たのしい☆くらし

　今日は親子３人グッタリである・・・。何故なら今日は息子の英会話教室、２度目の見学だったのだ。またもや友人宅へ車を置かせて頂き、小雨のぱらつく中、明日３ヶ月になる下の子を無理やり抱っこホルダーで縦抱っこして傘をさしながら向かう。到着時点で８０％疲労・・・。

　今日の先生はいつもと違う先生でもう１２年もやっているベテランらしい。ドア
が開いて先生に対面。メガネをかけたロングヘアのサバサバした感じの先生だ。明らかにもう一人の先生とはタイプも違うし「私はこの道１０年以上のベテラン。だから子供の英会話教育には自信も誇りもあります！！」というオーラが出まくりな感じだ。（ちなみにいつもの先生は新人らしい）

　特に「見学にいらっしゃったのですね～。」とかそういう前フリもなく、なんとなく親子３人「私らここにいていいのかな・・・・。」というよそ者感たっぷりででくのぼうのように他の子の様子をうかがう。息子に対してもほぼノーリアクションの先生にちょっと不安。

　「あの・・今日はよろしくお願いします・・・」と気弱な感じで赤ん坊を降ろし、授業を見守ることにした。

　他の子供たちは明らかに先週見学したクラスより真面目でよい子たち。息子に対しても優しく接してくれるお姉ちゃんたち。ただ２年もやってるわりには日本語で話すことが多いのが気になる。
　息子ははじめのうちはなんとか一緒にやっていたが、ワークブックの時はかなり戸惑っていた。まず先生は息子はあくまでも「ただの見学扱い」なのでサポートしてくれない。他の子のペース優先だ。まだ色も上手に塗れないどころか先生の指示のスピードについてゆけず・・・・。

　続いてのカードを使う場面ではうちの子は家からその教材を持参していなかったため、自分だけが持っていないことで泣き出してしまった。ゲームもやはりルールを完全に理解して４・５歳児と一緒にやるのは無理があるようだ。

　出席のスタンプを押すことさえもまだ上手くできない。スタンプのページがなかなか開けない息子。（まだ２回しか開いたことないので）しかし先生は「そこじゃないよ～」と言うだけだ。なんかちょっと意地悪？！それとも３歳になりたての能力を理解していない？とうとう他の子が見かねて開いてくれた。

　結局こんな感じであっという間に終了。先生はお母さんたちへの授業内容の伝達の時間に「今日は見学があったのでみんな興奮して進まなかった。」と言っていた。なんだか申し訳ない気持ちになってしまう。今日の分がいつものようにスムーズに進まなかったことにちょっとイライラしている先生の気分が伝わってきた。
　しかもうちの子が混じってよけいに・・・・。すみません・・・って感じだ。

　最初営業の人に「お宅のお子さんなら４・５歳と一緒で大丈夫」と言われて「本当に？迷惑かけるんじゃないですか？」と聞いたら「先生が上手にやりますから」と言われた。でもやっぱり絶対無理じゃん・・・・。などと回想しながら、疲労倍増。先生の「このクラスのペース乱されたくない」オーラもいっぱい浴びてかなりグッタリした。「このクラスは２年もやってるから、お子さんがついていけないとひけめを感じてしまうかも・・・」とも先生に言われた。

　私のみた限りでは英語のレベルは大差ないけれど、先生の指示やスピードについていけないのが問題という気がする。

　帰り道また息子に「どうする？先生と２人がいいかな・・・」と聞いてみた。すると「うん。でもメガネじゃない先生がいいよ。俺は・・・・。」と言った。
　うん。うん。やっぱりそーだよね～。と心の中で納得しながらも「なんで？」と再び聞いてみた。「俺あの先生嫌いなんだもん。」なーるほど・・・。

　というわけで結局しばらく元のとおりマンツーマンでしばらく勉強することになりそうである。こんなことなら今日無理して行かなきゃよかったよ・・・。いや、行ったからこそ決断できたのだ！と自分をなぐさめずにはいられないのであった。