ミャンマー軍政、ＣＮＮ特派員に国外退去命令 ２度目
（ＣＮＮ） ミャンマー（ビルマ）軍事政権当局は２８日までに、国軍記念日の取材のため首都ネピドーに入っていた米ＣＮＮテレビのダン・リバース記者に対し国外退去を命じた。同記者はバンコク支局所属。
同記者は２００８年、ミャンマー南部を直撃した大規模サイクロン被害も取材、被災地の映像報道などが原因で国外退去させられたこともある。リバース記者は、今回の国外退去について、軍政が入国を禁止する記者の「ブラックリスト」に自らが含まれていたためと指摘している。
国軍記念日の取材のため記者ビザを入手出来たことについても、「困惑した」と振り返っている。ネピドーにも到着し、政府の迎賓館でも宿泊の手続きが出来たが、２６日に翌日に予定される軍事パレード取材のための登録を情報省で行った際、事態が急変。荷物をまとめることを指示され、車で最大都市ヤンゴンの国際空港に連れていかれ、航空機に乗せられたとしている。
記者ビザの入手については、バンコクのミャンマー大使館の手違いと推測している。
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