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図書室カラ帰るトキ……
身体がうまく動かなかった いろんな教室カラ人が出てくるのを見て足がすくんでしまった 人の間を上手く避けて通るコトができずにぶつかリそうにもなった 全速力で走リ去リたいのに足が動いてくれない すごく怖かった すごく怖くて息が乱れ始めた 靴箱について急いで校門へ向かって走った((つもリ 校門カラ出てからがヒドかった 呼吸が乱れて泪が溢れだしそうになるのを堪えながら必死に学校カラ遠ざかった 必死に 明日ゎ朝カラちゃんと教室に行こうと思う 息が乱れようが泪が溢れようが発狂しそうになろうが気分が悪くなろうが逃げ出したくなろうが…… 朝から全授業が終り、帰リのホームルームが終わるまで絶対に教室にいる もうそうするしカ方法がないンだ ウチにゎ伝える手段がない きっと自分の口で伝えるなんてそんな大それたコトゎ出来ない 『引きこもリたい』 『人間なんて信じれない』 『過呼吸になったリして精神的にイカれてる』 なんて言えない 言ったとしても結果ゎ目に見えてるンだ 有無を言わさずに 『学校へ行け』 『おかしな行動をするな』 と大声で狂ったカのように怒鳴リ散らされる 下手したらボコボコにされてしまうかもしれない なにを夢見てたンだろう 引きこもリたいだなんて…… 不登校しようだなんて……… そんなんウチに出来るワケがない どうしたって力でネジ込められるんだ 反論の余地ゎない いつも反抗してるように見えるケドあいつらキレたら手をつけられないくらいになるんだ そんなコト口が裂けても言えないだろう 明日カラ普通になるんだ みんなと同じように朝学校に登校し、教室に向かい席につく そして当たり前のように授業に集中し、昼になったら昼飯を食う 更に掃除もちゃんとしてまた午後の授業を受ける それから部活に行き、部活をし、やっと下校 毎日それを繰り返せばいいだけのコト それこそ感情なんて捨ててしまえばいい 悲しいとか苦しいとか楽しいとか嬉しいとかそんなもの全て捨て去ってしまえばいい 必要ない みんなと同じように学校に通いちゃんと3年間を過ごし、卒業すればいいだけのコト そう “普通に” “同じように” “当たり前のように” すればいい なにも苦しまなくていい そうしとけばなにも言われない そうすれば“異物”でも“異端児”でもなくなる 普通の男子高校生となる それでいい 最後まで、死ぬまで演じきればいい 自分という人間を お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年01月11日 20時33分11秒
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