が「コポコポ」と小気味良い音を立てる。 岩から落ちる水に気泡が混ざり、陽の光を反射して輝く様は何度見ても飽きないものだ。 頭の芯に染み込むような水の冷たさが、熱を携えた身体を冷やす。 制約の多くなった社会の煩わしさを洗い流すように何度も潜ってしまうのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/08/23 10:54:52 AM
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